おすすめしたいシューズをゆるーく解説するシリーズ、第15弾です
この記事シリーズ、最近はどちらかというと書きたい事を書く、という感じになってるので、個人的にもだいぶ書きやすいです笑
値段も結構前から値下げされていますし、今回取り上げてみます
かかとがない異色のシューズ それがウェーブデュエルPRO
元々ウェーブデュエルは陸上系のランシューで、高反発プレートと薄底みたいな、ダッシュ、スプリント、駅伝みたいな所で活躍するシューズでした今もそうなんですが、見た目が明らかに他とは違うのが面白いシューズになってます
みればわかるんですが、かかと下のクッションがくりぬかれているのがウェーブデュエルPROの大きな特徴
一般的な歩行、ゆっくりめの走行になりやすいかかと接地→親指付近荷重で抜けていく形ではなく、基本はフォアフットな接地で走り抜けることを想定しているシューズです
普通に歩いたり、ゆっくり走ったりみたいなのは全くできないシューズなので、非常にピーキー
靴底もMTP関節部付近、蹴り出し、踏みつけ部が異様に横に広いのがわかります
接地点がこのMTP関節部付近になるので、ここの左右方向のぐらつき、ふらつきを最大限抑える仕様です
加えて地味なんですが、底の突起が前側は密集気味、MTP関節部は少し緩くしてることで、屈曲と反発のコントロールもしているのが面白い所です
後側は見ての通り、接地する気が殆ど無いような細い仕上がりなのが特徴
ラバーは一応、接触したときのためについてますが、実質無くても良いくらいの設計です
ちなみに内部にカーボン混のプレートが入っているので、この形と反発が維持される仕組みです
基本フォアフットで走ることを想定して設計しているウェーブデュエルPRO QTRですが、もう一つ面白いのは一本歯下駄的な動きでもあるということ
軸の位置的には2軸になるので、近い感覚だとTSUNEになってきます
TSUNEベースの2軸なので、矯正効果とまではいいませんが、少し感覚的には近くなってくるのが面白いウェーブデュエルPRO QTR
逆に1軸のGETTAのような動きが出来ないまま、この商品を買って使うと、ただただアキレス腱~脹脛の筋肉を超酷使するシューズになってしまうので、シューズ的には超上級者向けです
ただ、強制的にフォアフットでの接地と動きを余儀なくされるランニングシューズというのはこれくらいで、相当異色でもあるシューズ
走るのが遅い人なんかは、履くだけで無理矢理速く走らされるので、GETTAと一緒に使ってフォーム改善なんかは面白いと思います
まとめ
・かかとがないランニングシューズ
・強制的なフォアフット走行シューズ
・滅茶苦茶面白いけど滅茶苦茶難易度高いシューズ
ギミックは非常に面白いんですが、扱う難易度がベリーハードという、ピーキーなシューズです
個人的には、履ける人は履いてほしいシューズですが、自信がない人はやめといた方が無難という…笑
かなり面白いシューズであるのは間違いないので、我こそはという猛者は試してみて下さい笑
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