adidas プレデターフリーク.1 FG 解説

本日はアディダスのサッカースパイク、プレデターフリーク.1FGの紹介、解説をしていきます。

アディダスのボールコントロールモデルとして販売されている、天然芝用のトップモデル。


主な着用選手はポール・ポグバ等の選手。

今回はマイナーチェンジではありますが、様々な仕様が変更されているので、早速機能性の詳細を見ていこうと思います。

足型

足幅E程度、つま先周り高さ標準、甲回り高さやや低め、かかと幅標準程度となっています。

やや甲部が低めになっているのは一つ特徴です。


0014は今回いつも通りの25.0㎝をチョイス。

前作に近い履き心地で、サイズ的には標準～やや大きめという印象。

0.5cmサイズダウンまではしなくて良いと思いますが、気持ち大き目の作りです。


足型的にはギリシャ型の方が適していそうな形状で、強めのカーブのかかったアッパーに。

エジプト型でも着用は出来ますが、ギリシャ傾向の方がしっくりくるかもしれません。

アッパー前足部

まずアッパー素材には前作に引き続き、プライムニット素材が採用されています。

ニットをベースに、デーモンスキンと呼ばれる凸形状ラバーでボールとの摩擦力を高めるのがプレデターフリークの特徴。


ニットのアッパーに加え、ラバー突起が無数に配置されている事で、より無理矢理ボールコントロールする事が可能に。

加えて回転も更にかけやすくなっており、トラップ、キックをアシストするアッパーに仕上がっています。

アッパー中足部

アッパー中足部にも同じくニット素材とデーモンスキンを採用。

インサイド面、アウトサイド面にもデーモンスキンが採用されており、ここでもボールコントロール性を高める仕様。

前作はこの価格帯だとここまでデーモンスキンはありませんでしたが、今作では搭載されています。


シューレースホールは約5つの構成で、基本的にニットで包み込むような設計になっているのが特徴。

ハイカットモデルとローカットモデルがありますが、今回はハイカットモデルを解説しています。


このシューレースとニットで足首近くまで包み込み、フィットするのが特徴であるプレデターフリーク。

足首のぐらつきを軽減させつつ、甲を抑えてフィットさせるような仕組みとなっています。

アッパー後足部

アッパー後足部、かかとにはアウトソールと一体のヒールカウンターが搭載。

強度のあるヒールカウンターを用い、サポート性を高めている仕様です。


かかと内側は柔らかな微起毛人工皮革で、クッションフォームもソフトな感触。

履き口回りのニットも柔らかく、痛みの少ない仕様となっています。


そして中底にはフルレングスの樹脂プレートを採用し、高い強度を確保している設計。

強い圧にも耐えられるような強度で設計されています。


そしてインソールには表面に起毛素材を採用。
シンプルなカップインソールに仕上がっています。

アウトソール

アウトソールには天然芝で使用できるFGソールを搭載。

コントロールフレームと呼ばれる、キックやサイドステップに強いアウトソールとなっています。


このアウトソールは円柱気味の小さいスタッドを採用する事で、貫入性を高めている仕様。

円柱気味なので、旋回、ターンもしやすいスタッドに仕上がっています。


加えて後ろはストップ、止まりやすいように斜めに配置したブレード気味スタッドを採用。

軸足の安定性、ブレにくい踏ん張りやすいスタッド構成となっています。


基本的にはスピードよりも安定性、ターンも出来つつ、サイドステップやストップに強い仕上がりとなっているプレデターフリーク.1FG。

ちなみに重量は25cm片足で大体214gと、それなりに軽量なスパイクとなっています。

まとめ

特徴としては上記の4点が主な長所に成り得るスパイクです。
どのような選手に適しているかというと、
特にボールコントロールといった面で心強い一足となっているプレデターフリーク。

今なら結構安くなっているので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

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