対応グランド別のスパイク考察～芝グランド編～

今回は土グランド編に引き続いて芝グランド編です。
芝のイメージは青々としているきれいなグランドです。

前回と同じく

短い芝
長い芝

×2(雨)

でいってみます。




早速ですが、短い芝グランド=FGの特徴として
1.適度な固さの地面(芝)
2.汚れにくい
といったことがあげられると思います。
グランドとしては最高のコンディションです。
そして、多少の雨であれどもコンディションが崩れにくいのも特徴だと思います。

ただ、一つ留意する点は、どのグランドも最高のコンディションを整えられている訳では無いことです。
大きな大会の初戦であれば綺麗でしょうが、決勝戦は所々禿げていたりします。
そうでなくとも、普段練習で使うような芝グランドなら、土がむき出している部分のあるグランドは普通にあります。

ですから
3.各グランドに特徴がある
ということも言えると思います。
又、枯れ芝、冬芝、夏芝によっても微妙に変わってきますしね。

これらをふまえると
1.HG～FGまで対応力があれば何でもいい
ということになりそうです(笑)

ですからスパイクの機能としては、
1.HGモデルでグリップ力が弱くないもの
2.標準的なFGモデル
3.ハイブリッドソールのSGモデル

グリップが効いてりゃ何でもいいとw

とりあえず自分の中からだと





マーキュリアルヴェイパースーパーフライ2や



マーキュリアルヴェイパーVFG



フェルツァプーラk100FG



ディエゴフィナーレ

以下略(笑)

自分が足を滑らせないスパイクなら何でもいいと思います。
ですから生粋のHGモデルはやめた方が良いかもしれません。
個人的には土見え穴ぼこグランドには普通のHGモデルが良いような気がします。


次は長い芝グランドです。
長い芝グランドの特徴として
1.芝でふかふか
2.土と違いグリップ力はキープされている
3.雨天時には滑りやすい、芝の根ごと滑る
といったことがあげられると思います。


ですから、問題としては
1.ふかふかな為、異常に疲れる
2.雨天時用の対策がいる
点が問題だと思います。

ここで最大の問題です。
自分なりには1(ふかふか)に対して3つのアプローチがあります。

1.グリップ力を犠牲に、あえてHGモデルを使い、疲れを軽減する
2.普通にFGモデルを使う
3.グリップ力の強いFG、SGを使い、グリップ力を確保する

1はカズが25本スタッドでプレーしているように





クッション性のあるスパイク、軽いスパイクを用いて疲れを軽減し、走りやすさを追究していく方法です。
芝をザクザク切って走るのではなく、アップシューズのように面で押して走る感じです。
疲れにくいがグリップ力がないです。

2は普通に







FGモデル(FG相当モデル)を用いて、ある程度のグリップ力をキープしつつ、疲労も若干押さえる普通のアプローチです。
ただ、長い芝グランドは個人的にはどちらかというとSGグランドに近いと思いますので、グリップ力がもの足らない、疲労感もあるという二重苦もあり得ます。

3は疲労はいいからグリップ力を突き詰めるアプローチです。
NIKEの4×2ソールやラグビースパイクにもよくある6×2等です。


この3つの方法が自分の中では基本です。
ただ、最近はこのグリップ力と疲労感軽減をどちらも突き詰めたやつがあるんですよねw

個人的に、解決法は
1.ハイブリッドソール
2.クッション機能つきSG
3.ポイントの長さ可変

つまり、
F50trx SG
アディパワープレデターtrx SG
アディピュア11pro trx SG
リーサルティグレオールIT3SG(海外モデル)
マーキュリアルヴェイパースーパーフライ2’3FG

です。

なぜかというと
1.固定式ポイントが衝撃を分散

2.そのまま。クッション性を高めたので。

3.適度なグリップ力を常に発揮することで、引っ掛かりすぎ防止=常に無駄なパワーは使わない

ということです。

これなら雨天時もひどくない限り大丈夫です。


ですから、自分の中では



当然こいつですw


ただ、これは自分の理想というだけであって、普通にFGモデル、SGモデルでも基本は大丈夫だと思います。


(^-^)/ではでは次回☆










ロナウジーニョモデルを買っとけばよかったと思う今日このごろです(笑)



↑自作です(笑)
ナニカナ～w