R×L RUY SPEED レビュー

R×L

本日はR×Lのソックス、RUY SPEEDの紹介、レビューです

主にトレイルランニング向けとして販売されている、上田瑠偉さんモデルとなる一足


主にトレイルランニング向けですが、普段履きやランニング向けのソックスとしても使用できそうな今作

早速解説、レビューしていきます

機能性



機能性については主に9つ
期待されるものとしては、
・Ankle Smart Fit製法
・ShoeLace Fit製法
・Bigtoe Moving Fit製法
・Right×Left製法
・Achilles Cover製法
・Right Left Heel製法
・Sole VentiLation製法
・Instep Outside Fit製法
・Finger Base VentiLation製法
といった機能が挙げられます

ここから一つづつ解説していきます

Ankle Smart Fit製法



このAnkle Smart Fit製法は、足首前に横方向に溝がつくような編み方が特徴

つま先をあげる、下げる動きに追従しやすく設計することで、より可動域を制限しない設計となっています


この足首前の設計により、大きな凹凸があっても対応しやすくなっているのが特徴

足首の前後の可動域を妨げない設計がAnkle Smart Fit製法となっています
足首の可動域を阻害しないAnkle Smart Fit製法

ShoeLace Fit製法


濃い緑の縦ラインをパイル編みにすることで、シューレースからの圧迫を軽減するのがShoeLace Fit製法

シューレース側からの食い込みをソックスで緩和する仕様となっています


長時間シューズを履く場合に、シューレースからの圧迫が気になってくることもあることに対応した仕様

ソックス側でクッション性を付与し、シューレースの食い込みを軽減する仕様がShoeLace Fit製法です
甲部へのストレスを減らすShoeLace Fit製法

Bigtoe Moving Fit製法


親指、拇趾球の可動性を確保した設計が、Bigtoe Moving Fit製法

先程のShoeLace Fit製法を拇趾球部は肉抜きすることで、拇趾球周りの可動性を残しているのがBigtoe Moving Fit製法の特徴


わずかではありますが、クロス形状の編み込みを設けることで、更にフリーに拇趾球が動かしやすいのがこの機能の特徴

拇趾球、第一指の可動性を残しやすくすることで、様々な凹凸に対応しやすいのが特徴となっています
悪路でも対応しやすいBigtoe Moving Fit製法

Right×Left製法


拇趾と小趾で設計を変え、それぞれの指がしっかり収まりやすくなっているのがRight×Left製法

拇趾側を高く設計し、小趾側を低く設計することで、心地の良いフィット感を生み出す設計です


縫製部分で拇趾側に高さを出すことで、拇趾、親指がしっかり収まりやすいのが特徴の機能

R×Lのソックスでは大体が採用されている、定番の機能がここでも採用されています
更に指先にフィットさせるRight×Left製法

Achilles Cover製法


このかかと後側にパイル編みを採用しているのが、Achilles Cover製法の特徴

靴からのアキレス腱部への圧迫を、ソックスで緩和する仕様が採用されています


クッション性のあるパイル編みにすることで、シューズのヒール上端との接触を緩和するのがAchilles Cover製法の特徴

シューズからのストレスを緩和する仕様となっています
アキレス腱部へのストレスを和らげるAchilles Cover製法

Right Left Heel製法


かかとも内側、外側で少し形状が違うことに着目し、その内外にフィットするように設計してあるのがRight Left Heel製法

少しふくらみが出やすい外側は、より収まる容量が大きくなるように設計されている機能です


内側は通常の編み込みですが、外側はY字の編み込みにすることで、かかと回りの肉が収まりやすくなっているのがポイント

かかとの内外の違いにも、しっかりフィットする設計がRight Left Heel製法です
レベル高いかかとのフィットを提供するRight Left Heel製法

Sole VentiLation製法


足底部には薄いパイル編みを採用し、通気性を高める粗い設計になっているのがSole VentiLation製法

パイル編みによるクッション性と、快適性を高める通気性の両方を確保した設計となっています


トレイルランの長時間走行に適したクッションと、悪路を走る時に必要な通気性の両方を兼ね備えている設計がこのSole VentiLation製法

普段履きとしても活躍する機能性となっています
クッションと通気性を両立したSole VentiLation製法

Instep Outside Fit製法


甲の外側を引き上げ、足底部の緩みを軽減するのがInstep Outside Fit製法

ぶっちゃけ、他は整合性がとれているのに、これだけはどういう意図なのかよくわからないです


外側の編み込みがInstep Outside Fit製法になるのですが、これがどう足底部の緩みを軽減するのかがよくわからないものに

皮膚表面の緩みを軽減することは可能かもしれませんが、足底部の緩み=アーチの低下や筋腱の緩みを指しているのであれば、適していない仕様となっています


恐らく皮膚表面の緩みを軽減するような仕様となっているのがInstep Outside Fit製法

効果としては恐らく限定的~むしろそんなに良くない可能性までありますが、こういう機能も付いています
よくわからないInstep Outside Fit製法

Finger Base VentiLation製法


足趾部上側に通気性の良い編み込みを設計しているのがFinger Base VentiLation製法

指間の汗を早めに発散するような機構が採用されています


惜しいのは一直線に配置されているので、全ての足指間にハマる訳ではないのがネックに

ただ、ある程度はちゃんとハマる、速乾性に配慮した設計がFinger Base VentiLation製法となっています
趾間から速乾させるFinger Base VentiLation製法

使用してみた感想 レビュー


普段履き~ランニングで実際に使用してみた感想としては、下記が挙げられます
・足指の動きを妨げない履き心地の良さ
・程よいソフトさとストレスの無いフィット感
主に履き心地の良さが特徴で、ストレスを感じにくい仕様になっているのがポイントかと思います

一方で気になった点としては通気性で、そこは期待するほどではない印象


加えて、9つもある機能性ですが、どれも小粒なのは留意したい所

抜群の効果を発揮するというよりは、小さい効果を積み重ねることで、ストレスを最大限減らすような印象です


基本的には普段履き、ランニング、トレイルで活躍しそうな一足となっている今回の一足

履き心地は普通に良いですし、ストレスも全く無いので、シンプルに履き心地の良い一足を求めている方には良さそうな印象でした

まとめ

・普段履きからランニング、トレイルまで幅広く使えるソックス
・履き心地〇
・機能性はそれぞれ軽微な効果
R×L RUI SPEEDの機能性、レビューについては以上となります

主にトレイル、普段履き~ランニングで、履き心地の良いものを探している方には候補になりそうなソックスでした


シンプルに履き心地の良いソックスを探している人にもおすすめできそうな今回のソックス

カラーも色々あるので、気になる方は検討してみてはいかがでしょうか

ご購入はこちらからどうぞ
 

 

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