本日はプーマの最新スパイク、フューチャーZ。
今回はその前々作となる、フューチャー5と比較していこうと思います!
前作フューチャー6とそこまで変わらないので、イメージは前作フューチャーとZの比較。
今回で大きく変更された部分もあるフューチャーシリーズ。
どう違っているのかをみて行きます。
『アッパー』
まずアッパー素材には同じくニット素材、エヴォニットプロが採用。
ただ、全体的に柔らかいフューチャー5と、柔らかさの中に適度な強さもあるフューチャーZという違いは見受けられます。
また、フィット感の部分も微妙にフューチャー5の方が指先は楽な印象を受けるものに。
僅かな差であるのと、フューチャー5は何回か履いているのでそのせいかもしれません…笑
そして表面の加工にも違いがあり、グリップコントロールプロと呼ばれる樹脂フィルムグリップはどちらも健在。
但し、フューチャーZではそこに加えて凹凸が加えられており、更にコントロール性が高まるようなものに仕上がっています。
そして大きく違うのは中足部域も。
フューチャー5ではネットフィットシステム、Zではフュージョンフィットシステムが搭載されています。
フューチャー5ではシューレースを様々な場所に通すことが出来、それぞれの足に対して適したサポートをかけられるようなものとなっていたネットフィットシステム。
工夫次第でかなり様々なサポートを発揮出来る良いシステムでしたが、工夫しなければいけないという一面も。
一方でフュージョンフィットに変更した今回は、プレッシャーがかかりすぎると良くない甲部の圧迫を和らげ、かつシューレースによるサポート性も兼ね備えているものに。
誰にでも良い感触のサポートを与えられるという意味では良いモノに仕上がっています。
そしてかかとに関しては基本的に同じですが、Zの方が強度は高い印象。
5や6でもFG、SGモデルはそれなりにありましたが、Z FGではしっかりめの強度となっています。
また、クッションの入り方は変わっており、広範囲に配置されていた5から、包み込むような配置に代わっているZ。
インソールもZにはナノグリップテクノロジーと呼ばれるグリップ系インソールが用いられています。
(※ここは6でもそうだったと思います)
ちなみに重量ですが、
HG26.0cm 257g→226g、FG210g→210gという感じのようで、HGモデルに関しては軽量化されているようです。
『ソール』
そしてソール部も大きく変わった今回のフューチャー。
5では円柱をベースにしたスタッドがメインでしたが、Zでは半円をベースにしたスタッド構成となっています。
基本的に5に関しては割と無難な印象で、円柱(取替部がFGなら円柱に)ベースのスタッドが刺さりと抜けの良さを発揮。
FGにはある先端のスタッドが加速時に効果を発揮しつづ、基本的に適度なフレキシブルさと反発性の組み合わさった、比較的扱いやすいソールに仕上がっていました。
一方で今回のZでは、良くも悪くもターンや切り返し、ストップ動作に強いスタッド配置に代わっているのが特徴。
またソールの強さもかなり強固になっており、扱いきれればいい感触で履けるものとなっています。
このようにソールだけでもかなり大きく違いの出ているフューチャー5とZ。
今までに近い感触でフィットという意味では履けるのは履けるのですが、様々な場所が変わっているので合う合わないは分かれそうです。
『まとめ』
プーマの最新スパイク、フューチャーZ。
前々作との違いを確認する事が出来ました。
近い所はやはりありますが、違う部分も多くなっている今回の大規模モデルチェンジ。
好みはあると思いますので、5や6が好きだった人は買いだめ、Zが好みっぽい人は試してみてはいかがでしょうか。
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