タイガーラグ EX-JP2 レビュー!

ラグビースパイク 着用感想&紹介記事

本日はアシックスのラグビースパイク、











図28










タイガーラグEX-JP2のレビューです!







EX-JP2は闘うFWのために作られたラグビースパイク。













図26






強靭なホールドとフィット、そしてグリップ力が持ち味の一足です。







(EX-JP2の機能性詳細はこちらの記事をどうぞ

















『足型』











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足幅は3E程度と幅広。







つま先回り標準、甲標準程度となっています。

















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今回は25cmをチョイス。







0014としては緩いですが、TRUSOXを履けば着用できる程度のものに。











基本的には標準~幅広の足の方に合いやすい設計となっています。















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また、フィッティングに関しては補強パーツは多いものの、そこまで硬い素材は使われていないので優しく足を包み込み、守ってくれる感覚が強いものに。









足をしっかり、かつ優しく支えてくれる、そんな印象を受けるフィット感です。















【フィット感】

★★★★★☆☆☆☆☆×3
























『アッパー前足部』











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アッパー前足部にはカンガルーレザーを採用。





両サイドには人工皮革が補強で入っています。















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このカンガルーレザーに関しては採用面積も少ないため、カンガルーの心地いいフィット感を受けるようなものではないものに。











悪いフィット感ではないですし、ホールド性の高さは感じられるのですが、わざわざカンガルーにしなくてもアシックスなら良い人工皮革があるので、そちらで良かったようにも感じます。















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ただ、とは言えそれなりに良いフィット感と、ホールド性の高さを両立させているEX-JP2。





ここに関しては文句なしといっていいと思います。





















【ホールド性】

★★★★★★★★☆☆
























『アッパー中足部』









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アッパー中足部にはタイガーライン、人工皮革による補強がなされ、シュータンにはスポンジ材が配されています。















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図12










この中足部も足を守りつつ、かつ硬すぎないフィット感が好印象。











激しい動きの中でもズレは少ないですし、













図18










甲部へのダメージもスポンジ材が効いているので、比較的ダメージを受けにくいものに仕上がっていたように思います。





























『アッパー後足部~内部 & キック』











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アッパー後足部、かかとにはヒールカウンターを搭載。





内側にはPHFを採用しています。















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このかかと周りは低反発スポンジのPHFがしっかりとかかとを包みつつ、強固なヒールカウンターがぶれないかかとを実現。











がっつり踏ん張れる、しっかりと強度を保ちつつ、フィット感も良いかかとになっていました。



















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ただ、キックに関しては正直微妙…笑







肉厚のシュータン、キックよりもホールド、耐久性、肉弾戦仕様になっているため、蹴り心地は痛くはないものの上手く蹴れるとはいえず…笑



















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とりあえず蹴れる、というレベルの話なので、やはりEX-JP2はFW向けのスパイクだということを再確認できました笑

















【キック】

★★★☆☆☆☆☆☆☆
























『アウトソール & ダッシュ、ステップ、ターン』













図9

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今回一番癖のあるところが、実はアウトソール。





スクラム、ラック専用肉弾戦向けスパイクに仕上がっています!















図2


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この6×2の取り換え式ソールで、使用しても突き上げ感なく、中足部にもしっかりとした合成補強パーツがあるのですが、















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屈曲位置がこの中足部前部なんですよね。





これには実は仕掛けがあって、













図3


図4






このように低い姿勢、特にラックやスクラムでの攻防の際に、前六本がしっかりと地面をつかんでグリップ力を発揮できるような設計になっているんです!

















図5図6









なので、ラック、スクラムの攻防で体重の重い、筋力のある選手が相手でもしっかりと踏ん張れるものに。







アタックでもディフェンスでも、低い姿勢のまま安定感高くしっかりとしたグリップが発揮されるので、力強く踏ん張れるものに仕上がっています

(0014は体が硬いので6本全て刺さっていませんが、十分刺さるものです。)

















図13


図24


図23








一方で、本来中足部の剛性は走るためにも必要なもの。









雨天時であればそこまで問題ないですが、ラン時にはややサポート性、反発性のなさを感じることも…



















図22

図17
図15


図11








ステップも、もともとのグリップが強烈なので鋭く切り返せますが、素足感覚のグリップでは当然ないですし、スピードに乗った後のサポート感、反発性は弱く感じます。













図10









ただ、スクラム、ラックに命をかけるFWにはアッパーも含めて非常に頼もしい一足に仕上がっていることは間違いないものに。









フロントファイブは購入を一度考慮すべきスパイクだと思います。

(逆にバックスはそこまで必要ないかもです)















【スピード】

★★★☆☆☆☆☆☆☆









【ステップ】

★★★★★★★☆☆☆








【パワー】

★★★★★★★★★★














『まとめ』















図27








完全にFW向けとして機能が装備されているEX-JP2。







そのフィット感、保護性、特殊構造のグリップ力等、まさに闘うFWに向けて作られた一足に仕上がっています。

















図9







現代はフロントローであれ走力を求められるので絶対的に良いかは別ですが、スクラムやラックが重要なのも事実。









スクラム、ラックで圧倒したいFWは購入を検討してみても良いかもしれませんね♪





















総合評価

46/80
































ではでは









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