本日はディアドラ、バッジョが当時履いていたスパイクの復刻モデル、
バッジョ03 K MG14のレビューです!
バッジョ03 K MG14はバッジョ03シリーズのミドルプライスモデルですが、実戦向けという意味ではトップモデル。
この上にはMade in Italy、当時のままを復刻したオールカンガルーレザーのモノもありますが、かなりクラシカルでフィッティング重視のスパイクに仕上がっているので、部活や試合で使うのならこのあたりがトップモデルという感じです。
それでは、早速レビューしていきたいと思います!
(※バッジョ03KMG14の機能性詳細はこちらからどうぞ)
『足型』
足幅はE程度、つま先回り高さ標準、甲高さ標準、かかと幅標準程度となっています。
0014は今回もいつも通りの25㎝をチョイス。
特にきつさ、緩さを感じることなく丁度いい感触で着用できています。
全体的なフィット感としては前足部は昔ながらのカンガルーという感触で、ソフトさ、柔らかさ、馴染みの良さが感じられるものに。
中足部以降は人工皮革でソフトさはないものの、前足部に比べてゆったりとした設計でストレスの少ないものに仕上がっている印象を受けます。
【フィット感】
★★★★★★★☆☆☆×3
『アッパー前足部 & ボールタッチ、ドリブル』
まずアッパー前足部にはカンガルーレザーが採用されています。
この前足部のフィッティングはかなり心地の良いものに。
昨今の薄く、軽く、柔らかい繊細な感触はないですが、クラシカルな仕上がりでやや厚みのある、柔らかさを併せ持つカンガルーレザーが足に馴染むようにフィットしてくれる印象を受けます。
そしてこの前足部でのボールタッチ感はMade in Italyに負けず劣らずの好感触。
厚みのある柔らかなカンガルーレザーがソフトなタッチ感を実現させています。
トラップ精度やタッチ精度が上がるような構造にはなっていませんが、このソフトで柔らかなクラシカルなタッチ感は懐かしさとともに心地よさが感じられるもの。
違和感のないタッチ感が嬉しいものに仕上がっていました。
【ボールタッチ】
★★★★★★★☆☆☆
そしてドリブルに関しても及第点程度。
前足部のタッチ感は同様に素晴らしいですが、やはりこの重さはややネック。
ソール自体もスピードが出るような設計というよりかは、安定感やバランス重視ではあるため、軽快な足さばき、クイックな動きに秀でているとまではいえない感触。
また、アッパー中足部以降は普通に人工皮革なので、その辺りでのタッチ感に関しては特筆すべきものがないという印象。
ただ、やはりこの前足部の違和感のないソフトなタッチ感が好感触で、それはドリブルにおいても同様にいい感触でした。
【ドリブル】
★★★★★★☆☆☆☆
『アッパー中足部 & トラップ、パス』
アッパー中足部には人工皮革を採用。
シュータンはセンター配置、オーソドックスな構造となっています。
この中足部のフィット感に関しては可もなく不可もなく。
前足部に比べて多少ゆとりのある構造で、人工皮革の硬さは正直柔らかくもなく硬くもなく、薄くなくやや厚めというここもクラシカルな印象。
やはり2003復刻モデルだな、という印象を受けます。
また、初履き時にはシュータンが足へ当たる感触もあり、シュータンがサイドへ流れることも。
ただ、意外とシュータン上部が柔らかかったりと、プレー中に違和感を感じることはありませんでした。
そしてこの中足部でのタッチ感、トラップ、パス感に関してはやはり特筆すべきところはなし。
特別蹴りにくい、ボールを弾いてしまう、滑ってしまうということはないですが、逆もまたしかり。
ただ、昔懐かしいフィッティングではありますし、蹴り心地やトラップに違和感を感じることはないので、普通に使える印象もうけました。
『アッパー後足部~内部 & シュート』
アッパー後足部、踵にはヒールカップを内蔵。
ライニングには柔らかで多少滑りにくい人工皮革が使用されています。
このかかと周りのフィッティングに関しては人工皮革とクッションの柔らかさが好感の持てるものに。
個人的にはかかとのカップ自体が広くて、中足部同様に緩い印象も受けましたが、脱げ感や滑りという点に関してはなく、適度にソフトで好感触でした。
そしてロングボール、シュート等キックに関してはそこそこ好感の持てるものに。
前足部のレザーの感触や、シュータンのクッション性が良く、蹴り心地は本当にソフトで柔らかな感触を受けます。
強いカーブや強烈なシュートになるといった機能性は勿論備えていませんが、心地の良いレザーの蹴り心地がかなりいい感触。
軸足もそこまでブレるようなこともなく、蹴り心地に関してはソフトで快適でした♪
【キック】
★★★★★★☆☆☆☆
『アウトソール & ダッシュ、ステップ、ターン』
アウトソールには土、人工芝、天然芝対応のMG14ソールを採用。
利便性に優れ、適度なグリップも兼ね備えたソールです。
このソールに関しては重量が足を引っ張っている印象。
ソール自体のグリップ性、屈曲性、安定感は問題ないのですが、可もなく不可もなくという印象を受けます。
ダッシュに関しても問題ないものの、速く走れるかといわれるとそうではないですし、
切り返しに関してもしっかり止まれるものの鋭く素早く、という印象ではありません。
ただ、グリップ性に関しては十分満足なもので、しっかりと効きますし、ターンの動きはそこそこ軽快な印象。
スピードプレーヤーやラガーマンというよりかは、中盤でパスを散らす、組み立てる選手等にはある程度候補に挙がってきそうな印象を受けました。
【スピード】
★★★★☆☆☆☆☆☆
【アジリティ】
★★★★☆☆☆☆☆☆
『まとめ』
ディアドラの復刻モデル、バッジョ03 K MG14。
そのクラシカルなフィッティングの懐かしさ、シンプルだからこそレザーの良さが際立つ感触を受けることが出来ました!
ラン、パス、シュート、トラップと全体的にクラシカルであるということ以外は特別問題になる事はなかったバッジョ03K MG14。
ただ、個人的にはバッジョ復刻も良いですが、DD-NA4 GLX14のようにハイパフォーマンスを目的としたスパイクもあったら嬉しいな、と感じました笑
今回のバッジョ03 K MG14も部活生向けというよりかは、ディアドラが本当に好きな方やバッジョが好きな方、もしくは昔ながらのフィッティングのスパイクが欲しい方に嬉しいものに仕上がっていた印象。
個人的にはこのクラシカルな雰囲気や、前作のマッチウィナーのような豪華なデザイン性は残しつつも、最新鋭のアッパー×ソールのスパイク。
もしくは逆にアッパーはこのまま、アウトソールはランニングシューズにして普段履き出来るようなシューズがあれば嬉しいな、と思います笑
とはいえ、レザーのクラシカルなフィットとタッチが嬉しく、かつ実戦でも使用できるスペックにまで上がっているバッジョ03 K MG14。
もし店頭に並んでいたら、まずは一度試着してみてくださいね♪
総合評価
48/80
ではでは
【自分に合ったスパイクの選び方はこちら】
【スパイクのお手入れ方法はこちら】
【激安情報まとめはこちら】
【高校サッカー特集はこちら】
◆パフォーマンスが変わる!? よりキレ、プレー精度が増すソックスはこちら
※厚みが二種類あります
※レビューはこちら
【TRUSOX】トゥルーソックスミッド丈・シン(薄手)ソックスの内側と外側に独自… |
【TRUSOX】トゥルーソックスミッド丈・クッション(厚手)ソックスの内側と外側… |
コメント