アスレタ　T002、H001等新作実物確認

本日はアスレタの新作、




















T002、H001の実物を確認してきました。





ちょいちょい、twitter等で以前までの欠陥が改善されたという情報が流れてきていたので、少し期待して某ショップ様へお邪魔させていただきました。






















そして、実際に実物を確認。







アッパー素材の価格とのアンマッチはとりあえず見逃すとして、確かに中側部、外側の剛性が高まっているものに。











勿論屈曲位置は若干おかしいですが、ここまでは情報通り＆やや期待の斜め下程度で良かったのです…

（※写真は片手で無理して撮ってますのでちょっとおかしくなってますが、実際こんな感じです）

（※今まで問題ないとアスレタ社は言い張ってきてましたが、変えてきたのはまぁそういうことでしょう笑）






















でも、インソールをとるとこの有様。







この価格帯でこのミッドソールの圧着具合はいかがなものでしょうか…。







足を支えるアウトソールと並び、足元を支える重要な部位となるミッドソールですが、このように圧着部分が前に出る雑すぎる仕様になっており、安定感は失われがち、違和感の出やすいものになってしまっていました…。






















ちなみにH001でも程度は違いますが近いような状態に。







屈曲位置は僕の触ったH001の方が適正位置で屈曲していたので、T002はミッドソールの圧着不具合で屈曲位置もバランスを崩していたものと思われます。























僕が触ったのはたった2足。





なので、他も同じとは言えませんが、他も同じ可能性もあるということ。

（※販売されているということは、検品してこれでOKサインが出ているという話ですからね…）


















前までのように履くのが危ないとまではいいませんが…選手のパフォーマンスを上げるスパイクが出てくるにはまだまだ遠い道のりになりそうです。

（※また、アウトソール剥がれに関してはまだわからないので、もし購入して履かれた方はコメントください。そこも改善されていればより良いものに近づいているので。）



















ちなみに、アスレタのスパイクを擁護するのであれば、



















アッパー素材の値段に見合わない硬さをカバーするために裏材をなるべく起毛素材で足当たりを良くしていたり、今回も微調整を重ねてかかとの裏材はかなりしっくりくるような薄型クッションに変えてきています。






















また、中側部剛性を高めるためにフルレングスミッドソールに変更したのは今まで言ってたこととは違いますが、そこは素直に英断でしょう。







ミッドソールの圧着不具合は恐らくアスレタの開発者の設計図が悪いのではなく、作っている工場や検品のレベルが低い可能性の方が高いです。

（※勿論、今までのソール、アッパーに無理やりフルレングスを突っ込んだから、という考えもできますが、会社の規模を考えると工場のレベルの問題かと思われます。）




























このように細かくちょいちょい改善を施しているのは素晴らしいといえます。




























モノとしてはまだまだですが、とりあえずの安全性は確保されたアスレタの新作。







アッパー、ソールの材質、圧着具合、縫製等々、僕からおすすめはまだ出来ませんが、アスレタが好きな人にとっては嬉しい進歩。









この調子で良いものを、良い価格で提供できるようなメーカーになってもらいたいですね。















ではでは

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