(※当記事画像引用元↑)
※2017年記事を再編集してます
今回は問題提起されることが多い、瞬足について解説していきます。
瞬足はアキレスから販売されている子供(一部大人サイズあり)のシューズ。
主に子供の運動会や普段履き、スポーツシューズというイメージが強いのではないでしょうか。
今回はアキレスから販売されている中でも、左右非対称ソールについて解説していきます。
左右非対称ソールは身体に悪い可能性
アキレス社の左右非対称ソールは、学校の校庭を速く走るためのシューズとして長年展開。
コーナーを速く走るために、内側と外側で違う意匠になっているのが特徴です。
これが、結構昔から靴界隈では話題になりがちです。

というのも、
左右非対称に設計してあることで、体や足のバランスが歪むのではないか
左回りは良いけども、直進や右回りがしにくい体、足のバランスになるのではないか
はたまたそこから体への痛みが生まれるのでは…etc
という所が懸念点となっています。
一方でアキレス側としては、
・速く走りたいという子供の気持ちに応える為、左回りのトラックに最適化されたシューズ
・通常歩行時は体重でソールもフラットになるため、悪影響はない
確かに、実際完璧に身体が左右対称というのはなかなか難しく。
左右の足でそれぞれ役割分担がある支持脚機能脚の話であったり、内蔵の位置がそもそも左右非対称であったりと、完璧な左右対称は現実的ではないです。


(※↑サッカーで例えると理解しやすいんじゃないですかね。)
一方で、
左回りに体重を乗せながら走る動きに最適化され
その方向に誘導されるシューズが果たして本当に悪影響を及ぼさないのか
という点において、疑問は残る商品となっています。
少なくとも、普段の生活やスポーツでは左回りだけではなく
むしろ直進することの方が多いので、直進しにくく左に回らされる靴は、身体に悪影響を及ぼす可能性は否定できないと思います。

ただし、これはどちらも僕が調べた限りでは実際に検証したデータはないです。
また、アキレス側も瞬足ブランドで左右対称ソールの商品も展開されています。
左右非対称ソールだけではないラインナップであるというところも考慮した方が良いとは思います。
まとめ
今回は左右非対称ソールを用いている、瞬足シューズについて解説しました。記事を書いた当時はもっと、尖っていた製品も多かった印象ですが
昨今はまだ、左右非対称ソールもおとなしめなモノが多い印象です。

ただ、とはいえ左右非対称にすることで
一定方向へ動きにくい身体になるかもしれません。
あくまでトラック、校庭のコーナーで使うにとどめて、普段履きは別で用意するのが良さそうですね。
コメント