まだまだ情報が少ないのでなかなかつっこみにくくはありますが、ガンガンつっこんでいこうかと思いますf(^^;(笑)
ちなみに読みにくい文章なので、内容を簡単に知りたい方は最後に簡単にまとめていますのでそっちを見てください(笑)
NIKEの新サイロ、マジスタ。
今回、マジスタの登場によってサイロは、
(スピード)
マーキュリアルヴェイパー9
(アジリティ)
ハイパーヴェノムファントム
(ボールタッチ)
ティエンポレジェンド5
(ボールコントロール)
CTR360マエストリ3
でしたが、CTRと入れ替わることで、
(ボールコントロール&アジリティ)
マジスタ
が入る訳です。
これと関連して、また商品に対して疑問に思ったのは、
1.コンセプトがHVPと若干被るというのはどうなのか。
2.ボールコントロールというコンセプトが薄れているのはいいのか。
3.そもそもコンセプトはボールコントロール&アジリティなのか。
4.ニットの耐久性、耐水性はどうなのか。
の四点です。
まず1。
アジリティ部分がHVPとマジスタで被っています。
アウトソールの形状こそHVPの方がアジリティ的要素の強いものとなってはいますが、アッパーに関してはどっこいどっこい、もしかするとNIKE LIKE FIT(ミッドカット構造)を採用している分マジスタの方が有利かも知れません。
ここで、簡単にアジリティ系スパイクに必要な要素とコントロール系スパイクに必要な要素を書き出しておくと、
『アジリティ』
アッパー=ホールド性強
アウトソール=前足部柔らかで屈曲性抜群、中足部以降は高反発シャンクパーツ等々搭載
『コントロール』
アッパー=レザーの柔らかさ&表面加工(テクスチャー、パッド等々)
アウトソール=柔らか、屈曲性抜群
となります。
HVPはアッパー内側にダイナミックフットサポートゲージを搭載し、アウトソールには縦方向へのフレックスとナイロンシャーシプレートによる高反発シャンクパーツを装備しています。
一方、マジスタは足首までサポートされているNIKE LIKE FIT構造を搭載、アウトソールは縦方向フレックスはないものの、ナイロンシャーシプレートによる高反発シャンクパーツは搭載しています。
はっきしいって、個人的には今までのCTR360路線の方が良かったように思います。
特に一番いけないのはミッドカット構造。
本来、ミッドカットやハイカットの構造というのは足首を守るものです。
足首の動きが制限されるものの捻挫を起こしたりしにくくしたり、足を横にブレにくくしたり、直接的なダメージ(スライディング等)を軽減する効果があります。
だから、ストリアル361等のキレ特化や、リーサルスナイパーといったセイフティを追求したモデルには搭載されてもおかしくはありません。
(アジリティ系は難しいです。ホールド性が高まるミッドカットはキレという点においては必要ですが、足首の可動を妨げる=足の自由な動きを阻害する=柔らかな動きが出来ない、となると不必要です。)
ですが、今回のマジスタの場合だと、あのNIKE LIKE FIT構造の素材が柔らかくフィットしやすいものであればあるほどミッドカットにする意味が失われ、逆にホールド性が強いものにしてしまうと足首の動きが阻害され、ボールコントロールやボールタッチのプレー、ランニングにも制限がかかってきます。
結論1
コントロール系、アジリティ系どちらにしてもミッドカット構造はいらない。
次に2。
CTR360の時に見られたようなコントロールパッドやテクスチャーが無くなっています。
いくらFlyKnitに特殊な加工を施してドリブル、シュート、パス等の精度が向上していようが、視覚的に見えない為、消費者にとってはわかりにくいです。
ここは今後の宣伝広告の方法によるとは思います。
このまま出しても視覚の印象的にパッとコントロール系スパイクとは思えるかどうか微妙な所ですが、例えば横にポップをつけて、CTRの写真を載せて比較情報を提供すればいいかもしれませんね。
また、コントロール系のスパイクというのは厳密にいうとCTRしか無かったわけですが、それを薄れさせてしまうのはかなり危ないかと思います。
他社製品は、
LZ=パワー&コントロール
キング=クラシカル&素足コントロール
SSW=ドリブルコントロール
ストリアル=キレ&コントロール
となっており、イメージはパワー、クラシカル、ドリブル、キレに+コントロールという感じなので、純粋にコントロールだけを意識したのはCTRのみだった訳です。
(CTR360マエストリ3 FGは若干アジリティ入ってきてますが)
だから、コントロール機能は大々的に広告するべきだと思います。
結論2
コントロール系の要素がパッと見てわかりにくい。売りになるからプッシュするべき。
そして3。
これはアッパーに関しては記載されていますし、アウトソールはアジリード&HVP FGのアウトソールでも見てもらえれば分かりやすいかと思います。
結論3
コントロール&アジリティ系なのはほぼ明白。
最後に4。
ニットだと確実に耐水性は低いと思われます。
その為にNIKE SKINを配置したそうですが…いや、普通に雨天時は無理だと思います(笑)
耐久性も言わずもがな、恐らく低い、もしくは高くないでしょう。
日本のHGモデルや、テイクダウンモデルのアッパー素材、アウトソール形状が気になりますね。
まぁ、ニットじゃなくなってる気がします(笑)
結論4
ニット素材は必ずしもメリットばかりではない。
まぁ、思ったことを纏めずに書いたので物凄くごちゃごちゃしてますが…ほぼ読ます気0の文なのでご容赦願います(笑)
読みやすいようにまとめて簡単に言いたいことだけ書くと、
ニット素材のメリットは薄く、ミッドカット構造は適していない。ボールコントロールというコンセプトも薄まりがちだし、正直微妙な感じが漂ってる(笑)
まぁ、実物履いてみないとわからないんですけどね!結局(笑)
ではでは(^_^)/
コメント
0014さん
なるほどと思いながら読ませて頂きました!
僕はflyknitのランシューを履いているのでフィット感は好印象ですが耐久性は確かに気になりますよね!個人的には以前ナイキの方がnikeskinは防弾チョッキに使われる素材と同じだから強い的なことを言ってたのでそれに期待してますw
ヴェイパーもミッドカットでアディダスももっとえげつないのがあるっぽいですしこの先どうなるんでしょうか…
連続すみません!
いま調べたらこのミッドカットモデルは天然芝用のエリートモデル、つまりこれまでのスーパーフライ的な位置付けで、ローカットのモデルもあるっぽいですねw
素材はnikeskin+人工皮革でFGとHGらしいです!
KAKAさん
お久しぶりですO(≧∇≦)O!!!!!
一番はやはり耐久性、耐水性が気になりますね(笑)
で、記事を書いた後に自分もモデルの位置付けを知りました(笑)
この流れだとオブラ(obra)は履かれることなく、オーパス(opus)の方がプロもよく履くようになりそうですねf(^^;(笑)
ミッドカット、ソックス付シューズは個人的にはやはり無しですね~f(^^;(笑)
足首が悪い人用に付け外し可能なシューズ一体型足首サポーターなら自分も考えたことがありますが…。
マジスタすごいですね(笑)ちょっと勇気がでないですが、イニエスタとかが履いてたらかっこよくみえちゃうんですかねぇ(笑)
あと、パティーク11proコアなんですが、アッパーがカンガルー調の人工革ってことなんですが、横幅とかは履いていくうちに伸びてくれるんですかね?
この間リーサルスナイパー3SKを買ったのですが、アッパーのEX-SKINも思ってたよりも全然柔らかくて、HG10mmも良く、フィット感もホールド感も全体的にすごく良かったのですが、自分のかかとにあっていないのか、かかとが滑って全くくいつきません。走るたびにかかとが上下にパカパカ動いてしまいます。これの対処法などはなにかありませんでしょうか?
アツトさん
マジスタは本当にアッと驚くようなデザインですねf(^^;(笑)
これこそがNIKEの狙いでしょうが…驚かせられたからといって買うかは別ですよね(笑)
確かにあれはシンセティックKレザー(人工皮革)ですね(*^▽^*)♪
伸びはしないですが、ヘタっていって足にはよく馴染むでしょうね。
要するに履き込めば多少は横にも対応すると思いますf(^^;(笑)
触った感触は天然皮革に近いものがありましたし、伸ばして履こうとはせずにピッタリか、気持ちキツい位で履けば大丈夫だと思います(≧▽≦)!
鉄生さん
自分はそれ、リーサルスナイパー2SKで特殊なインソールを使ったときになりましたねf(^^;(笑)
インソールを薄い物に変えてみて、後は踵を合わせてから靴紐をきつめにしっかりと結んで下さい。
他は…ソックス自体に滑り止めがついているもの等、高機能ソックスを使ってみることですかね。
改善出来るかどうかは…正直微妙です(T△T)