FUSION-FLEXI+S フュージョンフレキシプラスエス 機能性詳細

高機能インソール

本日は松本義肢製作所から発売されているインソール、フュージョンフレキシ+Sの紹介です。

フュージョンフレキシシリーズはスポーツ向けに動き易さを阻害せずに安定感、パフォーマンスを高める、アーチサポート系インソール。

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今回の+Sモデルは、フュージョンフレキシシリーズの中ではスタビリティを追加した安定感重視モデル。

早速機能性の詳細を見ていきます。

2020/5→2021/11リライト

製品の理論

製品の理論についてはオーソドックスなアーチサポート系のインソール。
内側の土踏まずを中心に、外側、横の土踏まず、アーチをサポートするようなインソールとなっています。

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基本的にアーチ部のサポートが中心で、フレキシの名前の通りフレキシブルにサポートするのが特徴の製品群に。

強力なサポートよりも、違和感なくサポートをする製品群となっています。

製品の特徴

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今回のフュージョンフレキシ+Sの大きな特徴としては3つで、
・3つのアーチをフレキシブルにサポート
・踏み込み時の安定感を高める
・滑りにくい素材でズレを緩和
この3つが大きな特徴となっています。

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まずアーチサポートですが、このように内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチを支えるような形状に。

特に特徴的なのはアーチ部の高さとフレキシブルさ

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外、内、横アーチ、特に外側縦アーチ部がかなり高く、広範囲にサポートされるようなものになっているのが特徴。

これが硬い樹脂だとただのガチガチのギプスになってしまい、スポーツにおいて全く意味をなさないのですが、

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フュージョンフレキシ+Sに採用されている白い樹脂フォームはアーチ部の運動を妨げない程度に柔らかく反発するように設計。

サポート範囲が広いのですが、代わりにより柔軟な素材で仕上げています。

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一方で安定感、ぐらつきやブレを抑えるスタビリティをこの+Sモデルでは搭載。

黒く硬度のある樹脂パーツがかかとの安定感、横アーチの支えを強固なものにしています。

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構造上、良くも悪くも骨というよりかはアーチ部、筋腱部に作用する設計となっているフュージョンフレキシ。

足裏アーチの持つ特徴である
・鋭いスピードを生む反発性
・柔軟に受け止めるクッション性
・三点で支えるバランス感
をサポートし、引き出すような設計なのが特徴的です。

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そして両サイドの縦アーチ部サポートは、踏み込み時に足側へ食い込むように密着するという特殊設計

高く広範囲、かつかなりのフレキシブルさでサポートしている側壁縦アーチサポートがサイドからサポートをかけることで、足の横ブレを更に抑えるものに。

アーチ部の反発性、クッション性、バランス感に加え、横ブレを抑える安定感も生み出す設計となっています。

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ちなみに表面の素材はやや滑りにくい設計。

裏側はメッシュ素材で構成され、つま先周りの厚みは標準的~やや薄めな印象です。

懸念点

懸念点としては主に3つであり、
・アーチサポートが中心だとサポート能力は限定的
・広範囲のサポートはシューズのフィット感を変えやすい
・素材、構成的な部分の耐久面
この辺りは課題になる場合もあるかと考えられます。
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それぞれ課題に感じる方もいらっしゃると思うので、この辺りは要検討と思われる課題となっています。

まとめ

・スポーツ時のパフォーマンスを高めたい
・アーチサポートでシューズとのフィット性、足のバランスを向上させたい
・外側への足のズレを抑えたい
上記のような方にとっては、候補になるかもしれないインソールとなっていました。

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実際に使用してみた感想については上記に掲載中。

また、他のフュージョンフレキシシリーズについても解説しているので、一度確認した上で購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

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