アシックスの最新スパイク、X-FLY PRO。
最軽量、最速を目指したスピード特化型のスパイクですが
本日はこのX-FLY PROの機能性を紹介。
スペックを解説していきます。
※圧倒的に詳しい情報が欲しいならこちら
『足型』
足幅はD~E程度、つま先周り高さ標準、甲標準程度となっています。
今回は新型DSライトの足型、木型を用いて作成されているのが特徴で、
よりまっすぐ、あまりカーブが強くない設計。
かつ、つま先の巻き上げと、かかとの食いつき緩和が主な変更点。
要するに、小指の圧迫感を軽減し、走りやすくつまづきにくく、靴擦れしにくくなったのがポイント。
サイズは今回いつも通りの25.0cmをチョイス。
少しタイト目な感覚で履く事が可能となっていました。
『アッパー前足部』
まずアッパー前足部にはプラチナムカンガルーレザー、そしてそこに硬化プリントとMOIS TECTと呼ばれる機能を追加しています。
薄く、柔らかく、足当たりの良いカンガルーレザーを使いつつ、伸びすぎて履き心地が悪くなるのを防止する硬化プリント、2本縫い糸を用いている仕様。
柔らかなレザーの足馴染みを体感できつつ、伸びすぎない補強が表側、裏側に施されているのが特徴です。
また、水に強い加工のMOIS TECTを施すことで、雨に濡れても革が硬くなりにくい仕様に。
雨天時使用後、天然の革だと硬くなってしまう事がありますが、そのデメリットを解消するような機能が備わっています。
『アッパー中足部』
アッパー中足部以降には軽量で柔らかく、足馴染みの良いマイクロSK人工皮革を採用。
アシックスロゴは3D樹脂プリントで表現されています。
シュータンはメッシュをベースに、起毛素材と樹脂フィルムを用いた仕様で、薄く足にピタッと吸い付くようにフィットするものに。
また、靴紐はホールドしつつほどけにくい、パワーホールドシューレースを今回も採用。
靴紐を通す穴は8つ開いており、靴紐でフィット感を調整しやすい仕上がりとなっています。
『アッパー後足部~内部』
アッパー後足部、かかとにはヒールカップを内蔵。
しっかりとしたヒールカップで、かかとをホールドしてくれるものとなっています。
そしてかかとの裏側には起毛素材とクッションを配置。
足当たり良く、滑りにくく、脱げにくいかかとになっています。
また、中底は軽量化で薄底になり、アッパーの裏側には起毛素材が採用。
より素足に近い履き心地、柔らかくソフトなフィット感が特徴となっています。
ちなみにインソールは表面がもちっとした滑りにくい素材を採用。
軽く、滑りにくく、アーチのサポートも表現されたようなものになっています。
『アウトソール』
アウトソールには今回新型のスピードソールを採用。
アシックススポーツ工学研究所でデータシミュレートを重ねた、最新鋭のソールとなっています。
土、人工芝、天然芝に対応。
一番の特徴はつま先のブレード、三角のスタッド(凸)。
前方向にしっかりとグリップする仕様で、ダッシュ時の爆発的な加速を引き出す設計に。
ソール部分は一部むき出しのメッシュで構成され、肉抜きしたことで超軽量化がされているのもポイント。
一方で曲がってほしくない部分は、スタッド(凸)の間にリブ(凹凸)を設けて、強く仕上げている仕様に。
基本的にはX-FLY4よりも素足感覚で、更にダッシュ時のスピードを引き出すような設計になっているのがポイント。
スピードを大事にする、スピードが武器のラグビー部、サッカー部におススメなスパイクとなっています。
『まとめ』
アシックスの最新スパイク、X-FLY PRO。
その高い機能性、スピード性能を確認する事が出来ました!
25㎝片足で182gの超軽量性が特徴のスパイク。
試合用として是非検討したい一足ですね♪
コメント
つま先の剥がれやすさは改善されていますか?