本日はアルゼンチン発の最新鋭のトレーニングの考え方を紹介した本、
フットボールヴィセラルトレーニング、という本が興味深いので紹介しようかと思います
まだ大まかにしか理解できていないのですが、それでも非常に有用だったので、紹介させていただきます
※理解度今回ちょっと低いと思うので、ちゃんと理解したい方はマジで買って読んでください…笑
本書の概要
本書は主にフットボール、サッカーのパフォーマンスやトレーニングシステムについて考察された本で、最新鋭のトレーニング理論の一つとなっています
そのため、確実に正解だという保証は無い、というようなことは記載されていたと思います
が、非常に有用な考えが多く載っているので、今回早めに紹介、シェアしています
本書のどこが面白いのか
本書の最も特徴的なところは、無意識下でのプレーが最速最短であるとしている点ですこれは個人でもそうですし、本書では主にチーム単位での無意識なプレーを引き出すためにどうすればいいか、という話が多く載っています
文春オンラインより
例えば文春オンラインでサッカーの漫画、アオアシの紹介をしているのですが、そこでも似たような話が出ています
この例でいうと、できるとしているの差が意識と無意識の差であり
無意識で出来るプレー、無意識で通用するプレーが多ければ多いほど、判断スピードが上がり、全体のプレースピードが上がってくるという話になります
現代のフットボールでは非常に限られた時間、空間での判断が多くなっている上、身体的(フィジカル)スピードも極限まで高まってきているというのが本書での説明
フィジカルとスタミナで削りに削っている限られた時間、空間では、意識ではなく無意識でプレーしないと間に合わない
だから、どれだけ無意識でプレーできるか、最速最短の判断を下せるかがキーになる
そのためのヴィセラルトレーニング、となっています
読んでどうすればいいか
一方で、局所局所で個人戦術の面においてもヒントが多く、考え方はサッカーだけでなく他競技にも使えますし、チーム単位だけでなく個人単位でも有用です
ヴィセラルトレーニングの原理原則、本質的な部分を解説しているので、指導者、プレーヤーのどちらが読んでも活かせる本となっています
ただ、内容としてはどちらかというと指導者向けで、それもエコロジカルアプローチやディファレンシャルラーニングといった内容を理解している方が読んだ方が、より効果的に使える印象
基礎と経験があれば応用が利くと思いますが、なければ知識だけで終わってしまうと思います
※あくまで導入編なので、経験が浅い方は応用編の訳本を待った方が良いかもです
ただ、今、実際に学生や子供にスポーツを教えている方は、確実に読んでほしい一冊となっていました
まとめ
・脳から読み解く最新トレーニング理論が学べる
・様々な競技スポーツに応用できる理論
・最大限活用できるのは指導者の方
個人的には見識がぐっと広まり、様々なトレーニングに応用できると思ったので、やや難解でしたが有用な一冊だと感じました
指導者の方、指導者を目指す方は手に取ってほしい一冊となってましたので、是非一度読んでみてください
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