先日ドルトムントのベリンガムが着用していたブラックアウトスパイク。
巷ではプレデターの新作、プレデターエッジという名前で出てくる、なんていう噂もありますが、現段階では確定した情報はないものに。
ただし、過去の販売スケジュールから考えると、諸々の諸事情で販売が遅れるのは既に確定としても、来年1月~5月辺りには出てくるのが濃厚となっているプレデターの新作。
大体通例だと半年~長くて1年前位から、ぼちぼち選手が真っ黒のプロトモデル(最終段階一歩手前)を試し始める傾向で、今回も時期的には丁度被るタイミングとなっています。
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今回は同じモデルであろうスパイクを、アーセナルのラムズデール選手が着用しているので、少し細かめに見て、予想していこうと思います。
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まず今回ラムズデール選手が着用しているのはレースレスタイプ。
ここは毎回レースレスとシューレースありが出ており、ベリンガム選手の方がシューレースありを着用しているため、いつも通り両方出ると考えていいでしょう。
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一方で大きく変わるのはアッパー部。
直近2世代で搭載されていたデーモンスキン、突出した細かいラバー突起が見当たらず、変わりに大型の凸形状を全面に設計しています。
それぞれシュートやロングキック、クロス、ボールタッチ、インサイドトラップ時に適した方向に凸を設けており、ボールコントロールを高める意匠であるのはまず間違いないと思われる所。
イメージに近そうなのは、
プレデター19のような凹凸、ニットでのフィン形状にしているか、
それ以前、プレデターリーサルゾーンやインスティンクトといったラバーで構成しているかという所。
見た限りは少し判断が難しい所ですが、凹凸のフィン形状であればグリップ性、ラバーであれば重量が気になってくる仕様となりそうですが、双方で発生しがちな屈曲性の悪化を防ぐための意匠は各所に見受けられる印象です。
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また、シューレースを設計する場所が外側に配置されているので、甲部でのキッキング、抑え込みに注力している設計であることは想像できる設計。
この辺りをみても、フィット性を調整しやすい仕様というよりは、コントロール性、ボールグリップを強化したスパイクといえます。
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加えて甲部のニットと後側のニットは素材が変更されているようで、恐らく甲側は適度な伸縮性と抑えのある仕様で脱げにくく。
後側は足沿いよく、力が逃げすぎないようなニット素材で構成されている事が、一般的な仕様であれば濃厚です。
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アウトソールは微妙なラインですが、新型ソールである可能性があると思われるような仕様に。
取替式×ブラックアウトなので、ここはもう少し情報が欲しい所です。
ちなみに海外の情報(真偽定かでない)では、重量バランスをヒールから前足部へ少し移動させることで、キックパワーも発揮しやすいスパイクに仕上げているとの噂。
これがあるとプレデターアブソリュート、パワースワーブ感が出てきますが…実際にどうなるのか、そもそもプレデターなのか、楽しみに待ちたいですね。
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