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サッカースパイク グラウンド対応表記について 2025年度版(HG AG FG MG SG)

スパイク基礎知識 履き方&選び方

今回はサッカースパイクなどにおいて、よく記載されている

HG、MG、FGといった、グラウンド対応表記について記載していきます。


サッカースパイクにはグラウンド対応表記として、HGなどの表記があるものもありますが。

初めて購入する方にとってはすぐにわからないと思うので、今回まとめておきます。

これだけ読めば選び方がわかる 総集編記事はこちら

グラウンド表記の概要

まずサッカースパイク、ラグビースパイクでは使用に適した環境ごとに表記がついていることが多いです。

主な表記としては、以下
HG→土グラウンド対応
AG→人工芝グラウンド対応
FG→天然芝グラウンド対応
SG→ぬかるんだグラウンド対応
MG→マルチグラウンド対応。人工芝専用が多い
TF→ターフモデル。トレシュー
IN→インドアモデル。フットサル
と分かれています。

ただ、正確にはメーカーごとに微妙にニュアンスが違いますが…大体こんな感じです。



ちなみにこの辺りを特にちゃんと記載しているのがアディダス。

グラウンド別のシューズの選び方まで掲載されているメーカーとなっています。

 
一方で、アシックスやミズノの製品の多くは、グラウンド表記がありません。

どのグラウンドで使用しても問題ない製品が多いので、そもそも表記が無いです。

 
また、正確に言うと少しややこしいのがHGモデルで

ナイキのみ、土グラウンド専用。
アディダス、プーマ、ニューバランスのHGは、土、天然芝、人工芝全対応です。

ナイキだけちょっと特殊と覚えていてもらえれば、良いかなと思います。

 

グラウンド表記の課題


これだけではあれなので、少しだけ難しい話も掲載しておきます。

当たり前ですが、製品についているグラウンド表記は、適切に使用したら製品が壊れないという表記です。

HGモデルを土グラウンドで使用しても、いきなりアッパーとソールが剥がれたりはしないということです。

一方で、選手にとって使用するのが最適なグラウンドかと言われると、それは必ずしもYESではありません。

 
例えばプーマのスパイクには、FG/AG、天然芝と人工芝どちらも使用できるスパイクがあります。

しかし、天然芝で使えるスパイクを人工芝で使うのは、かなり身体にも負担が大きくなりやすいです。

そういう意味では

スパイクとしては対応しているけども、使うのは天然芝に限定したほうが良い、なんて製品もあります。

 
これらはフィジカル的な側面や、動作的な側面、身体的特徴、そしてグラウンドの状況などによって、選ぶ最適解が異なってきます。

例えば中学生が選ぶべきスパイクと、プロが選ぶべきスパイクは当然違いますし。

晴れている日と雨の日でも、選ぶスパイクは変わるかもしれません。

この辺りがグラウンド対応表記の現在の限界、難しいところになります。

 

まとめ

・基本的にそれぞれのグラウンドに対応したものを買おう
・厳密にはメーカー間で若干表記にばらつきはある
・細かくいうと、それだけではない
今回はサッカースパイクのグラウンド対応表記について記載していきました。

基本は製品表記に合わせて、適切なものを選べると良いと思います。




一方で、細かくいうと微妙に適切なものが違う、ということもありますので。

個別で相談したい場合は、NOTEマガジン内のLINEまでよろしくお願いいたします。

 
ちなみにこちらのお店であれば、適したシューズについてわかる方がいらっしゃいます。

予約制&インソール屋さんなので、インソールを作るついでに聞いてみてください。

個別のスパイク相談はNOTEマガジン内、LINEにてどうぞ

 

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