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ミズノ モレリア2 JAPAN AG 解説

ミズノ 着用感想&紹介記事

本日はミズノのスパイク、モレリア2 JAPAN AGの紹介、解説をしていきます。

40周年記念としてマイナーアップデートが施された本作。

特にモレリア2としてはTM以来の、久々のAGモデルとなります。


起毛素材のライニング等のバージョンアップに、AGソールが加わっている本作。

早速機能性を解説していきます。
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足型


足幅はE~2E程度、つま先周り高さ標準、甲回り高さ標準~やや低め程度となっています。

また、サイズ的には今までと大きく変わりはなく、足型もエンジニアードフィットラストを採用。

ちなみに保形が今回良いようで、特に甲外側が良い感じでした。


そして基本的には前作や通常モデルと同じ感覚で着用できる本作。

カーブの設計もろもろ、前作と変わりなく着用することが可能となっています。
・足幅はE~2E程度
・指先はギリシャ、エジプト対応
・サイズは標準程度

アッパー前足部


まずアッパー素材にはウォッシャブルカンガルーレザーを採用しています。

そして、今作では裏材に高密度マイクロタフタを使用。

そうすることで、より伸びにくく心地の良いフィット感が続くようになっています。


更に本作ではステッチパターンの変更もあります。

このステッチパターンの変更により、保形性と強度を増している印象です。

ちなみに前作のクロスステッチと比べてみると


このような感じで、少しステッチの密度が高い設計に。

これによって、更に伸びにくく良いフィット感が長く続く設計になっています。
・カンガルーレザーで履き心地◎
・高密度マイクロタフタで補強も◎
・ステッチパターンも変更

アッパー中足部


アッパー中足部にも同様にカンガルーレザーを採用。

一部ミズノロゴなどで補強も行われています。

また、履き口を中心にベアフットレザーが今作では使用。


特に履き口周りに使用されており、更に足馴染みのいい感触へ進化。

一方で、必要なサポートはヒールカップやミズノロゴで行われています。

そのため、履き心地は良くなりつつも、不安定感は出ません。


更にシュータン部分はショートタン形状で、薄いクッションを採用。

この辺りの仕様は特別変わっていません。

ただ、シューレースは6mm→4mmへ変更されており、締まる感触が強くなっています。


基本的に今までと近い感覚で履けますが、微妙に仕様変更もある中足部以降。

より柔らかさとホールド性を両立させた仕様となっています。
・ベアフットレザーで心地の良い履き心地
・4mmシューレースでホールド感を向上

アッパー後足部


アッパー後足部、かかとにはヒールカップが搭載。

今作も強度がある程度ある、ホールド性のあるカップが内蔵されています。

ちなみにここの仕様も特別大きくは変わっていない印象。


ただし、ヒール内側はクッション材と起毛材が採用。

この起毛材は今回初採用で、主にDNAで用いられていた起毛材です。

今回はこの裏材の仕様変更がメイン。


そして中底に関しては他同様、硬度を変えたフルレングスボードを搭載。

これによって、素足感覚、保護性能を高めています。


また、インソールは表面起毛のものが採用。

ここは大きな仕様変更はありません。

せいぜいミズノロゴとmadeinjapanのロゴが変わったくらいでしょうか。
・ヒールライニングが起毛材へ変更
・ヒールカップは継続

アウトソール


アウトソールには今回、人工芝用のAGソールを採用。

TPUベースで摩耗に強く、耐久性を持たせているのが特徴となっています。


今作の特徴として、円柱スタッドが多数採用されているのが挙げられます。

ただ、これらは特につま先周辺で顕著な設計となっているので

通常のカット、ターンといった所では割といつも通りのグリップ性を発揮します。


そのため、グリップ性が落ちているのは特につま先周り。

なので、ハムストリングスやアキレス腱といった部位に負荷がかかりにくい仕様です。

逆に言うと、人によっては滑りやすいと感じるかもしれません。


また、全体的にTPUベースなので、ソールが柔らかめなのも特徴。

この辺りは微妙な塩梅ですが、通常モデルよりも柔らかく感じやすいかと思います。
・多数円柱スタッドを搭載
・加速時に抜けの良いスタッド構成で、負荷を軽減
・柔らかいソールで素足感をアップ

まとめ

・人工芝専用AGソールを搭載
・モレリア2の良さは継続
・負荷を軽減するアウトソール
特徴としては上記の3点が主だったところ。

今作のAGモデルは、モレリア2ユーザーにとってはかなり嬉しい一足になるのかなと思います。

ただ、今後カンガルーレザーが使えなくなる流れがあるので

モレリアユーザーはAG含め、今後も大事に履いていきたいところですね。
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コメント

  1. こくぶん より:

    コメント失礼します。
    ミズノのAGソールはHGでの使用は考慮されてないのでしょうか?
    スタッドの本数的にいけそうな気がしなくもないですが…
    アシックスのAGも同じですが。
    刺さりは悪いが足に影響はあるのでしょうか?

    • 0014 0014 より:

      TPUベースなので使用することは可能だと思いますが、一部のスタッドは高さが無かったり、幅が無かったりするので、早期にグリップする感覚が無くなるケースもあるかと思います。
      土、といっても状況によって様々なのですが、今回のAGをわざわざ土で使うよりは、通常モデルを土で使う方が良いケースの方が多いかなと思います。

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