本日はスーパーフィートから出ている高機能インソールの一つ、スーパーフィート カーボンのレビューです。
載距突起を支えることで過回内を抑え、足の状態をより良いものにサポートするインソール。
商品の機能性やスペックに関しては上記に掲載。
こちらでは実際に使用してみた感想をお伝えしていきます。
シューズとのフィット
まず入れて着用した感想は、スパイクのフィッティングをそこまで変えないという良いところ。
サイズ感、フィット感はそこまで大きく変わりません。
今回のカーボンはかなり薄い設計なので、履き心地の変化も、違和感が少ない印象を受けます。
特につま先周り等は履き心地の変化がなく、いつもと同じ感触で着用しやすいものとなっていました。
一方で、かかとの脱げ感はシューズによっては少し出てしまう感触を受けるものに。
スーパーフィートの中では最薄となっていますが、シューズのフィッティングが元々そこまで良くないと、脱げ感が出てきます。
ぴったりと自分に合ったシューズ、ある程度かかとがちゃんと合っているシューズであれば問題ないですが、少しでも緩く感じるシューズや靴紐で縛ってなんとかしているシューズだと完全にNG。
勿論シューズをしっかり選んだ上でのインソールにはなりますが、シューズ選びが適当だとこのインソールでは合いにくいかもしれません。
理論の効果 サポート性
スーパーフィート系の載距突起サポートですが、かなり硬い樹脂プレートにて構成されているため、かなり硬めの感触は受けます。
サポート自体に関しては、0014がそこまで低いアーチという訳でもないため、ほどほどに効いているかなという印象を受けました。
（※ミドルアーチのものを選べば個人的に効果が体感できるので、アーチの低い人の方が適していそうです）
ただ、それでも踏ん張りやすさ、安定性という点においてはかなり効果的になりやすい印象を受けるインソールに。
がっちり、しっかり踏ん張る場合、体重の重い方、筋力のある方には特にハマりそうな印象でした。
クッション性
クッション性に関しては、正直プレートがかなり硬いので、あまり高まった印象はありません。
つま先周りは問題ない、スパイクに丁度いい硬さに仕上がっていますが、プレート部分はかなり硬く感じられるものに。
かかと本来のクッション性、クッション層を活かす設計になっていますが、あまりに衝撃がきついとそれでも少ししんどい印象。
すぐに問題になるような硬度ではないと思いますが、スパイクやグラウンド、怪我次第では少し人を選ぶ事はありそうです。
グリップ性
インソール自体のグリップ性に関しては、基本的に期待できないと考えた方が良いでしょう。
元々少し滑るように入れるタイプのインソールですし、加えて表面も滑りにくい素材とは言えないものとなっています。
シューズ自体がかなり高いレベルでしっかりとフィットしているか、ある程度ソックス側で滑り止めをつけないと、シューズの中で足が遊びやすい感覚は受けます。
基本的にシューズでしっかりとフィットさせれば問題ない、という所にはなるのですが、そうでもない場合は遊んでしまう事も多々ありそうな印象は受けました。
重量感
重量感については特に気になるような事はなく、重さは問題ないと思われます。
スーパーフィートシリーズの中でも軽い？印象を受ける位には軽量で、しっかりサポートもあるものに仕上がっていました。
まとめ
載距突起サポートが特徴的な薄型モデル、スーパーフィート カーボン
その確かなサポート性はきっちり感じることができました！
一方で、以前から他のスーパフィートでも感じているズレ、ブレ感は感じてしまうという一枚に。
個人的にはこれだけブレ、ズレが前後左右に発生してしまうと、対策なしにはちょっとプレー時には扱いにくい印象です。
硬度の高い樹脂プレートによるサポート性がかなりしっかりしているので、ちゃんと靴を合わせるか、普段履きやウエイトトレーニング用のシューズで使うのが一番いい使い方のように感じました。
土踏まずが低めな方にとっては候補になると思うので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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