本日はとあるサッカーショップの方とも相談して、
サッカーボールの選び方を見ていきたいと思います!
まずは大きさ。
ご存じの方も多いと思いますが、大まかに分ければ以下のように。
『3号球』
幼稚園児等、小学生以下で使われることが多い
『4号球軽量』
小学生低学年等、4号球では重すぎるんだけど、3号球という学年ではない場合にまれに使われます。
『4号球』
小学生が使うサイズ。
5号球についでポピュラー。
『5号球』
中学生以上は全てこれ、5号球。
一般社会人からJリーガー、高校生もこのサイズです。
(一応、5号軽量もあります)
そして、ボールには価格帯によってプレーヤーレベルがざっくり決まっています。
『低価格帯』
4、5号球共に1000~2500円程度のボール。
基本的にミシン縫いで作られていることが多く、作りが雑。
見分け方は縫い目が細く細かいものがミシン縫い。
最初のサッカーボールや飾りのボール、遊び程度で使うボールで、JFA認定球にはならないものになります。
『中価格帯』
4、5号球共に3000~5000円程度のもの。
多くが手縫いで、パキスタン等にいる職人が一つ一つ丁寧に縫い上げたもの。
特徴としては縫い目が太く、荒い。
多くの部活生が使用する、ガッツリ頑張る練習用~試合用に最適なボール。
蹴り心地も悪くなく、品質的にも問題ないことが多いが、若干の蹴り心地の誤差や水が染み重さが変わる等の癖はあります。
この価格帯から上は、基本的にJFA認定球のことが多いです。
『高価格帯』
4号球は5000~6000円程度、5号球は10000円~後半のことが多い。
メーカーによって呼び方は違うが、サーマルボンディングやアセンティックといった熱圧着のボールになり、Jリーガーや海外でも試合球はかならずこのボール。
熱でパネルを圧着したボールは全方向に均一に圧力がかかること、水が浸水しないことから、どのボールを蹴っても一番蹴り心地が変わらないものになっています。
ただ、5号球は価格が高すぎるため、基本的には試合球になり、4号球は個人持ちすることも多いようです。
そして、更にここに土&人工芝用、天然芝用と別れています。
『土&人工芝用』
なかのゴムチューブがブチルチューブと呼ばれる人工ゴムのことが多く、表皮も耐久性に優れたものを使用していることが多い。
人工ゴムであると弾みが悪く、土や人工芝でちょうどいい弾み具合になります。
『天然芝用』
なかのゴムチューブがラテックスと呼ばれる天然ゴムであることが多い。
空気は2~3日で抜けてしまうが弾みが良く、ふかふかな天然芝でちょうどいい弾み具合になります。
これだけ抑えれば、とりあえずボールを選べるのですが、
やはり定番どころ、かつ高品質と言えばペレーダやヴァンタッジオになります。
ボールメーカーのモルテンが作成しており、サッカー部の定番となっている両モデル。
U12ではヴァンタッジオの4号が公式試合球となっています。
また、ペレーダではランクが3000<4000<5000と別れており、5000が最高ランクに。
土用、天然芝用と別れてもいる、使用用途にあわせて選びやすいものになっています。
ちなみに、国内ではアディダスのボールもモルテンが作っているので、アディダスかモルテンかを選べばまず間違いないです。
このように意外と奥が深いサッカーボール。
今後も手入れ方法や保管方法、空気の入れ方等々をお伝えしていこうと思います!
ではでは(^_^)/
【モルテン】 ペレーダ4000 5号球 F5P4000 |
【モルテン】 ペレーダ3000 5号球 F5P3000 |
【モルテン】 ペレーダ4000 4号球 F4P4000 |
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