プーマ キングアルティメット HG 2024年モデル 解説

サッカースパイク 着用感想

本日はプーマの新作スパイク、キングアルティメット HGの紹介、解説をしていきます。

2024年度モデルとして、マイナーアップデートが施されている今作キング。


更に履き心地、ボールコントロール、アジリティを強化しているキングアルティメット。

早速機能性の詳細を見ていこうと思います。
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詳しい解説はこちら

アッパー前足部


まずアッパー素材にはK-BETTERアッパーを採用。

今まで通り、レザーのような感触の人工皮革が採用されています。

レザーのような質感、柔らかさ、足馴染みを持たせているのがキングの特徴。


2024年度モデルでは、Grip Control 3Dと呼ばれる機能も搭載され、コントロール性をアップ。

前足部にも採用されており、ボールコントロール、タッチを強化しています。


足馴染み、ボールタッチを兼ね備えたアッパー素材のK-BETTERアッパー。

今作では更に、ボールコントロール性も強化されていました。
・ボールコントロール性を高めるGripControl 3D
・履き心地はそのままなK-BETTERアッパー

アッパー中足部


アッパー中足部以降もK-BETTERアッパーを採用。

アウトサイドはプーマロゴで、補強もされているデザインとなっています。


一方、インサイド面は大型のフィンが搭載され、ボールコントロール性を高める仕様。

こちらもGripControl 3Dが強く配置されているものとなっています。


また、甲部には薄型、ペラペラっとした起毛材を組み合わせたショートタンが採用。

若干アウトサイド寄りに配置することで、ボールコントロール性を高めています。


また、シューレースは細く薄いものを使用。

柔らかめのシューレースで、違和感を感じさせないものとなっています。


ちなみに内側も、インサイド面はトラップしやすく、アウトサイド面はブレにくくなっているのも特徴に。

こういった機構で、サポート性も強化されています。
・K-BETTERアッパーのフィット感が◎
・GripControl 3Dによるコントロールも◎

アッパー後足部


アッパー後足部、かかとにはヒールカップが内蔵。

今作はある程度強度とソフトさがミックスされたようなカップとなっています。

かかと的には、ある程度丸みがある方がフィットする印象。


かかと内側は柔らかな起毛素材で、かかとは広範囲に柔らかなオーソライトクッションフォームを配置。

フィットさせることをやや重視した仕上がりで、この辺ベースは前作と同じですが、細かな工夫が凝らされています。


裏材に関しては微起毛材で主に構成されており、一部テキスタイルでも構成。

トラップしやすく、ブレにくいような構成となっています。


また、中底に関しては特別仕様は変わらず、前足部にのみプレートが入っている設計。

衝撃分散は確保しつつ、軽量な仕上がりとなっています。


そしてインソールに関しては、表面にナノグリップテクノロジー採用のものが使用。

ここは断熱系のオーソライトではなく、通常のインソールとなっていました。
・ヒールとクッションで履き心地〇
・インソールで滑りにくさ〇

アウトソール


アウトソールは土、人工芝、天然芝に対応した、軽量なHGプレートを採用

ナイロンとウレタンを組み合わせた、軽量で汎用性の高いソールが搭載されています


特徴としては四角形と円柱を組み合わせている仕様で、グリップ力とターンのしやすさを両立。

程よいグリップ感で、扱いやすいスタッド構成。


これが後足部まで採用されており、全体的にしっかりとグリップが効く仕様に。

特別なギミックは少ないですが、シンプルに扱いやすいソールとなっています。


他HGモデルも同じように採用されているのがこのHGソール

軽量でもあるので、汎用性高く扱いやすいと思います
・前作から継続しているHGソール
・軽量性と程よいグリップが〇

まとめ

・ボールコントロールを支えるGripControl 3D
・細やかな配慮でフィット感アップ
・フィット性抜群のK-BETTERアッパー
特徴としては上記の3点が主な長所に成り得るスパイクです。
どのような選手に適しているかというと、
・フィット感を大事にしている選手
・その上で、ボールコントロール性やアジリティも必要な選手
K-BETTERアッパーのいい感触のフィット感は残しつつ、更に快適性を高めている2024年度版のキング。

好きな人は確実に好きだと思うので、まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

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