アディダス F50 ELITE AG 解説

サッカースパイク 着用感想

本日はアディダスの最新スパイク、F50 ELITE AGの解説をしていきます。

復刻したF50、その人工芝用モデルとなる本作。


人工芝用モデルのソールも、専用ソールとなっているF50。

早速解説していきます。
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足型


足幅はE~2E程度とレギュラー幅、つま先周り高さ標準、甲標準程度となっています。

いつものアディダスのAG、FG系らしく、比較的平たい感じのアッパー。


サイズ感的にはいつものアディダスのサイズ感で、標準~やや大き目くらいのサイズ感。

極端に大きいことはないですが、小さいことは無いサイズ感となっています。


全体的には比較的しっかり目のアッパーで、薄さとサポート性、そこにフィット感が加わっている本作F50。

スピードを引き出す仕様が組み込まれた設計となっています。
・足幅はレギュラー幅、標準程度
・足型は人差し指が長いギリシャ型の方が好ましい
・サイズはアディダスらしいサイズ感。標準~やや大きめ

アッパー前足部


まずアッパー素材には人工皮革、ファイバータッチアッパーを新しく採用。

今作はとにかく薄さが顕著で、サポート性もしっかりとある印象です。


このファイバータッチアッパーに、スプリントウェブと呼ばれる3Dプリント加工を搭載。

昔からあったサポート材としての機能に、ボールグリップ機能を追加したサポート材が組み込まれています。


薄く、軽く、強いアッパーに仕上がっている、ファイバータッチアッパー×スプリントウェブ。

F50らしい、スピード感のあるアッパーに仕上がっています。
・軽くサポート性のあるファイバータッチアッパー
・タッチをアシストするスプリントウェブ

アッパー中足部


アッパー中足部以降も同じく、ファイバータッチアッパーを採用。

内部にはコンプレッション フィットトンネルシュータンが採用されています。


コンプレッション フィットトンネルシュータンは、内部が繋がっているタイプのシュータン。

今までこのタイプは、足への圧迫感が出ることもあり、人によって合う合わないがはっきりしてきました。


しかし、今作ではかなり薄く柔らかく、伸縮性のある設計に変更。

必要なサイド部分だけ、少し補強をかけています。

フィット感の良さだけをうまくとりだした、そんなシュータンです。


また、アッパーの基本的な構成は前足部と同じですが。

裏材の関係上、更に薄くなっているのが特徴。

代わりにスプリントウェブでの補強が更に、適切に入っています。


トンネル型のシュータンが今回特徴となっているF50。

これが嫌な選手も少ないと思いますが、嫌な場合はレースレスモデルの方が良いかもしれません。
・フィット感を高めるコンプレッション フィットトンネルシュータン仕様

アッパー後足部


アッパー後足部、かかとには強度のあるヒールカウンターが搭載。

履き心地良く、しっかりとサポート性もあるかかとに仕上がっています。


かかと内側は柔らかな起毛素材で、かかと上部に柔らかなクッションフォームを配置。

必要な部分に必要なクッションを配置しており、履き心地良く設計されています。


また、かかとの感触としては、やや丸めのかかとの方がフィットするような印象を受ける仕様。

しっかりとかかと周りをホールドする仕様となっています。


中底に関しては今まで通り、前足部のみのボードを採用。

また、裏材はファイバータッチアッパーが割とダイレクト目に感じられるような仕上がりとなっています。


そしてインソールには表面に起毛材を用いたコンフォートインソールを搭載。

スピードタイプの軽量インソールも同梱されているようです。
・エクスターナルヒールカウンターの強度
・ホールド感高いかかとの設計
・インソールは2種類同梱

アウトソール


アウトソールには人工芝、天然芝兼用のAGソールを搭載。

FGモデルのような反発というより、軽さとグリップ性にこだわった仕上がりです。


基本的には円柱スタッドベースで、抜けよくグリップ高い設計が特徴。

加えて、サークル上に配置したスタッドで、グリップ力と旋回性を両立。


また、中足部はある程度ねじれを許容した仕上がりで、軽さを重視した設計。

程よい反発と、素足感覚、軽量性が特徴のソールとなっています。


かかとには円柱スタッドが採用され、こちらもグリップと旋回性を両立させた仕様。

人工芝で使えるように、引っ掛かりすぎないけどグリップ強い、そんな感じになっています。


今までのFGモデルをちょこっと変えたAGではなく、別物となっている今回のAGモデル。

天然芝でも使えるという表記がついてるので、FGかAGかどちらを選ぶか悩みどころですね。
・軽量性に優れたAGソール
・高いグリップ性を発揮

まとめ

・薄くサポートのあるファイバータッチアッパー
・足を包み込むトンネルシュータン
・天然芝、人工芝兼用のAGソール
新しくなったF50 ELITE AGのスペックは以上となります。

久々のF50の復活なので、これはアディダス好き、F50好きなら買っておきたいですね。

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コメント

  1. 朴ソラ より:

    コメント失礼します。
    いつも拝見させていただいております。
    新作f50について質問なのですが
    ①HGJAPANとAGトップモデルの両方26.5センチを試着したのですがHGモデルの方は問題なく履けたのですがAGモデルの方は足首周りが緩い感じがして、人差し指が一本入るくらいの窪みができてしまいました。なにか構造に違いがあったら教えて欲しいです。
    ②Xスピードポータル、クレイジーファストと履いてきたのですが両者ともAGソールの突き上げ感が強く、HGモデルを履いていました。今回のAGソールは円型スタッドも多くスタッド数も多いと思うのですが突き上げ感などのレビューも意見としてお伺いしたいです。

    • 0014 0014 より:

      いつもありがとうございます!
      ①については、足型の違いになります。
      足型が違うことで、アッパーパターン(裁断)が変わるので、履き口が長かったり広かったりする&素材が硬いとなりやすいです。
      仰る通りの感覚が僕自身もあります。
      ②どういうシーン、動きでどこのスタッドが痛いかにもよるのですが、今作も基本的にHGを選んだ方が良いと思います。

      • 朴ソラ より:

        返信ありがとうございます。
        ②の突き上げ感に関してはスピードポータルは普段より0.5センチ小さいモデル(普段人差し指一つ分開けて履いているので足長で言うと適正サイズ)を履いていた影響もあってなのか、特に動作に限らずある程度の時間履くと突き上げ感を感じるような感じでした。
        これは足に合わないという今作でもHGモデルにした方がよろしいでしょうか。

        • 0014 0014 より:

          足裏全てが痛いというのであれば、突き上げ以外も考慮する必要があるように思います。
          HGの方が無難だとは思います。

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