エヴォパワー VIGOR 1 HG

本日は、


















プーマから発売された最新サッカースパイク、エヴォパワー VIGOR 1 HGの紹介です！


















エヴォパワー VIGOR 1 HGはキックとフィットに特化したサッカースパイク。







ニットの柔らかさと、キックを重視した多彩なギミックが詰め込まれた一足です。















それでは、早速見ていきたいと思います！













『足型』














ラストにはパワー APTOラストを採用。





足幅E程度、甲標準、爪先回り低いものとなっています。














今回サイズも若干小さめ、かつ爪先回りも低いということで1サイズアップで購入。





今回は25.5cmでレビューしていきます。















『アッパー前足部』






















まずアッパーベースにはスパンデックスが採用されています。


















伸縮性素材であるスパンデックス(ニット)をベースにしたことで足馴染みのよさ、フィット感を追求しています。


























そのスパンデックスの間にアキュフォーム3Dドットを採用。









適度な反発性と柔らかさを併せ持つアキュフォームがボールコンタクト時にボールとの接触面積を平面化し、均一な当たりに仕上げることで、キックの精度を高めることに成功しています。







また、ドット形状にしたことでスパンデックスの伸縮性も阻害しない作りとなっています。




















更にこのスパンデックスの上にアダプライトマイクロファイバー(日本製)を採用。




















縦方向に伸縮し、横方向には伸びにくいアダプライトマイクロファイバー。





その素材をアッパーに採用したことで、キック時の足の動きに自然にフィットし、サイドへの足のブレを防ぐことで足のしなりを利用した力強いキックをサポートしています。




















そのアダプライトマイクロファイバーの表面をコーティングするのがグリップテックスプリント。









特殊な樹脂コーティングを施すことで、ボールグリップ力をアップさせています。






























これだけの機能に加えて、爪先にはラバーコーティング加工を追加。





爪先回りの耐久性を高めています


























このように、アッパーにこれだけのギミックが詰め込まれているのが、今回のエヴォパワー VIGORというスパイクです。

























『アッパー中足部』
















アッパー中足部にもスパンデックス、アダプライトマイクロファイバー、アキュフォームを採用。







シューレースはセンターに配置されています。



































今回シューレースシステムにはシューレースフックを採用。







アッパーのスパンデックスに直接縫い付けたようなフックとなっています。

































そして今回はシュータンのない、スリップ・オン・コンストラクション構造を採用。









スパンデックスで構成された足首～甲回りが足にピタッとフィットする設計となっており、着用する際はわっかを縦方向に引っ張って着用するように出来てます。






























ちなみに全面にアキュフォームは採用されているので、キックに目がいきがちですが、トラップ等、ボールコントロール性も向上しているのが今回のVIGORです。

















『アッパー後足部～内部』























アッパー後足部にはヒールカップを内蔵。





しっかりとかかとをホールドし、安定させますが、後足部サポート範囲が低めであるため、そこは注意が必要です。


































かかと内側、ヒールライニングには起毛素材を採用。





かかとへの食い付き、足当たりを良くしています。

































アッパーライニングにもスパンデックス×アキュフォームを採用。







中足部には補強も入っていますが、アッパー前足部には足が中でズレないようにアキュフォームまで搭載されています。











恐らく、この裏地のアキュフォームがサイズ感覚にも影響を及ぼしているかなと思います。





























インソールにはシンプルなものを採用。







ミッドソールはフルレングスタイプで、スパイクの重量は27cmで約273gとなっています。



















『アウトソール』




















アウトソールには土、人工芝、短めの天然芝に対応した15本スタッドを搭載。































キック時の軸足の動作を解析し、重心がかかりやすい位置に縦長楕円のブレードスタッドを配置。









左右への足のブレを抑え、キック時の軸足の安定感を高めます。






























また、他の部位には円柱スタッドを多数採用したことでソールの安定性と旋回性を向上させています。




































屈曲位置は適切ですが、素足感覚のスパイクではないため、全体はやや硬めのアウトソール。







キック時の安定性を追求した、コンセプトに沿った良いソールに仕上がっています。















『まとめ』




















キック×フィットの為に様々なギミックが詰め込まれたエヴォパワー VIGOR 1 HG。







その機能性は確実に前作からパワーアップしているといって良いでしょう。


























実際に着用してのレビューはまた後日。









ちなみにエヴォパワー VIGOR 2 HGは、





･アッパーが人工皮革



･アキュフォームライニングではない



･ラストが微妙に違う



･ちょっと軽い





といった所が違いますが…基本的にはエヴォパワー VIGOR 1 HGの方が高性能なので、個人的には1をおすすめします。





















ではでは(^_^)/

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