先日公開、発売も迫っているHOKAONEONEの新作シューズ、ボンダイ9。
定番のマックスクッション系のランニングシューズなので、さくっと解説しておきます。
前作との違いは素材の進化


※左の青っぽいのがボンダイ9、グレーが前作ボンダイ8です
前作との違いとして、主だった特徴はソール厚みの増加、そしてスーパークリティカルフォームの採用です。
2mmソールが厚くなり、フォーム材が変更されたことで、随所が変わっているのがポイント。
ラントリップマガジンに記載されてますが
スーパークリティカルフォームは窒素ガスを用いて素材を発泡させているフォーム。


つまり、フォームが軽くなってフニャ、クシャっと潰れ、反発するのですが。
そこを顕著に表しているのが、かかとのクッション形状。
前作までは溝をつけることで、潰れと反発を作っていました。
本作ボンダイ9ではフォーム材がその役割を担うので
効果が控えめになっているのは大きな違いです。


クッション自体がより大きく潰れる、柔らかい履き心地になるケースが多いため
加えて厚底だと不安定性が増すことが多いです。
ただ、それをフォローするためのミッドソールの溝設計や、もしかしたらアッパー後足部でも補助しているかもしれません。


アウトソールもベースは同じであるものの、よりソフトな感じを生み出すような肉抜き設計を採用。
不安定性を打ち消す幅広ソールはそのままに、中央部に収まりやすいようなラバー配置。
加えて、今までの傾向と似ている、やや内側縦アーチ部や拇指側に荷重がのる仕様がとられています。


厚みを増してフォームを変えたことによる微調整がメインで、アッパー側は大きな変更はない印象。
ただ、用途としては普段履き兼用でなく、ランニングシューズ寄りになってるのは注意。
今までは普段履き兼用もいけそうでしたが、今作はよりラン志向が強いのには留意です。
まとめ


今回はHOKA ONE ONEのランニングシューズ、ボンダイ9が新しく出るので解説しました。
雑にいうとフォーム材の変更、そして厚みが2mm追加というところで。
ベースとなるコンセプトは同じながら、よりラン志向の強いクッションシューズとなっています。

長い距離をゆっくり走る、ジョグを楽しむのに最適な1足となっているボンダイ9。
ジョグ向けシューズを探しているなら、候補にいれたい一足ですね。
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