今回はさっき公開されたアシックスのランニングシューズ、GT2000 12についてさくっと解説しておこうと思います
意外とゲルカヤノ30の時も反響があったっぽいので、今回もランシューの新作を解説
※画像はPRTIMESより
オーバープロネーション、扁平気味の足に対して適切にサポートし、長時間のラン~ウォークをささえるGT2000シリーズ
画像でわかる範囲で、ちょっと軽く解説しておこうと思います
目玉はせり出したアーチサポート設計
※画像はアシックス公式より
今回の目玉は3Dガイダンスシステムと呼ばれる機能
ゲルカヤノ30でも似たような機構が採用されていますが、GT2000 12では簡易版の機能を搭載
GT2000 12ではもう少し古典的な方法で、内側を大きくせり出し、外側を溝にすることで、かかとが内側に倒れにくくなっている仕様
歩いたり、かかとから着くようなジョグだと、かかと外から接地するので、外側は衝撃を逃がせられるように溝にしています
GT2000シリーズはオーバープロネーション、おおざっぱに言えば扁平足に対して効果的なシューズコンセプトなので、こういうギミックが積まれています
※捻挫しやすい、外側に荷重がかかる人はゲルニンバスとかそっちの方が良いです
アウトソール面でも同じように、内側に対して補強が入っているのがGT2000でも採用
かかと外側、接地する部分(赤)はラバーを分割することで、接地を柔らかく
内側部分(黄)は内側へ足が倒れていかないように、ラバーをしっかりと採用しています
加えて、溝を掘ることで荷重を流しやすく、屈曲しやすくしているのもわかります
かかと後端は後側へ伸ばすことでアキレス腱部へのストレスを緩和し、アシックスロゴやヒールパーツでサイドの補強も程よく設計
この辺りのサポートも引き続き、快適性とのバランスを考えながら実施されている模様
ちなみに画像の感じだと、ゲルカヤノ30よりはロッカー形状、つま先の巻き上げやかかと後端の巻き上げは強くないので、転がるような歩き心地ではないと思います
HOKAONEONEとかが好きな方は、あんな感じではないのでご注意を
後はシューレースは程よく伸びる幅広タイプで、シュータンやかかとにはクッションをしっかり配置しているので、ここも快適性重視という所
前作との違いで言えば、フォーム材がFFブラストプラスで2mm+、内部には軽くなったピュアゲルなんかも入っているそうです
まとめ
・古典的だが効果的な3Dガイダンスシステム
・オーバープロネーション向けのソールユニット設計
・発売はこれから
ゲルカヤノのミドルモデル的な位置づけになると思うのですが、基本的な機能はしっかりと備わっているように見えます
扁平足、内側に倒れやすい人にとってはぴったりなシューズなので、そういう方は購入を検討しても良いかもですね
PR |
コメント
少し試してみましたが、内倒れのサポートはそこまで強く無く、ニュートラル寄りなサポートに感じました。
カヤノもそうですが、ラストが変更され圧迫感が少なくなったので、より多くの人におすすめできると思います。
情報ありがとうございます👍!
沈んだ分だけ返る感じだと思うので、違和感のないサポート(ニュートラル寄り)はまさにぴったりな表現ですね
ありがとうございます!