ナイキが以前プロトモデルとして公開していたエアズームを用いたマーキュリアル。
いよいよ3/21より発売開始ということで、SOCCERBIBLEにて情報が公開されています。
特徴的なのはアッパー部にフライワイヤー、テキスタイルのアッパーで構成され、アウトソールは独自のプレート、そこにエアズームが搭載されているのが特徴となっています。
最も革新的なのはアウトソールユニットであり、アウトソールだけで強度を担保した設計になっているのが特徴。
ミッドソールを抜いても問題の無い、カーボンプレートより強靭な強さをアウトソールユニットだけで作ることで、超軽量化されているのが特徴の一つ。
加えて、エアズームユニットをKD12(ケビン・デュラント)と同じ、4.5mmの屈曲性を保ったユニットを中敷きの下に採用することで、圧倒的な反発性を引き出しているのが特徴ともいえます。
要するに、アルファフライのような位置にエアバッグを恐らく搭載しており、更に今までよりも鋭く反発するソールになっているという事です。
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まさかの全敷きです。
しかも分割ナシ。
前だけにあるというイメージではありませんでしたが、前と後ろが別れていたり、もう少し屈曲の兼ね合いで分割していると思ってました。
ちなみに懸念点としては、接地感の低減や、ソール硬度が高くなること、ソールやスタッドの破断、不安定性の増大等の懸念点が挙げられますが、そこをクリアして製品となっているのが恐ろしい所です。
アッパー部も各部位に適切な補強が配置されており、アウトソールユニットの強靭さ、反発性を受け止められそうな意匠となっているのが印象的。
今回の製品が市場でも受け入れられるようであれば、今後のスパイクの開発方向が更に変わってくる一足となっています。
基本的には素足感とは真逆の方向、より速く、より鋭くするために、補強するようなスパイクとなっている今回のマーキュリアル エアズーム ウルトラ。
アッパー部、アウトソール部共に素材が進化してきたからこそのハイスペックスパイクであり、扱いこなすのも難しい一足となりそうですが、ハマれば強い製品となりそうです。
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