ロット スタジオ 100 Ⅱ FG 機能性詳細紹介

LOTTO サッカースパイク

本日は久しぶりに日本でのトップモデル展開が決まったイタリアのメーカー






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ロットのスパイク、スタジオ100 Ⅱ FGの紹介です!


スタジオシリーズは伝統的なレザー、クラシカルな雰囲気を残しつつも、革新性を取り入れたスパイク。














ロットは以前はイタリアのストライカー、ルカ・トーニや、ウクライナのシェフチェンコ、近年ではクリスティアン・マッジョやクリスティアン・サパタが着用していました。






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今ではセリエA等で極まれに見かける程度ではありますが、靴の国イタリアのブランドであるロット。


早速今回はそのクラシカルライン、スタジオのスペックを見ていきます!















『足型』





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足幅はE程度、つま先周り高さ標準~やや高め、甲回りやや低め程度となっています。







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今回0014は25.0cmをチョイス。



サイズ的には丁度いい感覚で着用する事が可能となっています。






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かなり規模も小さくなっているように思えたロットですが、モノ作りは以前と変わらずしっかりしているものに。


変な方向に変わっておらず、一安心できました。




















『アッパー前足部』




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アッパー前足部にはカンガルーレザー×クッションフォームが搭載されています。






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このクッションフォームは基本的にステッチ(縫い糸)の役割を果たすものに。


縦横2本ずつのクッションフォームが、適度に伸びを抑える役割を果たしています。










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また、レザー自体は柔らかく、アッパーの厚みとしてはやや肉厚な感触



裏地は微起毛で足当たり良く、肉厚で柔らかいアッパーが足にピタッとフィットするようなものとなっています。















『アッパー中足部』




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アッパー中足部、甲部にはニット素材を採用。


サイドはアウトサイドとインサイドで違う意匠となっています。





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インサイドはタッチ感の柔らかさを保つために、カンガルーレザーの範囲を延長しつつ、刺繍でのロットロゴを採用。


柔らかくしなやかなタッチ感を生み出す設計に。








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アウトサイドはニットベースに樹脂フィルムを重ね、ロットロゴも樹脂素材を圧着したものを採用。


外側への伸び、ズレやブレを抑えるために強さを出しつつ、テンションを整えるためにシューレースホールはレザーを重ねた設計となっています。










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そしてシューレースは6つ穴、ストレートに配置していますが、基本的に調整機能はかなり低いものに。


薄い平紐で、どちらかというとタッチ感の邪魔をしないようなシューレースが採用されています。







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甲部のニットは伸縮性が高く、しっかりと足に伸縮してフィットする素材になっているのが好印象。



ここが硬かったり、緩かったりすると台無しですが、やや低めの設計に伸縮性の高いニット素材で、しっかりフィットさせやすいものとなっています。
















『アッパー後足部~内部』





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アッパー後足部、踵にはヒールカウンターを採用。


回りは樹脂フィルムを重ねたニット素材で強度を高めています。




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このように履き口回りにまでニット素材が採用されており、履き口の擦れ等のストレスはかなり軽減させるような設計に。


ヒールサイドは実質やや低めで、良く言えば見た目以上に足首が自由、悪く言えばちょっと脱げやすい感はありますが、



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内側は柔らかな起毛素材×ソフトなクッションをかかとサイド上部~後は広範囲に薄めに採用しており、フィットさせやすく、脱げないような工夫が凝らされています。







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そしてヒール自体は比較的標準的な幅感に設計。


強度はしっかりしており、かかとをカチッとホールドさせる強さを兼ね備えています。








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ちなみにインソールはシンプルなカップインソールを採用。


表面はソフトなメッシュ素材が採用され、足当たり良く仕上げられています。








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中底の仕上げは割と雑な印象で、前側にプレートの入ったフォアフットタイプの設計。
(※made in chinaで、イタリア製ではないのです…)






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前足部には樹脂製のボードに、フレックス(屈曲溝)を6か所彫ったものを採用。



保形性、安定性を出しつつ、適切なフレキシブルさを生み出すものに。






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また、この透けるような中底の薄さも特徴かもしれません。























『アウトソール』





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アウトソールには天然芝に対応している12本円柱ベースのソールを採用。


形状的には人工芝、土もある程度いけそうではありますが、一応FGです。







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ロットのスパイクの特徴といえば、このパントフレックス


所謂屈曲溝の事ですが、今回のスタジオにも当然パントフレックスは採用されています。








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そして基本的には円柱ベースなのですが、一部スタッドにはエッジを付けてあるものに。


全方向への適度なグリップ力を円柱で発揮しつつ、エッジ×リブ部分でサイドへのクイックな動きを少し強化してあります。






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また、中足部には大型のリブ(凸形状)を設け、適正な剛性を確保。






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後足部も同様で、円柱×エッジを掛け合わせ、全方向へのまんべんないグリップ×ストップしやすいものに仕上げています。















『まとめ』




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ロットの最新スパイク、スタジオ100ⅡFG


その懐かしさと、最新スペックをしっかりと確認する事が出来ました!









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正直ここ最近どういうものになっているかモノを見ていないのでさっぱりだったのですが、ロットらしくしっかりとした製品がつくられている印象を受けたものに。



物凄い革新性だらけのスパイクという訳ではありませんが、きちっと作ってきている所に改めて好感触を受けることができました。
(※強いて言うならmade in italyで、中の処理までカッコ良ければ最高でした笑)







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イン、アウトでアシンメトリーなデザイン、スタジオらしい黒と緑のアイコニックなデザイン等々、見た目のディティールも拘られている一足。



他の選手とはかぶりたくない、でも変なスパイクでプレーしにくい事は避けたいような選手は考えてみてもいいかもしれませんね笑














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