本日はスパイク(シューズ)を選ぶうえで確認しておきたいポイントの一つである、
つま先周りの形状になります。
優先順位的にはかかと、サイズと同様に大切になる指先の形状。
まずは平面での形状ですが、物凄く大まかに分けると足形がまず三種類
・親指が長いエジプト型
・人差し指が長いギリシャ型
・比較的指の長さがどれも同じくらいのスクエア型
の三種類。
(※60:30:10位の割合ですが、最近若い子はギリシャ多めになりつつあるようです)
この足形どれかに極端に振ったスパイクは多くなく、割とエジプト~ギリシャ型ならある程度履けるように設計されていることが多いものとなっています。
スクエア型、指の長さが概ね横一直線、あまり違いの無い方については、やむを得ずサイズを上げる場合がありますが、他のシューズ(革靴とか)であればスクエア向けのシューズがあることもあります。
ただ、勿論このようにどれかの足形に振り切ったスパイクもあるので、まずは自分の指の形と靴の形が合うかどうか、は一つポイントとなります。
そしてあまり合いにくいだろうと思われる形状が、
つま先が異様に低かったり、
つま先の傾斜が外の方が高かったりする形状。
こうした形状のものは良い悪いはさておき、多くの方の足には合いにくいだろうことが想定されます。
(※親指より小指の方が太くて大きい人…はあまりいないと思われます。熊とかかな)
また、つま先周りの素材が硬すぎるものも、サッカーにおいてはあまりおすすめできません。
特に親指や小指は圧迫感を感じやすく、素材が硬いと接触時にすぐ違和感に繋がります。
(※逆に言うと人差し指とかは感じにくい人が多いので、指が曲がってしまうことに注意です)
踏まれることが多い場合や、落下物が落ちる可能性のある作業靴なんかではむしろ鉄の芯を入れる位ですが、ぴったりサイズを履くサッカースパイク、かつボールの感触を大事にするとなると、つま先はあまり硬くないものの方が好ましいと言えます。
その上、基本的にヒールの強度と精度、中足部の強度と精度が高く、他必要であれば多少の滑り止め、適切な使用方法を守れば、つま先周りが柔らかすぎることによるホールド感のなさ、足のブレというものはあまり発生しません。
(※動き方、足の使い方、接地や動作にもよります。が、極端でなく、機能的であれば概ね問題ないかと)
ちなみに度々よくあるスパイク親指内側が空く、もしくは当たりすぎる現象は、スパイクのカーブ形状と足の形状および捻じれにより発生するものに。
シューズを変えるか、インソール等での補強で多少解消されることが多いです。
様々な形があるつま先周りの形状。
変にきつい、緩い等が無いように、ある程度自分に合ったものを選びたいところですね。
※カーブの話はここにわかる範囲で書いてます
※スパイクの相談は下記マガジン内のメールアドレス、ラインからどうぞ
ではでは
コメント