アクティバイタル フットサポーター スーパーファイブ 機能性詳細紹介

高機能ソックス

本日はアクティバイタルから新しく発売されたソックス






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フットサポーター スーパーファイブ、五本指タイプの紹介です。



捻挫防止機能、強いグリップ性が特徴の五本指ソックス。














前回レビューしたアクティバイタルソックスは値段も値段だったので、価格なりのソックスという印象を受けていますが、今回がメイドインジャパン、価格も上がっているものに。



期待値も上がりますが、まずは機能性の紹介をしていきたいと思います。










『機能性詳細』



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このアクティバイタル スーパーファイブの主な機能は6つ。


いくつか難しい要素もありますが、一つ一つ説明していきます。









・足首の内反ひねり



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まずは一番謳われている内反捻挫(よくあるねんざ)を防ぐために、外側の編み込みを強く、伸びにくくしてある設計。


つまづき防止も兼ねてつま先外側にかけて反りあがるように設計された編み方です。





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この編み方、内反捻挫対策やO脚傾向にある選手には効果的になる可能性がありますが、一方で外反偏平足等、内側に倒れこむタイプの足には逆効果になる可能性も。




前回は良くも悪くも効果が弱かったので記載していませんが、伸びにくく強いサポートに進化したことで、デメリットも発生する可能性が出てきました。










・五本指立体縫製



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今回のスーパーファイブは五本指タイプ、立体縫製で素足感覚を得られるのも特徴の一つ。


このつま先回りの素材感と、かかとの素材感が同じく伸縮性高く柔らかい素材になっており、




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ここはレビュー時にしっかりと確認していきますが、フワッとしている印象を受けるものに。



同価格帯のタビオの五本指のように、足へ素晴らしくフィットしているような感触はなく、少しゆとりも出やすい印象です。











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ちなみにイメージで外反母趾も軽減するような画像がついており、HPにはアーチが回復するとの記載もありますが、










五本指ソックスは加重点が外側へ変位し、足底面積が広がることによる安定感、バランスアップに関しては示唆されていますが、五本指にすることによるアーチ回復はなかなか出てきません。










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また、逆に指間を広げることによる横アーチ部の低下、それに伴う開張足、外反母趾や内反小趾、第二趾、第三趾への胼胝の発生も可能性として挙げられます。



















一応外反母趾矯正ソックス(足袋型、コーポレーションパールスター製)では外反母趾の改善結果も出ていますが、内側縦アーチ高まで確実に改善されるデータは出ていません。
(※可能性はあるが、外反母趾矯正度合いとの相関関係が見受けられないとの事)




ただ、少なくとも指先における外反母趾矯正は、緩くフワッとではなく、しっかりとピタッとサポートしながら足趾にフィットする事は最低限必要なのではないかと考えます。









・足裏アーチをケア




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他、多くのソックスにも採用されているアーチサポート機能。



主に内側縦アーチに、弾性を持たせた糸、編み方でアーチ部の変形を支えるようなものが多いですが、このスーパーファイブにも同様の機能性が備えられています。






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ただ、このアーチサポートの位置も少し変わったものに。


かなり前側に寄ってしまっていることで、アーチ最上位置の舟状骨まで届かないものになっており、サポート位置に疑念を感じます。




一般的なアーチサポートのついているソックスでは、まず見かけない配置です。











ここでポイントになるのが母指外転筋で、先程も出てきた外反母趾矯正ソックス(コーポレーションパールスター製)は、拇趾外転筋をパッドで刺激することで、外反母趾を矯正する効果があるとの事。





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なので、無理矢理商品を解釈するなら、


拇指外転筋を刺激する着圧アーチサポートで、外反母趾を矯正し、足指を使いやすくする


というものであるという事は言えると思いますが、それにしてはイメージ図と商品説明がおかしいです。







ちなみに上のイメージ図と言葉の説明は不適切で、拇指外転筋は親指先端に付着していません。


親指を開くような動きと、前方移動時に内側縦アーチを支える筋として活動するので、このような親指の動かし方だと長母指屈筋等が適切になりやすいかと思います。


また、推進力に関しては反動を応用するというよりは、過剰な回内を抑制することによるものであるという認識です。








・足首の負担軽減



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そしてこのスーパーファイブには、足首周りの関節を適切な形に導き、負担を軽減する機能も搭載。



ただ、ここは相当致命的で、





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右上のサークル内の図、そもそも骨格がちゃんと書かれていません…


僕の理解不足であれば大変申し訳ないのですが、脛骨と腓骨の位置が逆です…


右上のサークル図が、仮に凄くいびつな形の左足だったとしたら、イメージ図に改善が必要だと思います。





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また、仮にこの強度と編み方でしっかり固定できたとしても、踵の緩いフィットは効果をかなり落としてしまうものに。



固定できているかどうかに関しても、外は内反捻挫防止でしっかりしていますが、内側は伸縮性が高く、固定性が高いとは言えないでしょう。








・グリップの強化(GORILLA GRIP)




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足裏には強力なラバープリントを採用し、グリップ力を強化している設計。



このグリップに関しては前作同様、かなり高いグリップを発揮しており、ここは問題なく強いグリップに仕上がっています。






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ただ、ここも縫製の関係なのか、親指部分のみラバー位置が外側にズレているものに。


この位置で果たしてしっかりと効くのか、少し気になる配置です。








・強化双糸



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そして最後がソックス全体の強度を高めた設計。


二本の糸を撚り合わせたことで、耐久性向上を謳っています。







『まとめ』




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アクティバイタルから発売されているグリップソックス、スーパーファイブ。



その捻挫防止効果とグリップを確認する事が出来ました。







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ただ、ここまで商品説明と商品が合致しておらず、イメージ図とはいえ、多少詳しければ間違わないような画像にまで間違いがあると思われるものは、今回が初めて。
(※というかたぶん前のアクティバイタル紹介の時もそうだと思うのですが、確認不足でした、スミマセン汗)






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また、この図のようなデータも、注意欄を読むと20代~60代の女性5名が被験者であるとの事。


果たして5名という数でデータとして成り立つのか、そして女性だけが被験者であったという所も適切なのか疑問が残ります。









ちなみにホームページではこういった注釈すらない模様。



相当商品自体、そしてメーカー自体にも懐疑的にならざるを得ません。











ちなみにここまで調べることは少ないのですが、一応会社情報に関しても調べてみました。


これが本当に正しいかはわからないので、参考までに。











ではでは






 









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コメント

  1. 左足はおもちゃ より:

    ブログ読ませていただきました、足袋のタイプのアクティバイタルならどうでしょうか?こちらもお勧めしませんか?

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