本日はラグビー、バスケなどの指導をされている今田さんの著書
スポーツコーチング解体新書を読んだので、レビューを書いておこうと思います。
スポーツコーチング、と名前のある通り、スポーツを教えるコーチであれば知っておきたい内容の本書。
早速紹介していきます。
本書の概要

本書の概要としては、コーチングについてがもちろん主なのですが
一番の特徴は構造的に捉えて解説している、という所になるかと思います。
そのため、内容自体は知っていることも多いかもしれません。

分解して解説されているので、情報を整理するという意味では有用な一冊になる印象があります。
また、少なくとも本書の内容くらいは、どのコーチも知っていてほしい所です…笑
本書のどこが良いのか

本書の良いところは前述しましたが、教えることに対する方法、手法が整理されている所にあると思います。
おそらくまともなコーチであれば、『言葉は知らなかったけどやっている』ということや
『知ってるけどできてない』等、気づきが多くあるかと思います。
少なくともコーチではない僕でも、大部分は『そりゃそうだ』という感想のものが多かったので
最低でもコーチの方は、この辺りは抑えておきたいポイントになるかなと思います。

一方で、人の学びと成長を題材としているので
個人的にはもう少し、科学的側面からの知見もあったら嬉しいなとは感じました。
具体的には記憶の定着には海馬も重要な事や、睡眠時や休憩時に特に更新されること等
ヒトの身体と関連した話があると、より面白くなる気はしました。
※が、シンプルにわかりやすくするためにだいぶ内容を絞っている気はします。
読んでどうすればいいか

また、内容自体は僕でも知ってる部分、やってる部分も多いので
後はどれだけ実践できるか、というのが一つポイントのように思います。
ただ、特定の事をやりすぎると結局うまくいかない経験があるので、ほどほどが良いとも思ったり。
※例えばPDCAサイクルを回すのは大事だけど、その結果に一喜一憂したりするようになるとしんどいですよね

ちなみにめちゃくちゃ余談かつ、特にエビデンスも無いので与太話くらいで良いのですが
個人的にはフィジカルがメンタルを作る、身体が整うことで心にゆとりが生まれると思っているので
※例えばボディスキーマの向上、身体所有感や運動所有感の向上でコミュニケーション能力や身体能力が変わるかと…
全コーチは自身の身体と心がまず健全であることが大切であるように感じます。
まとめ

・スポーツのコーチをしている人
・スポーツをしている子供の保護者、ご両親
・コーチングの情報を整理したい人
主に上記のような、コーチングをする方、人の育成に関わる方には必須スキルになるかと思います。
ただ、個人的にはこれらにはまず自身の充実が大前提にあると思うので
本書で情報を整理しながら、出来る範囲で実践してみてはいかがでしょうか。
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コメント
個人的には、アディゼロ復活を期待してます!
Continuesさん
どうでしょう!?笑