スペインやイタリアのクラブで活躍を続けていたボルハ・バレーロですが、
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— サッカーキング (@SoccerKingJP) June 30, 2021
フィオレンティーナやインテルなどで活躍…ボルハ・バレーロが現役引退を発表https://t.co/EKFWsNAdGX
?編集部より
「#レアル・マドリード の下部組織出身で、#ビジャレアル や #フィオレンティーナ、#インテル などで活躍した元スペイン代表 #ボルハ・バレーロ がスパイクを脱ぎました」 pic.twitter.com/fw28EyyGPK
このように現役引退を発表。
スペイン代表にも選ばれたことのあるバレーロが36歳で引退となりました。
今回はそんなバレーロのスパイクを振り返っていこうと思います。
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写真で確認できるのはこのウェストブロムウィッチアルビオン時代で、2009年には既にアディダスのプレデターパワースワーブを着用。
当時は今と違ってパワーシュート型のスパイクで、プレデターラバーによるカーブと、タングステン粉末を用いたパワーシュートが特徴のスパイクとして販売されていました。
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そしてローンで再加入したマジョルカでは、同じアディダスですがアディピュア3を着用。
これが丁度2010年頃で、南アフリカWCでも黒と黄色のアディピュアが展開されていました。
ちなみにこのゴールドカラーは記憶が正しければ国内での販売は無かったカラーになります。
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そして更にその翌年、2011年にはビジャレアルへ加入。
スパイクもアディピュア3からアディピュア4にモデルチェンジされ、バレーロも伴って4代目のアディピュアを着用し始めていましたが、
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この2011年のタイミングでナイキのコントロールスパイク、CTR360マエストリ2に変更。
当時としてはボールをコントロールするタイプのスパイクはまだ少なく、また加えて人工皮革の質も今ほどではなかったのですが、それでも高い支持を得ることとなったスパイクをバレーロも着用しています。
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その後もナイキのCTRシリーズを履き続け、フィオレンティーナに移籍した2012年からもCTR360マエストリ3を着用。
CTRシリーズはその後マジスタ、ファントムビジョン、そしてファントムGTに受け継がれていくわけですが、
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バレーロも2014年のワールドカップで驚きを与えたニットのハイカットスパイク、マジスタシリーズへ変更。
ただ、感触が好みでなかったのか、従来型の人工皮革を用いたマジスタオーパスシリーズを愛用しており、
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フィオレンティーナを一度去るタイミングでも、マジスタオーパス2、マジスタオーパスの後継モデルを履き続けていました。
その後インテルでもしばらくはマジスタシリーズを履いていましたが、
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2017年、移籍した年にアディダスへ復帰。
この年の最新モデルであるエックス17、現エックススピードフローの元となるスパイクを着用し始めています。
ここまで基本的にボールをコントロールする、キックを高めるタイプや、フィット性を重視したスパイクでしたが、ここで恐らく初めてスピード系のスパイクを着用し始めています。
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その後もおおよそ2年間、エックス17年度モデル~19年度モデルまでを着用していますが、最終的に履いているのはプレデター。
その変更したタイミングは
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プレデターが大きく変わって復活した2020年度モデルから。
インテル退団前から変更されており、
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最終的にはフィオレンティーナで、プレデターフリークが最後のスパイクとなっています。
このように時系列でみていくと、そのキャリアはナイキとアディダスで支えられ、主に好みとしてはボールをコントロールするようなスパイクの方が好みだったことがなんとなく想像できるものに。
素晴らしいスキルを備えたバレーロの、今後の活躍も楽しみですね。
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