バランス向上を強みとしたインソールであるBA2NE。
今回はミッド~ローアーチタイプのインソール、バネ アスリートグリップ7の解説です。
まず特徴として、運動時のバランス向上
そしてパワー向上に力を発揮しやすいのがアスリートグリップ7です。
アスリートグリップよりも薄型で、スパイクのフィッティングも損ないにくく
加えて、サポート性の高い一枚となっているのがアスリートグリップ7。
それでは、早速機能性を紹介していきます。
機能性
メインの機能

まずバネインソールの特徴として、主に土踏まず部へのサポート
そして、かかとへのサポートが挙げられます。
3か所ある土踏まず部へのサポートをフレキシブルに追従するTPU樹脂で作ることで
土踏まずの動きを活かしつつ、支えるのが特徴です。



詳しく見ると、このように内側、外側、横の土踏まずへサポートするような設計。
そしてこれらが、土踏まずの動きに合わせて一緒にたわみ、動いていきます。
その結果、バランスが良くなるのが本作の特徴です。


ちなみに土踏まず部分は圧迫、固定してしまうと問題が出やすいですが
本作では肉抜きされたTPU樹脂を用いています。
そのため、適度な柔らかさとサポート性、問題が出にくいのも良いところです。


加えてかかとの前側~内側を盛り上げることで、過度にかかとが内側に倒れるのを防ぐ設計も採用。
また、かかと自体は両サイドを少し競り上げ、左右へのぐらつきを抑える仕様です。
この構造を絶妙な硬さ、柔軟性を持ったTPUで構成しているので
かかとが内側に倒れすぎることによる問題や、前側に倒れる問題を緩和するような機能が備わっています。
その他の機能

また、バネインソールの特徴としてかかとに特殊な衝撃緩衝材が入っていない事が挙げられます。
直接的な衝撃を緩和するのには、例えばジェル素材やクッション素材を用いると効果的ですが
あまりに柔らかいと安定性を欠くため、あえて通常のフォーム材にとどめてあります。
ちなみにこの仕様によって、足裏3点支持がしやすくなっています。
要するに、バランスが良くなりやすいということ。

そして、基本のフォーム材は約2mm程度とやや薄手の設計です。
また、適度な硬さと反発性がある仕上がりでもあるので、球技系でおススメ。
加えて表面には起毛素材が用いられており、通気口も空いているため
適度に滑りにくく、汗をかいても問題ないように仕上がっています。

このベースの青いTPUプレートで足のバランスをある程度整えつつ
フレキシブルさを残すことでスポーツ時に違和感、痛みなく使用しやすくなっているのがアスリートグリップ7の特徴。
薄型設計のためスパイクとのフィット感を変えにくいのも、アスリートグリップ7の長所の一つとなっています。
まとめ

アーチタイプ、土踏まずの高さとしてはミッドアーチ~ローアーチ傾向の方に適しやすく
スパイクとのフィット性も悪くなりにくいアスリートグリップ7。
個人的にも踏ん張りが効く印象が強いので好きなので、時々使用しています。
ちなみに安定性よりももう少し運動性を高めたい場合はボールスポーツもありだと思うので
比較検討してみてはいかがでしょうか。
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