マーキュリアルヴェイパー12 エリート FG 機能性詳細

ナイキ 着用感想&紹介記事

本日はナイキの最新サッカースパイク、




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マーキュリアルヴェイパー12 エリートの紹介です!


今回からはローカットverもニット素材ベースとなったマーキュリアル。






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見た目上はインパクトの少ないものでしたが、中を開けるとギミックが詰まっていた一作。



早速紹介していこうと思います!









『足型』




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足幅はD程度、爪先回り気持ち低め、甲部分高さ気持ち低め、かかと幅標準~気持ち狭めとなっています。








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0014は今回いつも通りの25cmをチョイス。


指先回りは完全なるギリシャ系のカーブなので指先が合わなかったり、かかとのクッションが合わなかったりはしますが、サイズ的には問題なく着用できています。







『アッパー前足部』





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今回はアッパーにワンピースのフライニットを採用。



フライニットウルトラのように糸に樹脂素材をコーティングした形状を採用していることで軽量化柔らかさが更に向上しています。






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実際に触ってみると、少し最初はハリのある感触。


薄く軽くなった感触はあるので、履いていってどうなるのかが楽しみなものとなっています。





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そしてアッパー表面には縦に伸びたマイクロテクスチャーを採用してあることで、よりボールが滑りにくいものへと進化。


また、アッパーにはACC(all conditions control)が採用され、繊維レベルで混ぜ込まれているものになり、悪天候下でも正確なタッチ、ボールコントロールが可能となっています。








『アッパー中足部』





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シューレースは細く薄いものがセンターに配置、甲部は剥き出しのフライニットで構成された中足部となっています。




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この足首ニット部分は、今回より接触時の保護性やサポート性を高めるために、前側部分を高く設計。


動作的には柔らかいニットによって可動域は制限されずに、サポート性、保護性を高めたものへと進化しています。







『アッパー後足部~内部』




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かかとにはヒールカップを内蔵し、大きなマーキュリアルロゴ、Mの文字が入っています。








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ヒールライニングには柔らかなクッションの上に滑りにくいPU素材を配置。


ズレないブレないかかとを実現させています。








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そしてインソールにはナイキグリップ仕様のインソールを搭載。




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今回は表面への加工ではなく、レジェンド7FG等で採用されていた裏側への加工。


このようにミッドソールとインソールに凹凸を設けたことでガッチリとロック。


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インソールとシューズが滑らないものとなっています。







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ちなみに余談ですが、この形状にすることでミッドソール中即部の剛性を高めることに成功。



一方で他のインソールと取り替えると逆に滑りやすくなる可能性が高いので、別売りのインソールがないのは少し不親切とも言えます。













『アウトソール』






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FGのアウトソールは前作をベースにしつつ、セパレートタイプに変更。


より軽量性を重視した設計となっています。









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このように圧縮ナイロンシャーシを前足部、後足部に使用したことで突き上げの緩和、反発性の向上を実現。







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また、ミッドソールにフルレングスの高強度樹脂パーツ(赤)を挟んだことで中足部の剛性を確保。


更に強靭なプレート(黒)を前足部中央に配したことでソールの落ち込みを改善。



ここまで中で補強することで、セパレートタイプの実現に至っています。







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また、スタッドは前作通りのL字型スタッド。


超強力なグリップを生み出し、強烈なスピード、アジリティ、キレを実現させるアウトソールとなっています。







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前足部親指側のスタッドはかなり先端に配置したことで加速時に強力なグリップを発揮。


切り返し等では他のL字型スタッドが強烈なグリップを発揮するものとなっており、





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シュート等の強烈なストップ動作はかかとのL字型スタッドが効果を発揮するものとなっています。







『まとめ』





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最強最速のマーキュリアルヴェイパー12 エリート


セパレートソールやニットアッパーのギミックもシンプルで、なかなか面白そうな一足に仕上がっていました!



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実際に使用してのレビューはまた後日!





ではでは(@^^)/~~~




















コメント

  1. トシ より:

    マーキュリアルヴェイパー12 AGモデルもFGとサイズ感は近いですか?
    あと自分の足の形がエジプト型で足幅がDですが足に合いますか?

  2. Myuller より:

    このアウトソールのセパレートはユーロ2008のマーキュリアルの接着の仕方と同じですね。
    カーボン入れたりで分割したり一貫性がないですね。ちゃんとデーター取ってるんですかね?
    研究所は本社のオレゴンでしたっけ。

    ナイキは見て楽しむブーツですね。

  3. 0014 より:

    トシさん
    そこは同じと考えてもらって大丈夫です!
    エジプトの部分は合わないと思います。
    足幅は特殊な感触をお持ちでなければ大丈夫かと。

  4. 0014 より:

    Myullerさん
    ヴェイパー4ですね、懐かしい笑
    素材も進化してるので、状況が変わってると見る方が良いかと、個人的には思います。
    やはりFGモデルに関しては欧州向けと考えればナイキやっぱやるなぁとは思いますし。

    ただ、日本の環境においては確かに多くの人(僕含め)にとって見て楽しむシューズになりますね笑

  5. タカシ より:

    前作のマーキュリアルと縦のサイズ感に変わりはありませんか?

  6. 0014 より:

    タカシさん
    いや、前作よりは指先高さにゆとりがあるので、大きく感じる可能性もあります!

  7. 314 より:

    このスパイクまだ日本で売ってる店、サイトありますか?AGを売ってるところは多くありますがFGは見かけません。因みにAGを天然芝で使用しても問題ないですが?

  8. 0014 より:

    314さん
    基本KAMOかSWSかNIKE直営になければないですね。
    AG天然芝OKです!

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