本日はトレーニングとリカバリーの科学的基礎を抑えた本書
アスレチックパフォーマンス向上のためのトレーニングとリカバリーの科学的基礎、という本を紹介します。
どちらかというとトレーナー向け、もしくはトレーナーを目指す学生向けの書籍となっている本書。
早速紹介していきます。
本書の概要

本書の概要としては、トレーニングの科学的基礎がみっちり詰まっています。
基本的なサイズの原則や、コンセントリック、エキセントリック、アイソメトリックに始まり
どうやってトレーニングをすればいいのか、が論文ベースで記載されています。

また、第二章としてリカバリーの科学的基礎も抑えられているのも特徴。
トレーニング→リカバリーの大事な要素をしっかりと把握することが出来ます。
本書のどこが良いのか

本書の良いところは、科学的知見ベースで全て記載されているところ。
記載されているように、教科書的であり、最新の科学論文ベースでもあり、トレーニングのハウツー本でもあります。
それらがちゃんと、まだわかってなければまだわかってない
解明されていればこうなっていると、明確に記載されているのが良いところです。
※つまり、信用できる人の書き方ってことです。

内容的には若干難しい所もあるかもしれませんが
大まかに捉えることもできるようになっているので
自分でトレーニングを考えたいアスリートから、学んでいる学生、学びなおしたいトレーナーの方にもおススメかと思います。
読んでどうすればいいか

トレーナーがメインの方、メインにしようとしている方にとっては、学びなおしや基礎の復習という意味で有用かと思います。
アスリート、選手であれば、さらっと目を通すだけでも良いかもしれません。
ただ、リカバリーの所は選手であっても読みやすい部分が多いと思うので
そこだけでもまずは目を通してみるのをおススメします。

また、自分でトレーニングを試行錯誤したい、探求したいというアスリートにも本書はおススメです。
特殊な変わったトレーニングは合えば120点、合わなければ0点ですが
本書を理解すれば、一般的なトレーニングを100点で行えること
加えて、特殊な変わったトレーニングに通ずるものも沢山あるので
基礎として抑えた方が良いと思います。
まとめ

・トレーナーとして活動している人の基礎の学びなおしにおススメ
・経験則だけでなく、エビデンスをもって指導したい方にもおススメ
・リカバリー編は選手も読んだ方が良い
価格的にもやや専門書寄りなので、どちらかというとトレーナーの方が読む本という印象ではあります。
ただ、全部理解できずとも、選手が読んでも必ず力になる本だと思うので
基礎やエビデンスベースの情報をきっちり把握したい方におススメな書籍でした。
pr |
コメント