F50 ADIZERO TRX HG & LEA Trx HG 比較してみた。

今回も前々回に続いてF50の方を特集していきます(^^)v

自分はF50 trx HG を持っており、なおかつLEA verも試し履きしたことがあるので、ある程度しっかりいきます(^_^)








↑これが使う前の自分のです。



コンセプトはスピードですが、通常とLEAでは私的には若干違ってくると思います。
通常verは生粋のスピード系スパイク、LEAverはフィット感重視系の派生のような感じがします(フィット+スピードです。)


では、ゆるりとみていこうかと思います(^_^)




まず、アッパーですが、通常verにはスプリントスキン(極薄一枚人工皮革)



LEAverにはゴレオレザーを使っています。






通常verでは、スピードを突き詰める為に、横ブレ防止のTPUボトムフレーム(アッパーとソールの接着面の周囲を囲っており、剥がれ防止効果もあります)
と、TPUサポートバンド(アッパー内部)が装備されています。
この２つで極薄アッパーの脆さをカバーしようとしています。

HGソールなら問題は無かったですが、SGソール位強いグリップ力で急激なターン、カットをすると靴内部で足が横ブレしました。





対して、LEAverにはそういったものはなく、伸び防止のステッチが多めに入っているだけです。
あくまでフィット感重視系スパイクのアッパーです。
個人的にはTPUサポートバンド位あっても良い気がするんですがね(笑)



このアッパーの差違によって、二者の差違化を図っています。
個人的には
通常verは
軽くて脆いマーキュリアル、
LEAverは
軽くて機動力のあるモレリア2
と思えばしっくりくる気がします。






タンにはどちらもショートタンを採用しており、ばたつくことはありません。



が、タンのデザインである突起が個人的には変な感じです。
しかし、LEA ver ではその部分もゴレオレザーですので、試し履きの時にはいたって快適そうでした。



ちなみに、横幅は標準～やや広め、甲は標準位です。
私のように足幅が狭い人なら、LEA ver はワンサイズダウンでもギリギリいけそうです。
24.5cmを履かさせて頂いたのですが、伸びれば大丈夫な気がするくらいのピッチリフィットでした。
(私は普段なら25.0cmです。)

ただ、ゴレオレザー自体はカンガルー程の柔軟性を持ち合わせていないので(どちらかというと、柔らかい牛革か、山羊革)
過信は禁物です。







ヒールカウンターは外付けで、簡略化されたものがついています。
満足出来るレベルではありませんが、無理な動きさえしなければ大丈夫です。
ヒール内部はクッション性０ですので靴擦れは必至です(笑)
試し履きはちゃんとしましょう。





アウトソールにはスプリントフレームを使っており、シャンク部分には3Dバーを使うことで捻れ防止、シャンク強度UPを実現しています。



シャンク性能という部分ではマーキュリアルヴェイパー7HG-Vや、ミラクル2にやや負けぎみですが(ソール自体薄い為)、軽さがある分、こちらの方が土グランドでは良いと個人的には思います。



また、ポイントにトライアングルスタッドを使っており、グリップ力は強力です。
引っ掛かり過ぎないけれども良いグリップ力を発揮してくれるいいポイントです。
対応グランドは人工芝、土です。





インソールが二種類ついており、穴あき加工のライトverと滑りにくくクッション性が少しあるコンフォートverがあります。

コンフォートを使えば、ある程度横ブレ防止にはなります。




重量は26.0cmで160g程度、超軽量です。

ここで問題なのがキック力です。
軽すぎる為、キック力が弱くなるという意見があります。
個人的には足の振り抜きを速くすれば良いと思います。
振り子の先が重ければ(足先)たしかに物にぶつかれば大きな衝撃を与えれます。
しかし、足は振り子ではなく根元から動かす事が出来るので、素早く振り抜けばキック力はあまり変わらないと思います(^_^)

足にフィットしていれば、後は自分の足のパワーが問題なだけです(笑)

一応、ラグビーボールでは他のスパイクとおんなじように蹴れましたよ♪
ただ、特別飛ぶことは無かったです。




ではでは(^-^)/