今回は幅が広すぎて履けなかったソラーノの紹介です。
わかる範囲内で徹底的に見ていきます。
まず、このスパイクのコンセプトはディアドラの原点、[足を守る]と言うこととスピードを演出するモデルというところです。
[アッパー]
まずアッパーから。
アッパーにはイタリア製のテックプロマイクロファイバーを使っています。軽量でソフトらしいのですが、ソフトはあっても軽量ではないかもですw
感触としてはミラクル2と同じくらいか若干厚めの革です。
表面の銀のツブツブ模様は説明書きには無いですが、ザラザラ?していて滑り止めになりそうです。
[ラスト]
足形はアナトミックラストを採用し、人間の足形になっていて、特に足裏、ヒールに重きをおいているようです。
勿論、前足部の幅は広いです。
普段のスパイクがワイドでない人はやめた方がいいと思います。
[ベロ]
ベロはショートタン採用です。
ロングタンではばたついたりしますから、ロングタンはないでしょう。
[ヒール]
ヒールにはビブラソーブがあります。
ビブラソーブとは、簡単にいうと衝撃吸収材です。
それが、ディアドラ独自のミッドソール、エルゴスNPに組み込まれてます。
ヒール内部はスエードではないので、靴擦れの可能性を高めていますが、その分軽量化を図っています。
[ソール]
このスパイク最大の魅力はソールです。
GX 14、F-RTX システム、アクセラー、NET breathing system といった4つのシステムが組み込まれてます。
GX14はこの六角形状のポイントです。
天然芝、人工芝対応のソールになっています。
そして、透明の山がジグザグに走っているのがアクセラーです。
以前は
針金状のテックアロイ鋼線を使っていましたが、今回は3D立体化する事で強度を保ちました。
これにより、足のねじれに対する弾性を高め、安定性を確保します。
また、前足部のフレックスポイント[屈曲溝]のことをディアドラではF-RTX システムと言います。
そして、一番の大目玉がNet breathing system です!
このシステムは熱気や汗を逃がし、なおかつ水は入ってこないという優れものです。
これを試したくて買おうか悩んだのですが、あっけなく終了させられました(笑)
このシステムは三層になっていて、通気性のある特殊防水加工保護膜→人工繊維保護ネット→アウトソールGX14になっています。
ここで気をつけたいのが、土で使うと効果が無くなるとこです。
保護膜に土がついて意味が無くなるそうですw
全体的には重量も普通のスパイクと同じくらいですし、マイクロファイバーの質も普通、値段が定価12600円と安めなので、人工芝用のセカンドチョイスにいいかも知れません。
幅広の人にとっては嬉しいスパイクです。
(^-^)/ではでは
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