新型ウルトラについて考察

ほんまの雑記(0014のメモ含む)

既にPRODIRECTにて予約が始まっている新型のウルトラ アルティメット。

実際に販売される仕様がまんま同じかは別ですが、今回はこの一足を大雑把に解説してみます。

たまにはこういう記事も良いかと。
ちなみに面倒なのでアウトソールは解説しません笑

スペック的な特徴


スペック的に謳われている特徴は、下記の5つ。
・ウルトラウェーブアッパー
・2Dリップストップ
・パワープリント
・パワーテープ
・スピードプレート
今回はスピードプレート以外を、現段階でわかる範囲で解説します。

ウルトラウェーブアッパー×2Dリップストップ


アッパー部に採用されているのがウルトラウェーブアッパーと2Dリップストップと呼ばれる機能。

4方向に伸縮するテキスタイルと、恐らくリップストップ仕様の裏地(もしくは中層)でバランスをとるという仕様のようです。

テキスタイル、織物自体が編物よりも伸縮性に優れない為、繊維部分で伸縮性を高めているのが恐らく予想されます。

その伸びを防ぐのがリップストップ系の生地という事なので、いきなり滅茶苦茶柔らかくなったりするような、コンセプトが崩壊するような事は無さそうです。

パワープリント


パワープリントは表面側に加工された凸テクスチャ―で、基本的に横方向へ長く伸びているテクスチャー。

前足部中心に拇趾側、指背側に配置されてあることから、基本的にはトラップやドリブル時のコントロールを意識した仕様だと思われます。

グリップ系の加工に関しては様々ありますが、強すぎると素足感から離れ、無さ過ぎるとボールが滑るようになりやすいので、この辺りは配置や塩梅が結構大事だったりします。

ちなみにテキスタイルベースなので、裂け防止にもなっている模様。

パワーテープ


パワーテープはかかと中心に配置された補強材で、必要最低限の補強を行っている模様。

レディースモデルということもあってかかとがスリム、かつウルトラは1.3シリーズからカウンターがかなり強度増しているので、この辺り改悪してなければかなり好ましい一足になるでしょう。

スピードスパイクでなければテープを上部にまで伸ばす必要は無いかと思いますが、スピードスパイクなのでこの設計仕様もまた意図が分かりやすく、良さそうです。

目視できる部分での特徴


例えばこの一枚だけでも、
・トゥガード、先芯がしっかり入っていそうなので、指先がゆったり入りやすい
→逆を言うなら、先芯が硬いとタッチ感が悪く感じる場合も
・シューレースが若干外側になっているので、甲の抑えを意識した仕様
→逆を言うなら調整はしにくくなっている
・甲部ニット、履き口前方を広くとることで、履きやすく、足首が動かしやすい
→逆を言うなら脱げやすい、動き過ぎる場合も
辺りは概ね読み取れます。

先程の機能解説含め、これらは素材の強度、硬度、伸縮性、反発性等々、諸々によって、外的要因を除いたとしても最終的な評価は変わってくるかと思います。

まとめ


今回はちょっと面白そうなスパイクだったので、みてわかる範囲で考察、解説してみました。

これをNOTEだとちゃんと図解したり、真面目に深堀しているので、良ければチェックしてみて下さい。

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コメント

  1. figc より:

    ultra waveではなく、ウィーブ/weave (織物)ぽいですね。
    プーマの海外クラブオーセンユニとかに使われてる超軽量ウーブンみたいです!

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