ニューバランス フューロンV7+ PRO HG 解説

ニューバランス 着用感想&紹介記事

本日はニューバランスの最新スピードスパイク、フューロンV7+ PROの紹介、解説をしていきます。

吸い付くフィット感、ブレないフィット性、超軽量性が特徴のスパイク。


今回は最新モデルのライムグリーンカラーを解説。

早速機能性の詳細を見ていこうと思います。


足型


足幅はD~E程度、つま先周り高さやや低め、甲回り標準程度となっています。

ライムグリーンカラーはD幅のみの展開ですが。

他カラーであれば2E幅も選べるのが、ニューバランスの嬉しいところです。


今回0014はまさかの26.0cmをチョイス。

昔は25.0cm、最近は25.5cmをよく着用していますが、まさかの26.0cmで丁度いい感覚です。

今作フューロンV7+はかなり小さめなので、+0.5cmはほぼ必須。


全体的なフィット感としては、吸い付いて足に皮膚のように張り付く感覚が顕著

無駄のない、スピードを引き出すぴったりフィットとなっています。

・足幅はD~E程度
・指先はエジプト、ギリシャ両対応
・サイズは小さいので+0.5cm推奨

 

アッパー前足部


まずアッパー素材にはニットアッパーを採用しています。

これが前作とはまた全く違う、相当柔らかいニットアッパーで、薄くピタッと馴染みやすいような素材。

履いた瞬間フィットするような、それくらい柔らかいアッパーへ進化しています。


足型ベースは442V2 PROと同じですが、この質感の違いは引き続きフィット感やタッチ感にも影響を与える印象。

ソフトさを求めるなら442ですが、薄さや吸い付くフィット感を求めるならフューロンの方が良いかもしれません。

この全体的な履き心地や、実際の形状から、442とはしっかり住みわけ※が出来ているのもニューバランスの良いところ。
※442かフューロン、どちらかは足に合うという感じになってます。


また、アッパー表面には細かいテクスチャーが採用。

これらでボールグリップ性を高め、コントロールしやすくもなっています。


トゥボックスは低めですが、柔らかすぎるニットが足に吸い付いてフィットするのが心地いい本作。

このアッパーの柔らかさ、吸い付き加減は好きな人は好きなはずです。
・更に吸い付くフィット感を生み出すニットアッパー
・ベースは442V2PROと同じ
・感覚的にはV7とは別物

アッパー中足部


アッパー中足部にもニットアッパー、ハイポニットアッパーが採用。

インサイド面には大きくテクスチャーを展開し、ボールコントロール性も高めています。


加えて、キッキングエリア拡大のカバー、キャノピー構造も仕様変更。

内側から甲を覆う設計がキャノピー構造で、キッキングエリアを確保しているのが特徴。

今作はそこに凸をつけたことで、もう少しボールをコントロールしやすくなっています。


また、シューレースに関してはパワーホールドシューレースっぽい感じのレースを採用。

前作よりも脱げにくく、しっかりとホールドできるように変化しています。


甲部はむき出しのニットで包まれつつ、キャノピー構造でキッキングエリアはフラットな仕様。

包まれるような履き心地の良さと、キックの蹴りやすさを両立させています。


また、足首周りまでニットがあることで、吸い付くホールド感を発揮。

履き心地、蹴り心地、ホールド性を考えた仕様となっています。
・キャノピー構造×凸構造によるキック精度向上
・ハイポニットによる履き心地向上
・履き口ニットによるホールド性○

アッパー後足部


アッパー後足部、かかとには内蔵型のヒールカップが搭載。

この辺りの意匠は基本的に前作と同じですが、より柔らかくなった印象。

ホールド性と履き心地の良さを、うまく組み合わせています。


このかかとの設計が442とは全く違うのが、ニューバランスの良いところ。

より丸みのあるかかとなら、フューロンがぴったりきますし。

まっすぐ目なかかとなら、442がしっくりきやすい設計となっています。


そして食いつくように配置されているパッドによって、かかとのフィット感がしっかりと出やすい設計がフューロンでは採用。

ニット採用範囲が広く、履き口回りのフィット感、ホールド感もある仕様です。


内側に関してですが、前足部に樹脂プレートを入れた設計を採用。

つま先付近には屈曲溝も入っています。

アッパーのニットの接合部が今回柔らかくなっているので、その辺の履き心地に影響するストレスも減らしているのが好印象。


また、内外で強度を変えることで、外側にはズレにくくなっているのも本作の仕様。

外へのズレは抑えつつ、インサイドでのトラップは素足感覚になりやすい設計です。


インソールの方は特に仕様変更は無く、表面に滑りにくい素材が採用。

基本的に前作と同じ仕様です。
・小さ目のかかとでフィット感〇
・くいつくパッドでホールド性〇
・フィット感とホールド性を高める仕様
・インソールは滑り止めつき

アウトソール


アウトソールには円柱スタッドを搭載。

土、人工芝、天然芝に対応した、超軽量ソールを使用しています。


特徴的なのは内側の肉抜きで、カットインやターンがしやすい仕様。

円柱スタッドなので引っ掛かりすぎず、でも鋭いターンを実現する仕様となっています。

円柱スタッド自体も比較的長く、グリップ性が高いのも特徴。


内側へ大きく捻じれるのが特徴ですが、外側も補強しつつ程よく動くのも特徴。

第五中足骨疲労骨折をカバーしながらも、動きやすさを出している仕様です。


かかと部分は外側を巻き上げ、サイドのサポート性を強化。

加えて4つのスタッドをつなぐことで、安定感のある強度を出した仕様です。


前足部は薄くて、反発性もあって、ターンもしやすくなっており、素足感覚な一足に。

フューロンはアッパーのフィット感も脱げにくくなっているので、よりソールの良さが活きるものとなっています。
・反発性のある汎用HGソール
・カットイン、ターンで特に〇
・超軽量なのも◎

まとめ

・薄く吸い付くフィット感が更に良くなった
・キック精度向上の仕様も更に良く
・超軽量かつ、カットインやターンでも強みのあるスパイク
特徴としては上記の3点が主な長所に成り得るスパイクです。

今作はとにかく履き心地と軽量性が素晴らしい一足。

前作生まれた改善点を一つ一つ丁寧に潰しており、スピードとフィットを追求した印象です。


個人的にも今から履くのが非常に楽しみな、フューロンV7+PRO HG D。

是非皆さんも購入、履いてみて下さい👍

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※PRを含みます

コメント

  1. コンパニー より:

    プレデターLZはいつごろ発売ですか?
      

    あと、mi adidasは大阪の茶屋店でも、できますか?

  2. 0014 より:

    コンパニーさん
    すみません(>_<)
    大阪→神奈川になったので、今まで築いてきたコネ?(笑)がなくなって、新作とか発売情報が手に入らないんです。

    憶測ですが、最悪でもEURO、早ければ4、5月中だと個人的には予想しています。


    出来ますよ♪
    混んでいると予約がどうのこうのいうので、予約がベストです。
    ですが、ふつーに行ってもmi adidas コーナーが混んでさえなければ大丈夫です(^_^)

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