CONCAVEが去年から再度日本向けのサッカースパイクを展開。
キックパワー、精度に特化したアキュストライクバーが特徴のスパイクとなっていますが、
このようにHALO PRO JAPAN HGが登場。
旧モデルのHALO+とはまた違う一足として販売開始されています!
前作のHALO+とはまた違った印象を受ける今回の一足。
画像で判断できる部分をお伝えしておこうと思います。
【ラインナップ】
(※画像クリックで商品ページに飛びます)
天然芝用として登場しているHALO PRO JAPAN FGに、
取替式モデルとして登場、Jリーガーも着用しているHALO PRO JAPAN SG、
HALO PRO JAPANのHG&AG、一番汎用性高いトップモデルが展開。
トップモデルがFG、SG、HG&AGというしっかり用意されたラインナップになっており、大体20000円前後という価格帯。
ミドルモデルとして、HALO+ JAPAN HG&AGが登場。
中価格帯に位置し、税込み14300円と、DSライトと同じ価格帯。
そして最後はエントリーモデル。
HALO JAPAN HG&AGが展開。
以上の4種類が展開されています。
【アッパー素材】
アッパー素材はそれぞれで違いがあり、
トップモデルのHALO PRO JAPANは前足部にカンガルーレザー、中足部以降にマイクロファイバーを採用。
柔らかそうなカンガルーレザーを前足部に使用しており、前作のメッシュアッパーとはまた違った仕様に。
中価格帯のHALO+ JAPAN HG&AGにはマイクロファイバー素材を全面に採用。
ただ、前足部は同様にステッチが入っている形状で、トップモデルに近いような設計になっているのも見逃せないポイント。
そして低価格帯のHALO JAPANは人工皮革アッパーを採用。
ここはエントリーモデルなので、それなりだと思われます。
【足型】
足型に関しては、足入れして受ける感触は当然違いますが、恐らく同じだと思われます。
アッパー設計角度に一部類似部が見受けられるため、少なくとも大きく変更した印象はありません。
また、ソール部も変わっていないので、アッパー設計角度に大きな変更をもたらしずらいという所もあるので、基本的に足型自体は大きくは変更されていないと考えた方が良さそうです。
【前作との違い】
一方で、前作との違いは沢山あります。
足型が大体同じで、アッパー素材がレザーになったりマイクロファイバーになったりというのは前述した通りなので、他の部分を解説。
まずはシューレース部の穴が8つ穴に変更され、上部にハトメ穴が追加。
シューレース下部は広げることで、指先の圧迫軽減調整が容易となり、かつウェーブ上に設計する事で甲部に馴染みやすく設計されています。
また、シュータン自体は前作のコンプレッション一体型ではなく、切り離されているような形状に見受けられ、足入れしやすい設計に。
シューレース自体も恐らく綿の平紐で、ホールド性がしっかりしていそうな雰囲気です。
また、かかと内側が起毛素材で構成されており、履き口回りも前作のメッシュよりは強そうな雰囲気。
前作の欠点であった部分を、足型という大きなテコ入れは難しい中、上手く設計でフォローしたようなものとなっています。
一方で、中底の設計は画像からは判断できないものに。
前作のネックが履き口の弱さ、繋がってかかとのホールド性の欠如、リンクしてソール部の硬すぎる設計という所だったので、丁度いいフレックスになっていれば面白いモノとなっています。
【CONCAVEの特徴】
ちなみにコンケーブのスパイクの大きな特徴は、キックパワーと精度が上がるアキュストライクバーという機能。
甲部サイドに設計された硬いバーによってボールを跳ね返し、8%~15%UPパワーと精度をアップさせるという機能性が特徴。
キックを大事にする、キックの飛距離を大事にする選手には嬉しい一足となっています。
【まとめ】
という訳でコンケーブの新しいサッカースパイク、HALO PRO JAPANシリーズの紹介でした。
ぶっちゃけコロナの影響もあり、前回の一回で終わりかなぁと思っていた所に新作なので、少し驚きのある展開となっています。
また、このスピード感での修正と、的確に日本人好みな素材配置、構造設計はメーカーの人間だけでは難しい印象。
現場スタッフの意見の吸い上げがスムーズ、かつ改善点が明確に出たからこその効果的な修正になったのかもしれませんね。
メーカー公式からご返答頂けたので、追記です!↓
#コンケーブ#コンケーブフットボール pic.twitter.com/Ci8BDKmw4F
— Concave Football Japan (@ConcaveJapan) March 25, 2021
↑以前のモデル
以前のモデルは海外仕様をカスタマイズし、日本でのプレーコンディションや日本人の足に馴染むよう、出来限りの改良を加えましたが、素材とアッパーのパターン、特に中足部から踵周りにかけては選手によっては満足頂くことができなかった面がございました。
今回は本社のデザインやコンセプト(=機能)を取り入れると共に、日本のプレーコンディションに合ったスパイクを開発することにのみ集中して開発を進めました
短期間で市場に投入できた理由ですが、アッパーのパターンをゼロベースで日本人の足に馴染むよう試作を繰り返し製作しながら、地道に改良を加えてきたこと。また、プロ選手から頂いたご意見を真摯に受け止めて、より良い商品を開発することに集中したことが、今回のモデル発売へと繋がったのだとおもいます。
今回のモデルの特徴は、・前モデルで評判の良かった前足部のフィッティングを維持・踵はよりホールド感を保つよう踵の設計を変更・より多くの選手に使って頂けるようシュータンをセパレートに変更したことです。
アーチ部分は先のモデルよりよりフィットする形状と角度に修正、踵部分はヒールカウンターの高さを調整し、かつヒール部分の傾斜を若干内側にすることによりホールド感が飛躍的に向上(Jリーガー意見)しました。
とのことでした。
これは一度お店で実物を確認してみたい一足ですね?
ではでは
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