サッカースパイク グラウンド対応表記について 2024年度版(HG AG FG MG SG)

スパイク基礎知識 履き方&選び方

今回はサッカースパイクなどにおいて、よく記載されている

HG表記、MG表記、FG表記といった、グラウンド対応表記について記載していきます。

サッカースパイクにはグラウンド対応表記として、HGなどの表記があるものもありますが

初めて購入する方にとってはすぐにわからないと思うので、今回まとめておきます

グラウンド表記の概要

特にサッカースパイク、ラグビースパイクでは使用に適した環境ごとに、表記がついていることが多いです。

主な表記としては、以下
HG→土グラウンド対応
AG→人工芝グラウンド対応
FG→天然芝グラウンド対応
SG→ぬかるんだグラウンド対応
MG→マルチグラウンド対応
TF→ターフモデル。トレシュー
IN→インドアモデル。フットサル
と分かれています。

正確にはメーカーごとに微妙にニュアンスが違うものもあるのですが、大体こんな感じ。



この辺り特にちゃんと記載しているのがアディダス

グラウンド別のシューズの選び方まで掲載されているメーカーとなっています。

 
一方で、アシックスやミズノの製品の多くは、グラウンド表記がありません。

どのグラウンドで使用しても問題ない製品が多いので、そもそも表記が無いです。

 
また、正確に言うと少しややこしいのがHGモデルで

ナイキのみ、土グラウンド専用
アディダス、プーマ、ニューバランスのHGは、土、天然芝、人工芝全対応です

ナイキだけちょっと特殊と覚えていてもらえれば、良いかなと思います

グラウンド表記の課題


少しだけ難しい話も掲載しておきます。

当たり前ですが、製品についているグラウンド表記は、適切に使用したら壊れないという表記です。

HGモデルを土グラウンドで使用しても、いきなりアッパーとソールが剥がれたりはしないということです。

 

一方で、選手にとって使用するのが最適なグラウンドかと言われると、それは必ずしもYESではありません。

 
例えばプーマのスパイクには、FG/AG、天然芝と人工芝どちらも使用できるスパイクがあります。

しかし、天然芝で使えるスパイクを人工芝で使うのは、かなり身体にも負担が大きくなりやすいです。

そういう意味では

スパイクとしては対応しているけども、使うのは天然芝に限定したほうが良い、なんて製品もあります。

 
これらはフィジカル的な側面や、動作的な側面、身体的特徴、そしてグラウンドの状況などによって、選ぶ最適解が異なってきます。

例えば中学生が選ぶべきスパイクと、プロが選ぶべきスパイクは当然違いますし。

晴れている日と雨の日でも、選ぶスパイクは変わるかもしれません。

この辺りがグラウンド対応表記の現在の限界、難しいところになります。

まとめ

・基本的にそれぞれのグラウンドに対応したものを買おう
・厳密にはメーカー間で若干表記にばらつきはある
・細かくいうと、それだけではない
今回はサッカースパイクのグラウンド対応表記について記載していきました。

基本は製品表記に合わせて、適切なものを選べると良いと思います。




一方で、細かくいうと微妙に適切なものが違う、ということもありますので。

個別で相談したい場合は、NOTEマガジン内のLINEまでよろしくお願いいたします。

 
ちなみにこちらのお店であれば、適したシューズについてわかる方がいらっしゃいます。

予約制&インソール屋さんなので、インソールを作るついでに聞いてみてください。

個別のスパイク相談はNOTEマガジン内、LINEにてどうぞ

 

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