アディダス コパピュア.1 FG 解説

アディダス 着用感想&紹介記事

本日はアディダスの新作スパイク、コパピュア.1 FGの紹介、解説をしていきます

コパシリーズの最新モデルで、コパセンスの後継モデルとなるコパピュア


カーフレザーとクッションフォームが特徴となっている今作

早速機能性の詳細を見ていこうと思います





詳しい解説 スパイクマニア~販売員様向けの情報はこちらからどうぞ

足型


足幅2E程度、つま先周り高さ標準~気持ち低め、甲回り高さ標準程度となっています

足幅は標準程度、2E程度であれば着用する事が可能な設計です


0014は今回いつも通りの25.0㎝をチョイス
サイズ的には大きすぎず、小さすぎずといった所

サイズは基本的には変更する必要が無いと思います


足型的にはギリシャ型により適応できる印象

カーブに関しては前作コパセンスとそこまで極端に変わった印象はない仕様です
・足幅は2E程度
・ほどよいカーブ
・サイズは標準

アッパー前足部


まずアッパー素材にはカンガルーレザーではなく、カウレザーを採用

薄く、柔らかな牛革が採用されています

カウレザーとは思えない質感、薄さと柔らかさで、あまりカンガルーだから、牛だからと考えなくていい位の質感


このカウレザー自体に、水に強い加工を施し、縫い目を極限まで目立たなくしたフュージョンスキンも搭載

レザーだけれども、雨や悪天候下にも強い、現代的なスパイクとなっています


そこに今作のコパピュアでは、クッションフォームを3種類使用しているのも特徴

インサイド面は厚手でソフトに、中央部は薄く繊細に、アウトサイド面は硬めでサポート性を引き出す仕様

ソフトなコントロール、正確なタッチ、鋭いターンを生み出すアッパー設計です


前作コパセンスと比べても、圧倒的に柔らかく感じられるレザー、クッションが特徴となっているコパピュア

より柔らかな前足部のフィット感、クッションフォームが大きな違いとなっています
・薄く繊細にフィットするカウレザー
・足元をサポートする3種類のクッションフォーム

アッパー中足部


アッパー中足部以降は、補強材として柔らかなマイクロファイバーも採用

縫い目をみせないフュージョンスキン設計が特徴にもなっています


特にインサイド面はクッションフォームを多量に配置しつつ、一部表面にグリップ加工を採用

コントロール、トラップ精度を高める仕様が今作では大幅に強化されています


一方で、シューレース回りに関してはよりシンプル、簡素化されている印象

シンプルに薄手かつ、クッションの入ったシュータンが心地いい仕上がりとなっています


前作コパセンスと比べても、この中足部もかなり柔らかくなっているのがコパピュアの特徴

それでいて必要なサポートは失われていない、程よい柔らかさと強度が保たれている設計となっています
・薄く吸い付くフィット感を生み出す中足部
・トラップ精度を高めるインサイド面

アッパー後足部


アッパー後足部、かかとにはヒールカップが内蔵

強度があり、かかとをホールドするヒールとなっています


かかと内側は柔らかな起毛素材で、かかと上部に柔らかなクッションフォームを2か所配置

必要な部分に必要なクッションを配置しており、履き心地良く、脱げにくく設計されています


この辺りはコパセンスのエッセンスは受け継いでいる一方で、あそこまでの強度、強さは無い仕様に

程よく、万人受けしやすいように、マイルドになっているのがコパセンスの良い所だと思います


中底に関しては前足部にのみ樹脂プレートを採用

この辺りは前作とそこまで違いはない印象

裏材には起毛材が使われており、薄くソフトに馴染むフィット感が追求されています


そしてインソールには表面に起毛材を用いたインソールを採用

履き心地のソフトさ、程よいクッションを感じられるインソールとなっています
・ヒールカップとクッションで履き心地〇
・起毛素材で足当たり〇

アウトソール


アウトソールにはトーションフレームアウトソール、半円ベースのスタッドを搭載

ネメシスシリーズに採用されていたソールで、天然芝用の設計となっています


特徴は半円ベースのスタッドで、特にカッティングやターンに適している仕様

強めのグリップ力を発揮することで、より鋭いカット、ターンを生み出すスタッドです


このスタッドに加えて、内側に特に捻じれやすいトーションフレームを搭載

スタッドのグリップ力と相まって、より鋭いターンを発揮するソールとなっています


コパセンスのソールはこのネメシスのソールから派生したような形ですが、ネメシスのソールの方が動きは出やすいものに

より機敏な、スピーディーなカット、ターンを生み出すソールとなっています
・天然芝に適したアウトソール設計
・捻じれるソールでターンを加速

まとめ

・程よく薄く、ソフトなフィット感
・コントロールをサポートするクッション
・ターンとキレを生み出すトーションフレーム
特徴としては上記の3点が主な長所に成り得るスパイクです。
どのような選手に適しているかというと、
・レザーのフィット感、タッチ感を大事にしたい選手
・ボールコントロールを大事にしたい選手
・ターン、カットで相手を躱したい選手
こういったプレーヤー向けで、ポジションをあまり選ばずに使えるレザースパイクがコパピュア.1 FG

雨に強く、トラップ、タッチ、ターン、カットをサポートする機能が満載となっています

レザーのスパイクで、履き心地とトラップ感が心地いいものを探している選手や、その中でスピードも重視したい選手におすすめなスパイクなので、まずは試してみてはいかがでしょうか

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