おすすめしたいシューズ、製品をゆるーく解説するシリーズ、第18.5弾です
今回はさっき公開されたアシックスのランニングシューズ、ゲルカヤノ30
※画像はファッションスナップより
オーバープロネーション、扁平気味の足に対して適切にサポートし、長時間のラン~ウォークをささえるゲルカヤノ30
画像でわかる範囲で、ちょっと軽く解説しておこうと思います
目玉は可変式アーチサポート
今回の目玉は4Dガイダンスシステムと呼ばれる機能
内側アーチ底面部分に配置された、特殊なフォームが特徴です
この4Dガイダンス(青色のとこ)が格子状になっているので、荷重がかかった時に程よく内側へ張り出すクッションになっていると思われます
強い荷重がかかれば、横に広がって安定性を増しつつ、程よいサポートに
弱い荷重であれば、広がらずに程よいサポートに
荷重圧に応じて安定性とサポート性を可変させるのがこの4Dガイダンスシステムの肝だと思います
後は内側にはあんまりたわみにくいようなクッション意匠(赤色のとこ)だったり、アシックスロゴでサポートなんかも意匠としては見受けられます
アウトサイドと見比べてもらえればわかりやすいのですが、かかと回りはちいさな溝を設けて更にたわみやすく(みどりのとこ)なっているのがわかります
この辺りもオーバープロネーション向け、外は柔らかく、内はしっかりという感じです
そして今作もトゥスプリングはしっかりとってあり、外に柔らかいクッションとはいえ競り上げることでブレを抑えたりしているので、ロングランで快適に走る為の機能が備わっているように見えます
また、アウトソールも一目瞭然で、外側は接地しやすく柔らかさを保ちつつ、中央部に収まりやすい意匠設計
内側アーチサポートから、外のラインを通って内側に入るガイダンスも設計されています
サッカーやラグビーでも多いO脚的な足には適さないケースもありますが、扁平気味、オーバープロネーションだと相性抜群なソールです
後はシューレースは程よく伸びる幅広タイプで、シュータンやかかとにはクッションをしっかり配置しているので、ここも快適性重視という所
前作との違いで言えば、フォーム材がFFブラストエコで4mm+、内部には軽くなったピュアゲルなんかも入っているそうです
まとめ
・可変式アーチサポートの4Dガイダンスが面白い
・オーバープロネーション向けのソールユニット設計
・発売はこれから
可変アーチサポートは結構面白い印象で、特に横にせり出す形のサポートは独特です
旧品のゲルカヤノ29はセールにもなっているので、学生なら29でいいと思いますが、最新モデルを試したい方は発売まで待ってみてもいいかもですね
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