ニュージーランド代表として活躍し、2回もワールドカップで優勝したダン・カーター選手ですが、
38歳で現役引退を発表。
レジェンドが引退となりました。
ダン・カーター選手はアディダスのスパイクを愛用している事でも知られており、
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2002年には既にアディダスのスパイクを履いて、ニュージーランド代表としてプレー。
ただ、基本的にニュージーランド代表では全員がアディダスのスパイクを履くので、気になるのはクラブで何を履いているかですが、
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2003年では、クルセーダーズではナイキのマーキュリアルシリーズを着用。
スピードに優れたサッカースパイクという触れ込みで、カーター選手は取替式タイプを着用。
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次の2003~2004年ではナイキのエアズームTOTAL90シリーズに変更。
エアズームを仕込むことでクッション性を高め、長い時間走り切れるスパイクとして出ていたスパイクに変更しています。
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しかしここのタイミング、2004~2005辺りでアディダスのスパイク、プレデターパルスに変更。
当時はキックにフォーカスを当てていたプレデターで、プレデター特有のラバーが特徴的なスパイクでした。
たぶん30半ばくらいの年の方は、履いていたという方も多いのではないでしょうか。
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その後はお馴染みのアディダスを愛用、プレデターも時代に合わせてアップデートされ、インソール部分に重りの入ったプレデターアブソリュートや、
(※30前半の方がドンピシャ?)
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更に重りが改良され、粉末状になったことでキックパワーを高めたプレデターパワースワーブ、
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2010年のサッカーW杯で登場したパワーシューターモデルのプレデターXも着用。
アブソリュート辺りからラグビー向けプレデターも発売されており、カーター選手はラグビー向けプレデターを着用している事が多かった模様。
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そしてその後サッカーはプレデターリーサルゾーンというモデルになりましたが、ラグビースパイクはプレデターインクルーザ(現マリスコントロール)へ派生。
カーター選手はインクルーザをメインで着用し、
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代表100capの際は、記念の特注ゴールデンブーツも作成されています。
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その後もカーター選手はインクルーザを着用し、インクルーザ自体も時代に合わせてモデルチェンジ。
基本的にはサッカースパイクのモデルが新しくなると、ソールを流用して新しくなるのがいつものパターンでした。
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そしてプレデターインクルーザがプレデターマリシィに変わり、
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神戸製鋼ではプレデターマリスコントロールに。
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最初期こそ違いましたが、長いキャリアを最後の最後まで、アディダスのプレデターと共に歩んできたのがダン・カーター選手でした。
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ダン・カーター選手とプレデターは切っても切れない、代名詞のようなスパイクにもなっていたプレデター。
今後のダン・カーター選手の活躍、そしてプレデターの進化を楽しみにしたいですね。
ではでは
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