立ったまま靴を履けることはいいことなのか

こどものシューズの選び方

様々なシューズが世の中にはある中、この6月から先行販売されるムーンスター キャロット スリッポン

この商品が出ている背景を聞いて、なるほどと思う反面、情報を整理する必要があると思い記事にまとめました

原則的には大人でも同じだと思いますので、シューズに関心のある方は良ければ読んでいってください

立って簡単に履けるシューズのメリット

PRTIMES ムーンスターより

今朝発表されたばかりの『立って簡単に履けるシューズ』が、ムーンスターのキャロット スリッポン(CR C2345)です

立って履けるシューズのメリット、開発の背景として、以下のように掲載されています

災害時すぐに靴が履けるように、バランス感覚を養えるように、意図は様々ですが一部の学校や学童では、立った状態で靴が履けるように指導を行っているという背景をもとに、子どもが”自分で脱ぎ履きしやすい”スリッポンを開発しました。

後者のバランス感覚どうこうはさておき、少なくとも前者、緊急時にすぐに靴が履けるというメリットは確かに大きいなと

特に災害時はガラスの破片など、足裏へ深刻なダメージを与えるものが散乱している可能性が考えられるので、靴を履かずに逃げるのは都市部ではかなり難しい印象

また、子供は自分で脱ぎ履きがまだ難しい場合もあり、こうしたスリッポンで履きやすいというのは扱いやすさという意味でまた良いと思います

 

座って履くメリットも考える

一方で座って履くことにもメリットはあります

当然ですが、きちっとかかとを合わせたり、靴紐を結んだりと、正しく靴を履けるというのが最大のメリットになります



丁寧に履く必要があるため、立って履くのと違って時間がかかる、時間に余裕があったほうがいいのが座って正しく履くデメリットになります

特に子供に関しては、紐靴がまだ難しいような年代の場合、座って正しく履くメリットよりも、自分で手軽に履けるメリットのほうが重要な気はしますね
※ちなみに高齢の方の場合は、立って履くのは転倒リスクのほうが怖いので、座って履く方がいいと思います
究極、体がどうしようもない(座って足に手が届かないとか)場合はスリッポンですが、できれば普通の靴を普通に履けるような体を維持されることをおすすめします


 

理想と現実を個人に合わせて、程よくミックスするのが大事

PRTIMES ムーンスターより

多くの靴の履き方としては、座って丁寧に履くことが理想的になるとは思います

一方で、今回の立って履けるシューズのように
・子供で紐靴はうまく履けない
・緊急時にすぐに靴を履けるようにしたい
という要素の方が強い場合は、こうしたシューズも有用になると思います
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ゆび助 – YUBISUKE – 子ども向け足袋型シューズ (15〜21cm)[…
価格:6,930円(税込、送料別) (2023/6/22時点)

他にも足底部を鍛える、バランス感覚を養うという意味では、例えばたびりらキッズやゆび助といった足袋シューズも候補に挙がってくると思います
※ただ、底が薄いので緊急時に逃げる靴としては不適当かもです

サッカーシューズ、ラグビーシューズではきっちりと座って履くことをお勧めしますが、通学用の靴は特に子供の場合、こういう視点も入れて靴を選んでもいいかもしれませんね

キャロットはこちらからどうぞ

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