マーキュリアルヴェイパー7 レビュー

懐かしのスパイクも振り返っていこう、ということで

当時の記憶を思い出しながら、再度レビューしていきます

ちなみになるべく原文（2012年当時）は残したまま、2023年加筆部分は赤ラインでしていきます



今回はマーキュリアルヴェイパー7ボルトカラーについてみていこうかと思います。

結論を先に言うと、
ミラクル2でもヴェイパー7でもあまり変わらない(笑)
です。

当時なんならミラクルの方が、個人的には良かった記憶まであります笑

ただ、素材感はトップモデルのヴェイパーの方が少し柔らかくできてました

では、みていきます。



まず、アッパーにはOLM15という人工皮革が使われています。
ミラクル2のマイクロファイバーよりも薄く、柔らかい皮革です。
実際に履くと、足馴染みがミラクル2とは違います。

又、キックも蹴ってみましたが、やはりしっかりと飛んでくれました。
まあ、キックの点はミラクルより少しボールの感覚が良くなるだけでキック力に大差はありませんでしたw

この足馴染みの部分が結構違う感覚で、厚みなんかも違った記憶があります

ただ、総じてミラクルと価格差ほどの差が無かった記憶もあります

今だとトップモデルのHGがそもそも出てなかったりするので、このころは貴重でしたね…



シュータンはショートタン採用で、通気穴のパンチング加工を施してあります。
なんと、これが、

 

きっちりシューレースホールの下にきて、通気性確保&浸水部分減少につながっている[ようにw]なっています。
あくまで個人的観測です。

たぶん通気という意味では合っている気が今でもしますが、かなり軽微な効果ですね…



ヒールカウンターは内付けですが、しっかりホールドしてくれました。

当時のスパイクの中でも強固な方という訳ではなかった記憶ですが

それでもHG、下地の少し柔らかい土とかだと全く問題なかった印象です



ヒール内部はクッションをいれた人工皮革。
靴擦れ等は特にありませんでした。

この辺の素材感も、若干ミドルモデルのミラクルとは違った…かもしれません

結構細かい差ですが、微妙に違った気が…

ヴェイパーの方がちょっと薄くて柔らかかったような気がします



ミッドソールには三本の凹凸があり、シャンク強度を高めています。

ここはミドルモデルのミラクルと同じところですね



アウトソールはブレード型スタッド&セカンドスタッド採用。
ターン、ストップ、ダッシュと強いグリップ力で難なくこなしてくれます。

 

スタッド自体はそこまで長く無いですが、安定感とグリップ力を両立出来るレベルはこれくらいだと私は思います。

たぶん使ったのが下地が柔らかい土だったからで、このスタッド構成でターンが無理なくできる、はあんまり無い気がします笑

当時の感覚として今思い出すと、前へのスピード、前足部域での安定性はある程度あったように思います



中足部のシャンク強度は全スパイク中一番とも言えるほどの強度です。
抜群のシャンク性能でグングン進みます。

シャンクが強い＝必ずしも速く進むではないのですが、当時はそういう認識だったようですね



はっきしいって、ミラクル2と違うのは皮革の質位です。
あまりボールタッチを気にしない方はミラクル2で充分だと思います(笑)

この世代は書いている通りで、トップモデルとミドルモデルの差が結構少なかったモデルでした

細かいところで違いはあるも、ミドルモデルも十分やれちゃうレベルのスパイク

定価で約20000円、半額くらいで販売もされていたので、ヴェイパーでもミラクルでも部活生も購入しやすい価格とクオリティでした

今ははっきりと、エリートモデルとプロモデルでは展開されているソールや仕様も違うので、昔より違いがわかりやすいかもですね

ではでは(^-^)/

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