NIKE ナイキプレミア3 解説

ナイキ 着用感想&紹介記事

本日はナイキのサッカースパイク、ナイキプレミア3の紹介、解説をしていきます。

ナイキのクラシカル系スパイクで、他のシリーズとは少し違う立ち位置となっているモデル。


柔らかなフィッティング、履き心地の良さ、クラシカルさが特徴のスパイク。
早速解説していきます。

より詳しい解説はこちら

足型


足幅D~E程度、つま先周り高さ標準~やや低め、甲回り高さ標準程度となっています。

幅が狭いのが特徴で、かなりタイト目なフィット感になっています。


0014はいつもと同じサイズ、25.0cmを今回チョイス。

サイズを変える程ではないですが、気持ち小さ目なサイズ感に仕上がっている印象です。


足型的にはギリシャ型、エジプト型両方に対応していそうな形状で、程よいカーブもあるアッパーに。

幅は細めな方の方がしっくりくるスパイクとなっています。
・足幅はD程度で細い
・カーブは程よい
・サイズは標準~気持ち小さ目

アッパー前足部


まずアッパー素材にはカンガルーレザーが採用されています。

前足部にのみカンガルーレザーという構成で、ダブルステッチが少し入っているのが特徴。


定価で約14000円程度と中価格帯のスパイクではありますが、レザーの質感は結構良い印象。

適度な柔らかさ、薄さが兼ね備えられており、シンプルなタッチ感とフィット感を生み出すレザーとなっています。
・足馴染みの良いマカンガルーレザー

アッパー中足部


アッパー中足部には人工皮革を採用。

途中から人工皮革となっており、両サイドにはナイキロゴでの補強が実施されています。


シューレースに関しては6つ穴で構成され、シュータンは折り返し式のタイプに。

人工皮革で構成されているため、レザー程柔らかくはない仕上がりです。


このシュータンは自分で切り取ることが可能で、カットラインも描かれています。

ロングの折り返しタンが邪魔、という場合はショートタンにして着用する事も可能です。


このように基本的には人工皮革の適度な柔らかさとサポート性が特徴となっている中足部。

前足部は柔らかく、中足部以降は適度なサポート性を持たせています。
・ホールド性を備えたシューレース回り
・折り返しタンはショートタンへ加工可能

アッパー後足部


アッパー後足部、かかとにはヒールカップが搭載。

やや柔らかめのカップで、ストレスを与えにくいヒールカップとなっています。


かかと内側は柔らかな微起毛人工皮革で、柔らかいクッションパッドを同時に採用している機構。

起毛材とクッションパッドで脱げにくく、かつかかとをホールドする仕様となっています。



中底にはフルレングス、全面に敷き詰められたボードを採用。

変わった切れ込み等はなく、強度を高めている仕様となっています。


そしてインソールには表面にメッシュ、ベースに硬めのオーソライトのような素材を採用。
やや沈み込むようなクッション感で、ベースは恐らくハイパーヴェノムのものとなっています。
・フィットしやすいかかと
・履き心地の良いインソール

アウトソール


アウトソールには天然芝用の円柱スタッド13本が搭載。

シンプルなアウトソールとなっています。


そのシンプルさの中にも工夫は設けられており、加速時に滑らないようサブスタッドをつま先に配置。

最後の蹴り出しで少し引っかかるように設計されているのが特徴です。


このサブスタッドは踵の方にも配置されており、こちらはストップ動作で役に立つ設計。

あくまで補助にはなりますが、加速、減速を意識したソールとなっています。


また、かかと外側のスタッドは三角気味になっており、ストップ等でしっかりとグリップを発揮しやすくしているのも特徴。

見た目はシンプル、だけれども細やかな配慮が施されているソールとなっています。
・シンプルな円柱ベースのソール
・旋回性とグリップ性の両立

まとめ

・カンガルーレザーのフィット感
・シンプルなアウトソール
・クラシカルなデザイン
特徴としては上記の3点が主な特徴に成り得るスパイクです。
どのような条件に適しているかというと、
・幅が細めの人
・天然芝のグラウンド
・現役プレーヤーから、指導者、レフリーまで対応
クラシカルなデザインの中に、実用性も兼ね備えられているのがナイキプレミア3。

国内での展開がたまにしかないのはネックですが、幅が細い人は検討してみてはいかがでしょうか。

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