X17.1 HG レビュー

サッカースパイク 着用感想

本日はアディダスの最新サッカースパイク、

















図31






X17.1 HGのレビューです!



















図74










前作、X16.1からマイナーチェンジという形でリニューアルされたX17.1。









ルイス・スアレス選手やガレス・ベイル選手といった有名なプレーヤーも着用している、スピードスパイクです。



















図49








今回はマイナーチェンジですが、されどマイナーチェンジと侮るなかれ、かなりいいアップデートになっていると感じました!













それでは、早速レビューしていこうと思います!







(X17.1の機能性詳細はこちらの記事からどうぞ)























『足型』















図70


図69


図68












足幅はD~E程度(D寄り)、つま先回りやや低め、甲回り標準(足首周り緩め)となっています。

(25㎝チョイス)















図71








0014の足にはかかとが少し緩く、また後側のカーブが合っていなかったこと、足首周りが緩かったこと、つま先回り親指高さが若干きつかったことが難点。







ただ、多くはTRUSOXのシンで解決できたので、それなりに良好な感覚で着用できています。













【フィット感】

★★★★★★☆☆☆☆×3




















『アッパー前足部 & ボールタッチ、ドリブル』















図66








まずアッパー素材にはテックフィットアッパーが採用されています。

















このテックフィットアッパー、この素材自体にも大きな改善が見受けられました!

















図42








普通、スパイク使用後~使用中は自身から発する熱、汗、切り返し等による圧力から、アッパーは柔らかくなりやすいもの。











試着時は丁度良かったけれども、実際に使うとホールド感が足らない、ということもしばしば起こりうります。



















図32








しかし、今回の改良型テックフィットアッパーではその熱などによるへたりをほぼカット。







プレー中もソフトかつ、しっかりとしたホールド性を保つことが可能となっています!





















図67








そのため、激しいプレー中でも心地いい裏起毛素材の柔らかな足当たりと、しっかりとしたホールド感の両立に成功。







スピードとフィットの両立がなされていました。





























図45


図38










また、ボールタッチに関してはやや変わった感覚。







表面が比較的硬めで、NSGによるグリップ力があるもの。









内側が起毛素材による柔らかな層ということもあって、マイクロファイバーらしい弾く感覚ではないけれども、天然皮革のような柔らかさまではいかないものに。

















図43


図37












ただ、NSGの効果かピタッと吸い付くグリップ力は発揮されており、トータルで見るとやや弾く感覚寄りのタッチ感に、グリップが追加されたような仕上がり。











タッチ感に関してはそこそこ良い印象を受けました。























【ボールタッチ】

★★★★★★★☆☆☆
















図36


図51










また、ドリブルに関してもボールタッチ同様、なかなかいい感触。

























図34














表面のグリップ力がボールへのグリップ力を高めることで、はじく感覚を制御。















図30








更にアッパーのホールド感、アウトソールのランニング性能がクイックな動きをサポートしてくれています。



















図29


図33








ボールを止める、動かすといった基本動作をNSGでしっかりとアシストし、体のキレをホールド性でサポートするX17.1.







そこそこ良い仕上がりになっていたと思います。



















【ドリブル】

★★★★★★★☆☆☆


























『アッパー中足部 & トラップ、パス』













図63










アッパー中足部にもテックフィットアッパー×NSGを採用。







シューレースにはフック形状のものを採用し、足首までテックフィットソックスを採用した特殊な形状となっています。















図62








このシューレースフックシステム、テックフィットアッパーに関しては、やはり前作同様の課題が発生。



















図61
図60








シューレースフックシステムは強く縛ろうにも緩んでしまい、テックフィットアッパーは高さが決まっているため、履く人を選ぶものになっています。























図64






ただ、とは言え前作初期のような日本人に合いにくい設計ではなく、比較的万人受けしやすい設計に。







ここは素直に好感の持てるリニューアルになっています。























図65


図44








そしてパス、トラップに関してはNSGの強いグリップがコントロールを手助けしてくれている感覚があります。

















図41










表皮自体は比較的硬めで、ソフトなタッチというよりかははじく感覚の方が気持ち強いのですが、NSGのグリップがここでも効果を発揮。









トラップ時も決して最上級のソフトさで包む…そんなことはありませんが、しっかりとしたグリップ力でボールをコントロール









しっかりおさめることも可能になっています。



























図27


図26








また、パスの方に関しては気持ち弾く感覚と、グリップの掛け合わせが多少精度を高めてくれていたように思います。











ただ、パスに関してはパスパネル等がついていないこともあって、グリップ以外は比較的シンプルな感覚になっていました。







































『アッパー後足部~内部 & シュート』













図58


図57










アッパー後足部、かかとにはヒールカウンターを搭載。









しっかりとかかとをホールドする強度を持ち合わせたカウンターが搭載されています。

















図56










このかかとは前作同様、0014にとってはやや合っていない印象を受けますが、TRUSOXでカバーすれば履ける程度のもの。







レビュー時は通常のソックスですし、この感想も通常のソックスでのレビューになりますが、もしスパイクが緩くて合わない場合はTRUSOXは試したほうが良いとつくづく感じさせられました笑























図23
図22








ただ、キックに関してはなかなか好感触。









気持ち弾く感があり、グリップにも優れたアッパーがしっかりとボールを捉えつつ、心地いい蹴り心地を実現。



















図21








ソールもしっかり土のグランドでグリップを発揮し、かかとも強固さはあるのでそこまでぶれることもないということで軸足の安定感も確保されており、

















図20
図19








アッパー自体の蹴り心地もグリップよし、気持ち弾く感覚ありで蹴り心地としてはかなり良いように感じました。





















図18






ただ、カーブや柔らかさという点においてはエース17.1HGPKの方が勝っていたので、やはりアタッカー向けのスパイクなんだな、ということを再確認することができる箇所でもありました。































【キック】

★★★★★★★☆☆☆
























『アウトソール & ダッシュ、ステップ、ターン』















図55












アウトソールには円柱ベースにエッジを効かせたスプリントフレームアウトソールを搭載。









土、人工芝、天然芝に対応しています。























図53


図4


図6











安定のスプリントフレームアウトソールなので、今回もランニング性能、グリップ力に関しては何ら問題なし。











エッジの効いた円柱スタッドが適度なグリップ力を発揮しつつ、旋回性も兼ね備えられているためターンもスムーズです。



















図2


図14










ただ、大変強烈な切り返しだとインソール表面がやや滑るため、アッパー内でズレが起こることも…。









ここは滑り止め付きインソールや、TRUSOXといった滑り止めギアで防止しておくといいと思います。

















図17


図11












ただ、基本的には屈曲性と反発性の上手いバランスで、ダッシュもスムーズかつ素早いですし、

















図7
図8














ステップ等でも大きくぶれることはなかったので、気になる方は対策をしたほうが良い程度のものになると思います。



















図15
















定番のスプリントフレーム、今回のX17.1HGも例にもれずなかなかいい感触で良かったです。



















【スピード】

★★★★★★★☆☆☆

【アジリティ】

★★★★★★☆☆☆☆


























『まとめ』











図10














マイナーチェンジを果たしたスピードスパイク、X17.1HG。







マイナーチェンジとは思えないほどのアッパーの変わり具合は見た目では判別がつきにくく、履いてみないとわからないもので、驚かされることも多いスパイクでした。















図9














スアレスやベイルのようなストライカー、アタッカー、攻撃を意識する選手にぴったりのスパイクになっているので、是非一度店頭で試着してみてくださいね♪















総合評価

62/80
















ではでは













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コメント

  1. ワカロナ より:

    0014さんのおっしゃる通り今作のXは前作に比べてかなりよかったです!
    今日はじめて試着したのですが、16.1よりも多くの部分がよくなっていました!マイナーチェンジと侮っていましたが、そこはさすがのアディダスだなと思いました!

  2. 0014 より:

    ワカロナさん
    記事読んで下さりありがとうございます!
    そうなんですよ、今回は案外アップデート多くて、マイナーチェンジらしくない良い改良なんですよね。

  3. 岩崎 より:

    0014さん、x16.1と、16.2ではどちらがオススメですか?
    個人的には16.1買いたいのですが、長く持たせたく16.1、16.2ではどちらがポイント削れにくいですか?

  4. 0014 より:

    岩崎さん
    耐久性はどっこいどっこいかと。

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