最新ランニングシューズについての雑感

ランニングシューズ






先日ゼビオの梅田店にて、最新のランニングシューズをゆるーくいくつかみてきたので、その雑感をば。



ちなみにラグビー、サッカー部目線で書きますが、商品は当然ランナー向けに作られているので、そもそもお門違いな所は適当に加味して読んでください。










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今回重点的に見てきたのはアシックス、ミズノ。


加えて最近の目玉製品が出ているニューバランス、ナイキ、プーマ、デサント、HOKAの一部製品はさらっと見てきました。








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アシックスに関しては色々あり、楽に走れるのを目指したライド系はぼちぼち。

長く走ることを楽にするのがメインなので、ランナー的には勿論アリ。




ただ、部活生的にはやはり使い所が難しそうな印象で、結局ダッシュなどで鍛える系のシューズではないです。

長い距離を延々と走らされるような時には使えそうです。








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そしてゲルカヤノ、GT2000シリーズもぼちぼち。


ランナーでも部活生でも、体の大きな方にはこのクッション性がマッチしそうな印象。




逆に体重が軽い、ダッシュメニューで使うという場合にはシューズの目的的にやっぱり合わないです。






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最近少ないカテゴリのシューズ、ターサーシリーズやゲルDSトレーナーは部活でもアリ。


クッションもそれなりにあるし、接地感も特にRPは発揮されやすく、ある程度の距離からダッシュまで幅広くこなせるシューズに仕上がっています。



アシックスから部活生が選ぶなら、ダッシュなどもするならこのターサーエッジやゲルDSトレーナー、もしくはもっと安くライトレーサー辺りになるでしょう。









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一方で部活生に完全にマッチし無さそうなのはブラスト系。


フワフワ、クッションによる反発系のシューズで、作りとしては走るのを楽しむ、楽しく弾むように走るのを優先させたような設計。



部活生層ではあんまり使う機会はないかな、とおもったりはします。








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一番アレなのはまさかのヌーサTRI13で、ヒールカップが激よわという仕様。


基本スピードを出すタイプのシューズはヒールカップが弱くても良い※んですが、ヌーサはトライアスロン向けシューズという位置づけ。
(※かかとから接地しない、前足部接地に近い形であれば、かかとのコントロールはそこまで必要ではなくなるので)

履き替えが時間のロスになるので、かかとを踏んででも早く履けるように柔らかくしたのかなぁ…とか思ったり。



かかとにあるプルタブとかは完全に履き替えしやすい用目的なのですが、とりあえず部活生には合わなさそうです。



ちなみにソールとか見てると、ブラスト系と同じで楽しく楽に走れそうな感じは受けます笑






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次はミズノで、ウェーブスカイネオやウェーブライダーネオをチェック。


価格帯が高すぎるので部活生向けではないですが、クッション性とサポート性は良さげな印象で、ゲルカヤノやGT2000系と同じ傾向のクッションマシマシシューズ。




デュエルネオは高いイメージがあったので見なかったのですが、後から見てみるとそんなに価格帯変わらないですね笑




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そしてミズノで部活にも良さそうなのはウェーブライダー24。


こちらもクッション系シューズなので、基本はダッシュというよりはやや体重のある選手のランニング用というイメージ。



ただ、ここは結構しっかりしているイメージでした。










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ミズノであんまり良くなかったのはウェーブシャドウ4。


フラットな接地感、ダッシュやトレーニングに適したシューズで、コンセプト的には部活生層もマッチなのですが、ちょっとこれだけは屈曲性が変なものに。



指先がゆったりしていそうな所はいいのですが、かかともゆったりしている印象を受けるので、ミズノからシャドウを選ぶのは部活生層的にはナシっぽい感じです。







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ナイキでみたのは時間の都合もあって、エアズームテンポを確認。

…部活生層の価格帯ではないのは明らかでした笑



いうのであれば、長い距離をガチランナー並みの高速で走り切る必要性があるなら可能性としてなくはないですが、それだけ速いなら競技を変更した方が良いかもです笑








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みんなが履ける厚底で遅ればせながら登場したプーマのニトロシリーズ。



基本的にはムチムチ、モチモチなクッションに、硬いカーボン等のプレートを挟み込むことで、走り心地はむっちむちの柔らかさ、だけども不安定にはなりにくそうな一足。



高価格帯は良いとして、最軽量で価格も手ごろなリベレイト ニトロは基本的にヒールカップがないので、部活生的には選べるシューズはない印象でした。







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ニューバランスのフューエルセルレベルも同じようなシューズで、プレートはないものの、更にムニムニ、ふわっふわのクッションに。


代わりに接地するソールの土台を広げ、ラバーで覆う事で安定性を出しているものに。



プーマ ニトロと同じくフューエルセルレベルも、ランナー的には走り方によってはOKな商品ですが、部活生にマッチするかと言われると少し難しそうな印象です。







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部活生的には
ニューバランスなら、体重が重くなければハンゾーの薄底系から選ぶ方が良いかもしれません。


クッションは多くないのでガシガシ毎日長い距離走るのはあれですが、ダッシュ系メニューとかはこっちの方がやりやすいはずです。







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後は試着もしたものだとデサントのGENTEN RCも。



ここは薄底ガシガシ系なので、ハンゾーの薄底系同様の使い方でいいのかなと思ったりします。




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まとめとしては、全体的に気になったのは楽しく走れるシューズが多くなったな、という印象。


ふわっふわもっちもちのクッションや、フワモチビヨンなクッション、プレート等による反発、三日月のようなロッカー形状でコロコロ進む、といったシューズが多くなっているかな、と思いました。


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ランニングシューズは部活生もよく使うと思いますが、どのような目的の練習で、どのような使い方で、自分の筋力や身長体重足底を加味しつつ、自分はどのような走り方をしているのかを考えないと、ランニングシューズも選ぶのが難しいな、と改めて今回の視察で感じたところ。



僕の方でも少しづつ情報収集を進めておこうと思います。




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