ナイキ ティエンポレジェンド10 AG 30th 限定モデル 解説

本日はナイキの新作スパイク、ティエンポレジェンド10 エリート AGの紹介、解説をしていきます

ティエンポシリーズの最新モデルで、人工皮革になって生まれ変わったのがレジェンド10


今回は30周年モデルのAG、人工芝用モデルを解説

早速機能性の詳細を見ていこうと思います
※アフィリエイト広告を含みます

 

アッパー前足部

まずアッパー素材にはFlyTouch Plusエンジニアードレザーを30周年記念モデルでも採用

天然皮革風の人工皮革アッパーが採用されています

レザーではなくなりましたが、レザーっぽい柔らかさに、表面はかなり強めのグリップ加工が施してあるのが特徴


通常版にあるようなマイクロドットはなくなっていますが、素材自体が滑りにくくなっている仕様

レザーっぽいソフトなタッチ感と、グリップ性のあるコントロール性を両立させた設計は変わらずです


また、アッパー自体は屈曲溝が多くデザインされているので、ベースは通常よりしっかりしている印象

グリップコーティングを強くした分、屈曲溝で緩和しているのかな？と感じました


ちなみに足型ベースは大きくは変わっていない印象で、ベースの部分はレジェンド9と近い印象

なので、感覚的には通常版や前作と近い感触で着用できる一足となっています

アッパー中足部

アッパー中足部以降もフライタッチプラス エンジニアードレザーを採用

シームレスなフィット感、タッチ感を生み出す設計となっています


インサイド面もグリップドットは無く、代わりにアッパー自体がグリップする印象

ボールコントロール性もしっかりと担保された仕上がり


また、甲部に関してはフライニットを通常版と同じように採用

フライニットの包み込むフィット感と、シューレースによる調整が可能な設計となっています


機能美は残しながら、デザイン的な要素も美しく仕上がっている30周年モデル

通常版から乗り換えやすいのも良いところだと感じました

アッパー後足部

アッパー後足部、かかとには一部アウトソール一体型のヒールカウンターが搭載

内部にはヒールカップも採用されており、 全体的な強度はやや柔らかめ


かかと内側は柔らかな起毛素材で、かかとは全体的に柔らかなクッションフォームを配置

分厚すぎず、薄すぎない、程よい柔らかさのあるフォームで、かかとを包み込む仕様は変わらずです


裏材に関しては起毛材、ニット材、テキスタイル材等、複数種類で構成しているのも特徴の一つ

フィット感やタッチ感、サポート性に配慮した設計になっているのは通常版と同じ

履き心地、タッチ感といった感覚の部分は少し変わるものの、ベースは同じ仕上がりとなっています


中底に関してはほとんど無い仕様で、アウトソールで強度を担保している設計

ナイキに関してはお馴染みの仕様が継続


インソールには表面に起毛材、裏面はシンプルなものを採用

程よいグリップ、クッションを感じられるインソールで、ここも基本的に通常版と同じような仕様です

アウトソール

アウトソールには通常版と同じ人工芝用ソールを搭載

FGソールと連動した形で設計されており、程よいグリップに仕上がっている設計です


特徴は円筒スタッドを採用することで、旋回性と貫入性を確保しているのが特徴

刺さりやすく、グリップしやすく、かつ抜けも良い仕上がりなのが特徴です

スタッドは比較的短めなので、人工芝であれば割とどこでも対応しやすい仕様


このソールとスタッド設計に加えて、反発や補強をリブで搭載

強度をしっかりと備えるための、凸リブ補強が目立つ仕様となっています


ファントムやマーキュリアルのAGとは違い、比較的状態の悪そうな人工芝にも対応しやすいのがレジェンドの良いところ

より汎用性の高い一足に仕上がっています

まとめ

特徴としては上記の3点が主な長所に成り得るスパイクです。
どのような選手に適しているかというと、
履き心地の良さはそのままに、人工皮革の良さも取り入れている今回のティエンポレジェンド10 エリート AG 30周年記念モデル

通常版からも乗り換えやすいので、ティエンポ好きは試してみてはいかがでしょうか

サッカーショップKAMOへはこちらからどうぞ

ナイキ公式へはこちらからどうぞ