この間こんな記事が出ていたので、こちらでも少しだけ記載しておこうと思います
内容としてはアディダスショップで一日店長をやりました、という記事なのですが、
契約しているアディダス製のスパイクは、セットプレーで踏ん張るために屈曲性と硬さのバランスにこだわった特注品。W杯フランス大会の会場は粘土質で芝がはがれやすい特徴があり「強度を重要視している」と話した
こういう文言が入っています
日本の芝だと比較的下地が硬い事が多い印象ですが、海外だと上記のような粘土質な下地に芝が張ってあるケースも多い印象です
記載の通り、下地が緩いので芝の根があっても、芝の根ごと一気に持っていって剥がれる、というケースもあったりします
稲垣選手の筋力、体重、足長等を考えると、既製品よりも足底前足部強度を高める可能性は1つ考えられそうです
柔らかくするというのもパターンとしては無くはないですが、下地が柔らかい×重量級だと、アッパーのサポートはしっかりさせつつ、強度を上げる方向の方が適切になりやすいでしょう
現在のシステムではアウトソールユニットを新規でというのは難しいと思うので、既製品と同じアウトソールに中底やインソールで強度を変えるか、アウトソールの樹脂を変えるかという特注になりそうです
程よい前足部での屈曲性は大事ですが、下地が柔らかく芝がめくれやすい×重量級なのであれば、面で捉えやすく強度を上げる方向の特注加工かもしれませんね
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