本日はディアドラの最新サッカースパイク、
マッチウィナー ロベルト・バッジョ BLUSHIELDのレビューです!
BLUSHIELDはディアドラのシューズコンセプト「足を守る」を体現したハイテク機能満載のスパイク。
数多くの癖のある機能が満載で、スパイク好きならかなり気になる一足。
早速レビューしていきたいと思います!
(※BLUSHIELDの機能性詳細はこちらからどうぞ)
『足型』
足幅はE程度、甲標準、つま先回り高さ標準となっています。
材質の関係上、足幅やつま先高さは圧迫感を感じやすいとは思いますが、それなりにスペースは取られている印象。
0014はいつも通りの25㎝でサイズは丁度いいものとなっていましたが、実際に着用してプレーすると親指上側先端爪部分が圧迫され、やや痛みを伴うことも。
(※特に足のサイズが微妙に大きい右足のみ)
全体的なフィッティングとしては硬さがやや顕著ですが、がっしり包み込むような安心感もあり、昨今の流行ではないですがこれはこれで面白いフィッティングに仕上がっていると思います。
【フィット感】
★★★★☆☆☆☆☆☆×3
『アッパー前足部 & ボールタッチ、ドリブル』
まずアッパーにはマイクロファイバーが採用されています。
この前足部のフィット感は全体のフィッティングの中でも特段硬めの質感で、しなやかさよりもガッツリと抑え込む硬さが顕著なものに。
ガシガシのホールド感を求める方にはもしかしたら良いかもしれませんが、サッカーだしもう少し薄く柔らかくても良いのかな、というのが正直なところでした。
ただ、一方でボールタッチに関してはフィッティング以上に好感触。
表面の滑り止め加工が見た目だけでなく、しっかりと役割を果たしておりそこそこしっかりとしたグリップ力を発揮していました。
そのため、タッチ感自体はボールを弾く感覚の強いものでしたが、ボールへのグリップは良好。
繊細さ、柔らかさはないですが、これはこれでありなタッチ感に仕上がっていました。
【ボールタッチ】
★★★★★☆☆☆☆☆
そしてドリブルに関しても同様のタッチ感でグリップ力が好感触なものに。
アウトサイド部分にまでしっかりとグリップ加工がなされているので、タッチ感自体は弾く感覚があるものの、ボールグリップ力はなかなかのもの。
やはり繊細さ、素足感覚とは程遠いですが、それなりには問題ないものに仕上がっていました。
【ドリブル】
★★★★★☆☆☆☆☆
『アッパー中足部 & トラップ、パス』
アッパー中側部にも同様のマイクロファイバーを採用。
シュータン部分はアッパー一体型のストレッチタンとなっています。
この中側部のフィッティングに関しては思った以上に良好。
ストレッチタンが足を柔らかく包み込むようにフィットしつつ、足当たりを良くしているのが印象的でした。
そして、トラップ、パスに関しても及第点。
やはり前足部同様繊細さはないですが、強めのボールグリップがボールをしっかりと止める、出すことが可能に。
前足部に比べるとストレッチタン構造もあってか、トラップに関してはまだ若干柔らかな印象も受けており、ここに関してもやはり好みが分かれるものとなっています。
『アッパー後足部~内部 & シュート』
アッパー後側部にはヒールカップを内蔵。
BLUSHIELDテクノロジーもここで搭載されています。
この後足部のフィッティングは柔らかだけれどもがっしりとした分厚さを兼ね備えたフィッティングに。
裏材のスポンジが足当たり良くフィットしつつも、黄色いサポートフレーム等でガッチリとした肉厚な感覚も受けるものになっています。
そしてキックに関してはなかなか好感触なものに。
ボールグリップがある程度効くのもありますが、一番は特徴的なストレッチタンのクッションがキック時の痛みを無くすことに成功しています。
このように肉厚なクッションパッドが入ったことで、蹴っても蹴っても痛くないものに仕上がっているのはこのBLUSHIELDの特徴の一つ。
飛距離やボールスピード云々は置いといて、これは現状恐らくBLUSHIELDだけがもつ機能性といっていいと思います。
蹴り心地自体も悪くなく、甲部への衝撃を和らいでいるなかなかない面白いスパイクだと感じました。
【キック】
★★★★★★★★☆☆
『アウトソール & ダッシュ、ステップ、ターン』
アウトソールには12本の円柱ベースのスタッドを採用。
天然芝専用のモデルとなっています。
ランに関してはこのアウトソール自体はそんなに滅茶苦茶悪いわけではないのですが、BLUSHIELD採用のインソールやスパイク自体の重量がかなりネックに。
BLUSHIELD採用のゲル状インソールですが、ランニング時は少し沈むような、ぐにゅっとした感覚があるのですが、
このように下地が硬い天然芝だと切り返し時に突き上げ感を感じるものに。
ゲル状のクッション材は中央に山を作り、母指球等の圧力のかかる部分では薄くなってしまっているため、このようなことが起こってしまいました。
また、強い切り返しだとホールドの強いアッパーもインソールが少し滑ることで、中で足が多少滑るようなものに。
勿論これは今回のグランドの関係上仕方ない部分もあるのですが、もう少し抑えてくれたらいいな、と思ってしまうようなものでした。
そして、インソール自体の重量、スパイクの重量が相まって現状かなり重い部類のスパイクに。
どっしり、がっしりが好きな選手は良いかもしれませんが、個人的には軽快な動きは難しいものとなっていました。
ただ、ソールのグリップ自体はなかなかいい感触ですし、ターンも問題なくできるもの。
インソールを軽く、かつまんべんなくクッション性のあるもので、それでいて滑り止めが多少ついているものだと劇的に良くなる気もする、インソールの癖がものすごく強いスパイクでした。
(※スピーバとか試すと面白そうです)
【スピード】
★★★★☆☆☆☆☆☆
【アジリティ】
★★★★☆☆☆☆☆☆
『まとめ』
ディアドラの最新サッカースパイク、マッチウィナーRB BLUSHIELD。
その機能性通り、かなり癖のある面白いスパイクに仕上がっていました。
「足を守る」というコンセプト自体は伝わってくるBLUSHIELD。
天然芝で主にプレーする社会人の方、コーチの方なんかには良いかもしれませんね♪
総合評価
38/80
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