アシックス ゴールドステージ MA-S 紹介

アシックス 着用感想&紹介記事

本日は変わったスパイクを紹介していきます。


アシックスから発売されているスパイク、




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ゴールドステージ MA-Sです。

価格12100円、一応企画上は23cm~30cmまで展開されている、野球スパイクです笑




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野球スパイクではありますが、ラグビーやアメリカンフットボールでは一部使用できそうな面もあったので今回購入。


早速紹介していこうと思います。






【足型】
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足幅はE~2E程度、つま先周り高さ標準、甲標準程度となっています。


足型的にはエジプト、ギリシャ両対応といった形。





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今回0014はいつも通りの25.0cmを購入し、サイズ的には丁度ぴったりという印象。


履き心地はサッカースパイクよりラグビースパイクやアメフトスパイク寄りで、わりかし分厚め×割とホールド性高めなシューズとなっています。



ちなみに片足235g前後で、野球スパイクでは超軽量らしいです。
サッカーとかだと全然で、重くはない程度になりますね。



【前足部】
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まずアッパー部には人工皮革が採用されており、つま先にはP革加工が施されています。



P革とは元はピッチャー用につける耐久性向上のための革で、投げる動作でつま先が破れることからつけられているもの。


昨今ではピッチャー以外でも普通に投げる動作があることから、ピッチャー向けのスパイクでなくともスパイクに既にP革が採用されていることが多いです。




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投げる動作に対しての補強という意味合いの樹脂製パーツで、つま先周りの保形、高さを確保する先心としても一応機能しているこの樹脂製P革。


後付けできるP革が以前は主流だったようですが、現在では結構スパイク本体に元々ついている事も多いイメージです。





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ちなみに耐久性確保の樹脂パーツの為、若干の柔らかさはあるものの基本的には硬め。


サッカーではちょっと使うのを想像できないレベルですが、ラグビーやアメフトなら踏まれた時の怪我防止には多少なりそうな印象です笑



【中足部】
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アッパー中足部にも同様に人工皮革が採用され、シューレースは7つ穴で構成されています。


シューレース自体は一般的なスポーツ用のシューレース。




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そして基本的に中足部サイドには特別な機能性は施されていません。


両面にアシックスロゴが配置され、アウトサイドはエンボス加工になっている程度となっています。




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シューレース部分は波型、下の方はハノ字に設計することで、より甲部にフィットしやすい形状にしているのが特徴。

フィット性を重視した作りになっており、



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シュータン部分は肉厚のメッシュを採用。

通気性の確保と、プレッシャーの軽減の役割を果たしています。



ちなみにラグビーボールをこの間早速蹴ってみましたが、とりあえず飛距離は問題なさそうです。
(※蹴り味は大味なので、とりあえず飛ばす位は大丈夫、という感じ笑)




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また、シュータンはラグビースパイク、サッカースパイクと比べるとかなり長めの設計に。


足首の動きを若干制限する一方で、ホールド性が高まる仕様となっています。




【後足部~内部】
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後足部にはヒールカップを内蔵しており、適切な強度が保たれているものに。

また、ミッドソール部にはやや柔らかめのクッションフォームが採用されています。




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野球の練習環境という特性上、長時間履いていても快適である必要性もあることからか、大体のスパイクにミッドソールが入っているのが特徴。


全面に分厚く入っていると流石に反応性が悪くなるのでラグビーやアメフトに転用しずらいのですが、このゴールドステージMA-Sは基本的にかかと中心に入っているものになっています。



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このクッションは思った以上に柔らかめのクッションではありますが、衝撃緩和と疲労軽減効果が期待できそうな設計に。


履いてみた感じは不安定感が出る程ではなく、うまくアウトソール側で対処している印象でした。




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そしてかかと内側は人工皮革にクッションフォームを採用。


脱げにくいようにフォーム材が配置されており、




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アッパーライニングにはメッシュ素材を採用。


なので基本的に履き心地は柔らかな人工皮革のスパイクシューズ、というイメージで、取り立てて変わった履き心地ではないです。





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中底のボードは、つま先周りに横方向への溝を複数か所設けることで、屈曲性を確保しようとしているのがわかります。





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ちなみにインソールはシンプルなカップインソールを採用。


ここは特別特徴は大きくはないモノとなっています。






【アウトソール】
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アウトソールには14本の三角ブレードスタッドを採用。


仮にラグビーやアメフトで使うなら、土か天然芝で使いたいような形状となっています。






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この三角のブレード上スタッドをL字型に配置する事で、左右へのストップ&切り返し時に強いグリップ性を発揮。


加えて先端のスタッドで加速時にしっかりと引っかかり、パワーロス少なく加速する設計。






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中足部は外側を若干補強しつつ、内側はクッションフォームでたわむように設計。


やや内側が柔らかく捻じれるように設計してあることで、スムーズな動きが可能に。






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そしてかかと部分はワイドスタンスにすることで、前述のクッションフォームによる不安定性を担保。


こちらもグリップ性の高めな設計となっています。






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ソールプレート自体は基本的にフラット目で、スタッド硬度はやや柔らかめ。


人工芝での使用は相性かなり悪いと想定されますが、土や天然芝であれば面白い一足となり得そうです。








【まとめ】
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という訳で今日はまさかの野球スパイク、ゴールドステージMA-Sを紹介していきました。


履いた感じは意外と使える印象ですが、サッカーはボールタッチ的側面から確実に✖、ラグビーは固定式スパイクを使うならあり、アメフトもポジションによりありという印象です。





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他、面白そうな他競技スパイクがあれば、コメントから教えて頂けますと幸いです。














ではでは





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