アスレタ T7 解説

ATHLETA サッカースパイク

本日はアスレタの新作スパイク、O-REI T7の紹介、解説をしていきます

O-REIシリーズの最新モデルで、T6の後継モデルに当たる一足


レザーアッパーが大きく進化し、かなり良くなっている今作

早速機能性の詳細を見ていこうと思います

アッパー前足部


まずアッパー素材にはカンガルーレザーを採用

一番のアップデートはここで、かなり柔らかくなっています


前作は保形のクッションフォームが入り、レザーらしい感覚が損なわれていました

長持ちするといえばするのですが、馴染みも遅くなりやすい仕様

今作はレザーがかなり柔らかくなり、ふわっとすぐに馴染むようになっています


レザーの質感でいえば、モナルシーダNEO3 WIDE ELITEとか、あれよりちょっとしっかりした感じ

前作に比べれば大きく向上、他社製品と比べても価格込でそん色ない仕上がりです

ぶっちゃけクオリティだけで選ぶならミズノかアシックス、アディダスとかを選べばいいので

まずは他と同じように普通に履ける、というのが重要だったりします


また、つま先にはソール剥がれを抑えるラバー加工を採用

ここももう少し柔らかく、違和感を与えにくくなっています

 
前作は価格の割にちょっと硬すぎ、ユーザー受けは良くなさそうな一足でした

柔らかければいい、という訳でもないのですが

今作は普通に履ける、履き始めから快適な柔らかさになっています

 
・レザーのクオリティが即実戦レベルの柔らかさに
・全体的に丁度いい、履き心地の良いアッパーへ

アッパー中足部


アッパー中足部にはグリッドシェル2.0を搭載した、人工皮革を採用

ここのバランスもちゃんと調整されており、柔らかくなっています


サイドのブレを抑え、フィット感を高めるグリッドシェル2.0

これは前側をもう少し斜めに配置している設計です

補強材もうまく組み合わさっており、サポートと履き心地を両立


また、シューレースにはナチュラルモーションシューレースが採用

シューレースホールを一部、外にも採用している設計です

伸び縮みをコントロールする靴紐と、ホールの設計が面白いところ

 

一般的に柔らかくあってほしい、前足部は靴紐が緩みやすく

ホールドしてほしい中足部以降は緩みにくくなっている仕様

適当に紐を結んでも、ある程度快適にしやすいシューレースです


シュータン部分に関しては、裏起毛薄型のシュータンとクッションフォームを配置した仕様

この辺りもしっかりと微調整、丁度いいくらいのバランスになっています

 
・サポート&フィットのグリッドシェル2.0
・一部伸縮する靴紐を採用
・カスタマイズ可能なシューレース設計

アッパー後足部


アッパー後足部、かかとにはヒールカップが内蔵

かかとは強固とは言いませんが、ある程度のサポートは備わっている印象です


グリッドシェル2.0がかかと部分にまでかかり、シューレースと連動する事でホールドしやすくなっているのは良い所

丸みのあるかかとに適している仕様は変わらずです


クッションパッドもある程度柔らかくなり、こちらも実用的な柔らかさに

このパッドが硬いと、合わないと地獄をみるので

改善されて良かったです


中底に関してはフルレングス

前足部は柔らかく、中足部以降は硬く設計しているものを採用

中央にシャンクらしい溝と、内側の盛り上がりが特徴的で、ここは変わらず


内側の素材はテキスタイルなのですが…

展示品、黒は普通だったのですが

白のT7は裏材がベッタベタ、グリップ加工ついてると思うくらいベタベタだったので

品質的な所は昔からそんなに変わってないのかもしれません…


インソールは表面はグリップ性の高い素材を採用

裏面はオーソライトっぽいスカスカしたスポンジで、かかと直下は少し厚みを増すことで衝撃を緩和するものとなってました

 
・丸めのかかと設計
・クッションはやや硬め

アウトソール


アウトソールには今までと同じ円柱ベースのソールを採用

土、人工芝、天然芝に主に対応している、汎用性の高いソールとなっています


この辺りは前からと概ね同じで、円柱によるシンプルなグリップ性が特徴

外側は屈曲しにくく、内側は屈曲しやすくすることで、なるべく走りやすくしている設計も見受けられます


基本的にシンプルな円柱スタッドなので、グリップはそこまで強くはない仕様

主に土や人工芝、短めの天然芝に適したアウトソールとなっています


この辺の仕様は大きくは変わらず、長く続いているものに

ここも基本、可もなく不可もなく、普通に使える感じです

 
・円柱をベースにしたアウトソール
・土、人工芝、短い芝に主に適した設計

まとめ


アスレタのO-REI T7の解説は以上となります

全体的に前作より柔らかくなっており、履き始めから快適だと感じやすい仕様に変わりました

アスレタが好き、というユーザーにとってはだいぶ嬉しいのではないでしょうか


文中にも記載しましたが、クオリティだけでいえばアシックスやミズノ、アディダスなんかを選べばいいです

一方で、履いてみたい、履いている選手はアスレタが好きな方だと思います

アスレタが好きなユーザーにちゃんと薦められる位には調整されているので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか
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コメント

  1. コンパニー より:

    チェルシーにはペップを
    呼んで欲しいところです。

    リーサルゾーンの新色の
    FGの発売日の表記がSWSとunionでは
    違うのはなぜでしょうか???

  2. 0014 より:

    コンパニーさん
    本気でポゼッションを目指すなら監督、選手の刷新は必須ですよね(>_<)
    ペップは適任だと思います(^-^)/

    HGの表記は12月で統一されているようなので、たぶん12月が正しいです。
    SWSもKAMOもUNIONもネットショップはなんだかんだ間違ってることありますよね(笑)

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